光と風が、この地で水と出会う季節。
感受性豊かな水のエネルギーは、
その時々の環境に寄り添って、様々な姿へと変化します。
たとえば、この地を縦断しながら、激しく地に降る姿として。
そして、その同じ水のエネルギーが、
空の上の光の元では、
天にそびえる柔らかな山や、
風を滑る繊細な絨毯になったりもします。
地上で出会う光のエネルギーも、
見えるところでは、
その磁力は、高まったり静まったりと、
変化していきます。
同時に、見えないところの光は、
気づいていてもいなくても、
スペースを貫き、
あらゆるものの隅々へと、等しく浸透し、
栄養を与え、
全ての内の光の仲間を、変わる事なくゆさぶっているのです。
パビットラ(中沢あつ子)