【質問17】自分に適切なフラワーエッセンスの使用量、回数、期間の見極めについて

本やインターネットを見て、自分の状態や症状に合うと書いてあるバッチフラワーエッセンスを、使用法に従って何本か使っていますが、何を使っても変化が感じられません。
また、変化がないので、いつ迄使えばいいかの判断も出来ません。
使いたい、使いたくないの感覚的な違いも分からないので、飲むタイミングも分かりません。
とりあえずは、本に書かれた回数で、1本飲み切るようにはしています。
変化が感じられない場合の使用量、回数、期間の指針はないのでしょうか。

回答:

基本的に、フラワーエッセンスは、必要な種類を使用する事で、変化を受け取る事が出来ます。
必要でない種類を使った場合、回数や期間を重ねても、変化を感じられないかもしれません。
ですので、今回のご質問は、ご自身にとって的確な種類を使用されているという前提で、お答えさせて頂きます。

フラワーエッセンスの基本的な使用滴数、回数、期間等は、ブランドによって多少異なります。
また、物理成分のあるお薬のように、決められた使用量や回数を守らなければならない、といった事もありません。
花のエネルギーの振動を取り入れる事により、共鳴作用でエネルギーボディー(サトルボディー)を徐々に整えていくフラワーエッセンスは、むしろ、個々の方の状態によって、回数、期間等が異なる事が多いものです。

ご質問者の方がおっしゃるように、使用者がフラワーエッセンスの作用を感じる事が、いつ使用するか、いつ迄使うか、いつ頃に種類を変えるか、といった指針となります。
確かに、ご自分の状態が分からない場合、どう使っていけばいいのか、決めかねる事もあるかもしれません。

基本的には、各ブランドが推奨する平均的な使用法に沿って、根気よく使っていかれるといいでしょう。

それ以外の方法としては、【質問16】フラワーエッセンスのペンジュラムでのリーディングについてでも取り上げた、ペンジュラムを使用する方法です。

ペンジュラムについて、ここで簡単にご説明しておきましょう。
ペンジュラムは、ダウジングという技術に用いる道具です。
ダウジングは、何世紀も前より、水脈や鉱脈の探知に使われてきました。
ダウジングの最初の文献の記述は、聖書の中でモーゼが木の棒を使って水を掘り当てたものだと言われ、日本でも空海が温泉を掘り当てたと言われています。
近代では、水脈、鉱脈、導管、ケーブル線の探知、地雷の発見、ヒヨコの雌雄の識別等、幅広い分野で活用されています。
日本のテレビ番組でも、小学校時代のタイムカプセルを探しあてる道具として何度か登場し、見事に掘り当てていました。
このように、見えないものを探す時にダウジングは役立つのですが、それは、内面についても言えます。
ご自身で、どのフラワーエッセンスを選んでいいか頭で考えれば考える程分からない時、何を使っても変化がない時には、頼もしい道具となってくれるかもしれません。

ただし、ペンジュラムを使う際には、感情が利害等が動かない事、ニュートラルである事といった前提があり、その為の環境設定や心身状態の準備が不可欠です。
技術として使いこなせるレベルである事が求められますので、ご自身で難しいなら、専門家に選んで頂く事も出来るでしょう。

例えば、日本フラワーエッセンス協会®認定バッチフラワーエッセンスセラピスト™のセッションでは、専門家として、

  • 使用するにあたってのテーマ設定(カウンセリング)
  • バッチフラワーエッセンスの選択(ペンジュラム *他の技法を使うケースもあります)
  • バッチフラワーエッセンスを使ったヒーリング
  • 選択されたバッチフラワーエッセンスの見立て(何故その人に選ばれ、どう役立つのか等)

を行います。
日常に戻ってバッチフラワーエッセンスを使用していく上でも、変化や気づきを受け取る事に役立つでしょう。

ペンジュラムの利点としては、一般的に推奨されている使用法に留まらず、より使用者に寄り添った、オーダ―メイドな使用法を特定出来るという点もあります。
例えば、その方にフィットした1日の回数、1回に使用する滴数、使用期間等を、特定する事が出来ます。
ストックボトルからミックスボトルに入れる滴数、最適なミックスする種類の数等も、特定する事が可能です。
それ以外でも、例えば、初期反応(浄化反応)が出ない種類だけを選ぶ等、細かい条件設定の下で、選ぶ事が出来ます。
自分を見つめる余裕がない程こころや身体が弱っている時、赤ちゃん、動物、植物、鉱物、空間、モノ等にフラワーエッセンスを選ぶ際にも、とても役立つでしょう。
また、フラワーエッセンスの現物が手元にない場合でも、選ぶ事も出来ます。
選ばれた種類の意味を本やパンフレットで読むだけでも、自分自身の状態を理解したり、見つめるきっかけとなるかもしれません。

文:パビットラ(中沢あつ子)

関連情報