季節のことば 2008年 新春 

古い冬から、新しい春へと―
―橋を、架けましょう!

古いものに手放しになって、新しいものを許していく、季節の狭間にいて。
際立つ名残の寒さの中の、かすかな芽吹きの予感の中の、真ん中の時期にいて。

そうして、ゆっくりと橋の向こう側へと渡ったなら、
さあ、新たな一歩を踏み出して!
戻る橋は、もう抜け落ちています。

天と地の間で繰り広げられる、変化し続けるドラマを味わいながら、
これからの道筋を進んでいきましょう。

内なる信頼は、決して変わる事なく、いつもあなたと共に在ります。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2008年1月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :