【質問4】大天使ガブリエル《ホワイト》について

冬のお勧めに出ていた大天使ガブリエル 《ホワイト》のエッセンスを、頼みたいと思っています。

ガブリエルって、どんな天使ですか。
ラファエルについては書いてありましたが、ガブリエルについては何も書いてありません。
教えて下さい。

回答:

天からのメッセンジャー・子供の誕生を司る天使

ガブリエルとは、神の英雄という意味。
黄金の翼を持つ天の使者、神のメッセンジャーとして知られています。

処女マリアに、イエスの母となる事を伝えたのは、ガブリエルでした。
ボッティチェリをはじめ、様々な受胎告知の絵画に描かれている、ユリの花を持ったあの美しい天使は、ガブリエルです。

また、ガブリエルは、天国から降りた魂がおかあさんの子宮に入る道案内をし、子宮の中にいる10ヶ月の間、見守ってくれています。
ガブリエルは、子供の誕生を司る天使でもあるのです。

本来、天使に性別はありませんが、ミカエルをはじめとして、他の大天使達が男性的な姿として描かれているのに対して、ガブリエルは中世的な姿をしています。
女性の天使ではないかという説もあるのだとか。

大天使ガブリエル 《ホワイト》のエッセンスは、女性性、特にセクシャリティと関係するトラウマによいとされていますが、ガブリエルのこういった特質と、大いに関わっているのではないでしょうか。
決して汚される事のない内奥のピュアリティ、純粋性や処女性と結びつけてくれるこのエッセンスには、輝く純白のラベルがぴったりです。

また、ヨハネの誕生を告知したのもガブリエルです。
マホメットに神のメッセージであるコーランを伝えたのも、ガブリエルです。

神のメッセンジャーとして働くガブリエルは、通信関係の職業の人を守護してくれているのだそうです。
1951年、教皇ピウス12世は、ガブリエルの事を、「遠距離通信関係で働く人の守護天使」として宣言したのだとか。
大天使ガブリエル《ホワイト》のエッセンスは、郵便局で働いている方(今は特にお忙しい時期かも)にも、役立つかもしれませんね。

クリスマスの天使

また、ガブリエルは、この時期と深く関係しているとも言えます。
ルドルフ・シュタイナーは、ガブリエルの事を、冬の天使、「クリスマス的想像力」と結びつけました。

大天使ガブリエル 《ホワイト》のエッセンスは、純白のクリスマスにもぴったりのエッセンスだと言えるかもしれません。

ちなみに、12星座では、みずがめ座を司っているのだそうです。

文:パビットラ(中沢あつ子)