阿部伸子 様
昨年の10月から、マウントフジフラワーエッセンス基礎講座を受け始めて、1月中旬から、マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座が始まった。
プロ養成講座が終わる3月には、青森から通う生活が、もう半年にもなる。
随分と長い間、青森と東京を往復したなあと主人に感謝しながら、自分のがんばりにも、えらいえらいと褒めてあげたい。
また、その間、友達にもたくさんお世話になり、感謝感謝の生活を送らせていただいた。
プロ養成講座第1回目、「二ではない」という言葉を習った。
その言葉を、早速、人を判断してしまった時とか、嫌な気持ちになった時などに、頻繁に使ってみた。
この言葉を心の中で唱える度に、内面に広がりを感じ、外を見る目も柔らかくなることに気がついた。
意識してこの言葉を唱え始めて、ダンスのワークショップに参加する機会に恵まれた。
そこで、人と人が触れ合いながら、すべては一つだということを体験できた。
「二ではない」ことを意識したら、すぐに体験する機会が向こうからやってきたようで、不思議な感じがした。
第1回目の授業から、自分の感覚、内なる導きで相手のエッセンスを選び始めたが、いきなりやってくださいと言われても、何をどうすればいいのか戸惑った。自分の感覚を信じることの怖さ、基準も何もない中で、微細な自分の感覚や直観で選んで、本当に正しく選ばれているのかなと不安になった。
ものすごく勇気をもって、選んでいった。
ペアを組んだ人に、微妙に惹かれるボトルを選ぶことができた。
また、「自分に自信を持つ」というテーマで、ペアの人が自分に選んでくれたのは、第4チャクラに、リンドウ、ムシトリナデシコ、リュウノウギク、第1チャクラに、サオトメカズラ、フジだった。
飲み始めて1日目、ハートが苦しくなる夢を見た。
また、精神面では、人のことがあまり気にならなくなってきたような気がする。
なぜかむしょうにグランディングしたくて、体で表現したい欲求を自分の内に見つけたので、ダンスのワークショップに参加することにした。
サオトメカズラが、衝動を強くしてくれたのだろうか。
そのダンスのワークショップは、人と人が一体感を感じるような内容だったので、それを通して、恥ずかしさや守っていたものを、かなり捨てたように感じる。
守りたいものを捨てる怖れに向き合うことに、自分から飛び込んだのは、リュウノウギクやフジが、昔の感情を解放させてくれたからなような感じがする。
また、ハートチャクラにでたムシトリナデシコ、リンドウは、今の主人との関係を表している感じがした。
自分の欲求を殺してしまったり、または、反対に操作していたかもしれないなあと、説明を読みながら感じた。東京に通って勉強することに関しては、主人は納得してくれて、「がんばってこい」と言われながらも、わたしには少し罪悪感もあった。
青森にいる間は、がんばりすぎて自分の首を締めてしまって、バランスを崩して、けんかになっていたなあと思った。
ムシトリナデシコが、バランスの取れた関係を築けるように、勇気づけてくれているような感じがした。
東京に1週間いる間、罪悪感も取れて、エキサイティングな生活を自由に送るようになった。
やりたいことはどんどんやって、人生を楽しんでいる自分を見て、主人にとても感謝しながら、自分を祝福したくなった。この頃から、喜びの人生を実感始めた。
第2回目の授業。
自分のテーマは「エッセンスを自信を持って選ぶ」にした。
まだ全然、自分の感覚や直観で選ぶ方法のコツがわからないまま、部屋の一番前の方で、ペアを組んで選んだ。
一番前で見られているという意識から、緊張してしまって、ボトルをペアの方のエネルギーフィールドに置いて何回も確認して、時間がかかってしまった。
ペアの人が自分に選んでくれたのは、右足にウメ、左足にイヌキクイモだった。
静かな瞑想のスペースから、自分を信頼していくことが大切なんだなと思った。
他には、第2チャクラにキリ、第3チャクラにマツヨイグサ、第5チャクラにフキノトウ、第6チャクラにボケ、第4チャクラにシャクナゲ(ペイルピンク)が出た。
シャクナゲ(ペイルピンク)を除く花が、男性性、女性性に働く花のカテゴリーのものばかりだったので、主人との関係や、自分の中の男性性、女性性に働く必要があったのかなと思った。
シャクナゲ(ペイルピンク)の慈愛をもって、主人と関わっていくことが大切なのかなと思った。
飲んで1日目、好きな人が離れていく恋愛のシーンの夢を見た。
とてもハートが寂しく感じて、過去の自分の怖れに直面した思いがした。
又、飲みながら、彼との関係を、もっとお互い自立しながら、女性として自信をもっていきたいと思った。
マツヨイグサが、過去に持っていた恐れを、表に出してくれたような感じだった。
飲んでいた数日間、主人と離れていてとても寂しく感じ、近くにいないことに対する不安がでてきた。
このように、先週と全然違う気持ちが出てきて、エッセンスが強く影響していることを感じた。
第3回目、「自分のやりたいことを、大変な中でやりぬくこと。ハートの癒しとグランディング」をテーマにした。
青森と東京を毎週往復して、疲れがピークになって、精神的にも肉体的にも、バテ気味になってきた。
第1チャクラにワレモコウ、セイタカアワダチソウ、第4チャクラにオダマキ、ウワミズザクラ、サオトメカズラ、第6チャクラにミゾソバ(ピンク)が選ばれた。
青森にいた3日間、自分以外のことにエネルギーを使い果たした感じがして、ストレスが相当たまっていた。
それを、ワレモコウが解放してくれているような感じがした。
また、セイタカアワダチソウが、青森で自分自身でいる時間もない時に、パワーを与えてくれるような気がした。
そして、ウワミズザクラが、青森で人に合わせてばかりいた自分を、優しく、本来の自分に戻してくれる感じがした。
飲みながら、自分のパワーを、ダンスワークに参加したりしていた時のように、喜びとともに感じたいと思った。
体がとても疲れていたので、自分に優しくしようと思い、マッサージを予約して受けてきた。
第4回目では、第3回目に続いてオダマキが選ばれた。最近、たくさんの人の中に入ったり、友人と久しぶりに会ったり、新しい友人が出来たりしていた。
オダマキが、サポートしてくれているんだなと思った。
「青森との往復の疲れから回復したい」というテーマで、選んでもらった。
肉体的に限界がきていて、きつかった。
オダマキの他には、ウメ、リュウノウギク、マツヨイグサが選ばれた。
今回の4本は、全部、以前一度選ばれたものばかりだった。
一人静かに、ゆっくりとくつろぎたい気持ちでいっぱいだったので、ウメはほっとさせてくれた。
また、マツヨイグサは、女性性を受け入れること、自己愛、表現する勇気ということで、どれもぴったり当てはまり、自分の欲求そのままだった。
飲み始めて、いろんなことにチャレンジしている自分がいて、また楽しく回り始めた。
ありのままでも受け入れられるんだと、気付きが多い一週間だった。
第5回目は、ペアでなくて自分で選んだ。
テーマは、「本当の自分になる」にした。
第1チャクラにタチツボスミレ、ネジキ、第3チャクラにサオトメカズラ、第4チャクラにノビル、第5チャクラにアイリスだった。
サオトメカズラが3度も選ばれていることは、なにか家系や先祖など、自分以外のものを手放す必要があるのだろうか?このころ、楽しいながら、寝不足だったりして、かなり忙しい日々を過ごしていた。
いろんな人と関わっていたので、一度、自分自身を見つめ直してみたくなっていた時だった。
第6回目は、遠隔ヒーリングの授業だった。
主人のエッセンスを選んだ。
彼のテーマは、健康になることだった。もともと健康なのだが、ちょうどその頃、背中が痛いとか、鼻風邪をひいたりしていた。
選ばれたのが、第1チャクラにキショウブ、オダマキ、第3チャクラにエゾノコリンゴ、ミツバツヅシ、第4チャクラにオオケタデ、第5チャクラにアイリスだった。
選ばれたものを彼に説明する暇もなく、2人で旅行に出かけた。
最初はとても仲良く楽しく旅行していたのが、2日目の夜に、くだらないことでものすごい喧嘩になってしまった。
旅行から帰ってきて、主人は青森に、わたしは東京に残った。
それから、ゆっくりとエッセンスの説明を読んで納得した。
喧嘩の理由が、「気持ち悪いニュース」のことだったので、第5チャクラに選ばれているアイリスそのものだった。
悪いものからの影響を、2人とも受けてしまったようだ。
おまけに、先週自分に選ばれていたのも、同じく第5チャクラにアイリスだった。2人とも、影響を受けやすいのだろうか。
また、主人に選ばれた、第1チャクラのキショウブとオダマキは、とてもパワフルに、古いものから新しいものへと変化を助けていて、周囲の人間関係も広がっていく様子をあらわしていた。
実際、飲み始めて数日後の異動で、主人の仕事場で苦手な人たちが、みんな転勤してしまったそうだ。
仕事するのに、とても気が楽になったと言っていた。
第3チャクラのパワーの使い方には、仕事柄、浄化が必要なのかもしれない。
ミツバツツジは、パートナーとの愛をより高いものへともたらすそうで、それはよかったと喜んでいたら、喧嘩から少ししてから仲直りできて、よりお互いを理解することが出来た。
また、飲んで1週間してから、主人はエッセンスのよさを感じてくれて、わたしがエッセンスを学ぶことに、ますます協力的になってきてくれた。
同じ回に、自分に選ばれたのは、第4チャクラにリンドウ、第5チャクラにマルバアオダモだった。
のどを浄化して、滞りをなくしてくれたのだろうか。主人との喧嘩になって、よい結果になったので、よかったよかった。
第7回目は、ペアを組み、じっくりフルセッションで選びあった。
この頃になると、だいぶ自分の選び方もわかってきて、最初に比べると、落ち着いて選べるようになった。
焦らなくなった分、丁寧に選べてきたような感じがする。
ただ、選ばれたエッセンスの説明を、テーマに即してするのがまだ難しくて、断定的な言い方にならないようにしながらも、理解してもらうにはどうしたものかと考えてしまった。
カウンセリングも、まだまだ難しくて、オウム返しだけでは深められないでいて、話が続かなくて困った。
相手の立場に立ってしっかり聴くというのは、なかなか難しい。
この時、自分のテーマにしたのは、「喧嘩で傷ついたハートを癒す」だった。
選ばれたのは、第4チャクラにアイリス、第5チャクラにオオキンケイギクだった。
ハートを開きながらも、くだらないニュースから発展した喧嘩に左右されずに、高い次元とチューニングを合わせて、そこから表現していくことが大切なのかなと思った。
実際、青森に帰ってから、主人とコミュニケーションもうまくいくようになり、本当に思っていることを話せるようになった。
喧嘩してから、主人のことをもっと好きになったかも。
マウントフジフラワーエッセンスプロ養成講座も終わりに近づき、いろんな気付きがあった。
中でも、人間関係において、嫌われることへの怖れがほとんどなくなり、いい人でいようとするよりも、自分に正直になろうという意思が強くなった。
たくさんの人と出会いがあり、前よりも自分を卑下することなく、自信を持って、ありのままの自分を見せられるようになってきたと思う。おかげで、とても楽になってきた。
また、いろんな人の違いというものを、受け入れられるようになったかなと思う。
プロ養成講座の間、主人とは何回か喧嘩はしたが、結果的に理解も深まり、よい方向に向ってよかった。
とても楽しい講座だったので、青森から、毎回休むことなく通うことができた。
また、最後までやりとげるという粘り強さも、少しはついたかな。
また、適当にやろうとする性格が、少し変化して、丁寧に物事に取り組む大切さを、エッセンスを選ぶ過程を通して、学んだような気がしている。
基礎講座からプロ養成講座と、六ヶ月間、本当にありがとうございました。