第1回:感情、感覚、セクシャリティ

―第2身体(エーテル体)の「感じる力」を開発しよう―
食物が身体に栄養を与えてくれるように、「花の生命力」は、内面に栄養を与えてくれる。
内面は、何歳になっても成長するもの。「花の生命力」を生活に取り入れて、内面を健やかに育てよう。

第2身体(エーテル体)とは?

微細エネルギー解剖学的にみて、私達は、肉体以外に、いくつかの異なる次元でエネルギーの身体「エネルギーボディー(サトルボディー)」を持っています。
(図①参照)

今回は、第2身体(エーテル体)についてお話ししましょう。

第2身体(エーテル体)は、肉体の内から外側5~10センチくらいに広がり、通常は肉眼では認識されませんが、薄暗がりでぼーっとした視線で見ていると、紫がかった青白いガス状のものとして捉えられる事があります。

気、経絡、チャクラ、キルリアン写真に写るオーラは、第2身体(エーテル体)に属しています。

第2身体(エーテル体)は肉体を形作る情報の鋳型のようなもので、現実に現れた症状の75%は、第2身体(エーテル体)の不調和が発端であるとも言われています。

第2身体(エーテル体)は、海面にどこまでも波が伝わっていくような感応の質を持ち、感情、感覚、感受性、官能性といった感じる事を司っています。

好き嫌い、快不快、共感、性的な感受性は、この身体で起こる反応です。
別名「感情体」とも呼ばれる第2身体(エーテル体)は、感じる身体なのですね。
例えば、感動話に泣けたり、部活で連帯感を感じたり、場の空気を読み取ったり、ペットと飼主の雰囲気が似てきたり、恋人との官能的な溶け合いを感じるのは、この第2身体(エーテル体)。

恋愛、食物、お洒落をはじめ、地上的快楽を楽しむ能力を持っているのも、第2身体(エーテル体)です。

第2身体(エーテル体)が豊満だと、感情表現が豊か、開放的、スキンシップや密な関りをする、与えたり分かち合う事が好き等の傾向として表現されます。

豊満が故に波が大きくて不安定なら、感情を制御出来ない、気分がころころ変わる、暗示にかかりやすい、情に流される、物事を過大にしたり混乱させる、感情やセクシーさで駆引きする、言動に一貫性がない等の側面が出る事も。
買物、お酒等、何かの快楽に依存的になる事もあるでしょう。

発達した第2身体(エーテル体)は、ミロのヴィーナスのイメージ。
この身体が分厚いと、肉体も豊満か、フルーツのようなジューシーさがあったり、芯がなく柔らかで丸い印象があります。

第2身体(エーテル体)の2つの性質を知る

また、第2身体(エーテル体)は、溶け合う事と独りでいる事、好きと嫌いの二極を動く、寄せては返す波のようなリズムを持っています。

例えば、いつも恋人と一緒にいなきゃ、大好きでなきゃと無理しているなら、波を寄せたまま留めようとしている状態。
でも、いつか波は引かなければなりません。
そんな時には、自然なリズムに抵抗していた分、ドッカーンと大きな引き波が来て、ケンカしたり、極短な場合は別れてしまう事で、無意識的に独りになれるよう仕向ける事があります。

表層では理由があったとしても、第2身体(エーテル体)の波のリズムを保つ為にケンカを起こしている、とも言えるのですね。

誰にも波のリズムがあると分かっていれば、ケンカ以外の方法を選択したり、ケンカしたとしても必要以上に自他を責めないですむかもしれません。

密な関係では、第2身体(エーテル体)が臍の緒のような見えないコードで繋がっています。
でも、大好きな相手であってもちょっと疲れるな、息抜きしたいな、と感じる時には、自分の引く波のリズムを尊重し、独りになる時間を持つといいのですね。

そうする事で、寄せる波の時も充実したものとなります。
また、お互いの波のリズムが違う時には、折り合いを見出す事が大切でしょう。

第2身体(エーテル体)を癒すには?

安心出来る人が側にいる時、第2身体(エーテル体)はくつろぎ、広がります逆にショックな出来事や辛い体験は、第2身体(エーテル体)を歪ませ、縮こまらせ、肉体との繋がりを弱めます。

もし、何かの体験以来、外界や人に対していつもどこかで緊張しているなら、人といても空虚感があるなら、第2身体(エーテル体)に、もう力を抜いても大丈夫なんだよ、と伝えてあげましょう。
それには、手に触れ息がかかる至近距離で、溶け合う事の心地よさや安心感を、繰り返し沢山体感する事。
相手は、人でも、動物でも、自然でも、食物でも、自分でもOKです。

例えば、猫の息づかいや暖かさと溶け合うように抱きしめたり、とっておきのカップに入れた極上のお茶を内臓にしみわたるように飲んだり、最愛の人であるかのように自分の身体を慈しんでマッサージしたり、くつろげる体験を重ねていきましょう。

滋養を与えてあげると、徐々に第2身体(エーテル体)はほどかれ、楽しい事や出会いも広がっていくでしょう。

第2身体(エーテル体)に役立つマウントフジフラワーエッセンス

セクシャリティや愛情表現を開く為に・・・「女性と男性」

困難な恋愛、長続きしない関係、問題のある異性を引き寄せてしまう背景に、自分の性や異性への否定が潜んでいる事があります。
深く見ていくと、両親との関係が関わっている事も。

ハートと性をつなげてくれるこのボトルは、セクシャリティや愛情表現の抑圧に働きかけます。
自分本来の女性らしさや男性らしさ、性的な魅力をオープンし、肉体感覚、感受性、官能性を開き、素直な愛情表現をうながしてくれるでしょう。

恋愛を避けたり、こころと裏腹の言動をしてしまう傾向にも役立ちます。

*テーマにそって企画された製品。フォーミュラー(飲用 30mL)オーラスプレー(オーラ外用 30mL)低温熟成マルセイユ石鹸(75g前後 )があります。

女性としての自己尊厳の回復に・・・「美しさとダイエット」

恋愛や性に関するトラウマから、贅肉を付けて外界から自分を保護したり、食べて満たす事で安心感を得ようとする事があります。
このボトルは、美や健やかさを妨げる習慣を変えていく意欲をもたらし、自己尊厳を刺激します。

出来事によって決して傷つく事のない「内なる処女性」を回復するこのボトルは、女性として見られる事への肉体レベルの抵抗、外見的コンプレックスにも有効です。

無意識にある自己価値の低さ、欠乏感から、性を使って愛情や承認を得ようとしたり、愛のない関係を繰り返してしまう傾向にも。

*テーマにそって企画された製品。フォーミュラー(飲用 30mL)オーラスプレー(オーラ外用 30mL)低温熟成マルセイユ石鹸(75g前後 )があります。

感情の安定と調和に・・・「アイリス(ブルーバイオレット)」

ここぞという時にいつも失敗する、占いの結果が気になる等、様々な暗示にかかって混乱したり、ささいな刺激で平常心を失いがちなら、このボトルが役立ちます。

不安定な感情故に仕事や人間関係が長続きしない、どこに行っても孤立して居場所がない感覚にも。

このボトルは、感受性の鋭さや同調する能力が、肯定的な形で活かせるようにしてくれます。

*単体の製品。ストックボトル(希釈して使う原液タイプ 10mL)があります。

エネルギーボディー(サトルボディー)の7つの次元(図①)

領域次元名称代表的な特徴・キーワード
全体性へと開かれる領域第7身体ニルヴァーナ体消滅、非実存
第6身体コズミック体実存、在る事、外的宇宙、全体性
第5身体スピリチュアル体覚醒、自己認知、内的宇宙、究極の主体
個人と全体性の間の領域第4身体メンタル体精神活動・・・
想像、空想、超常、夢
個人の領域第3身体アストラル体考える事・・・
想念、思考、自己イメージ、 何者かになりたいという欲望
第2身体エーテル体感じる事・・・
感情、感覚、感受性、官能性
第1身体フィジカル体肉体
フラワーエッセンスって何?

人生の様々な場面で、花は、私達に寄り添ってくれます。
国や時代を超えて、何故、花達は、こんなにも私達に愛されているのでしょうか。
それはきっと、私達の誰もが、花に内在する「何か」、本質的な力をどこかで感じ取っているから。

フラワーエッセンスとは、そんな花の本質的な力、生命エネルギーのエッセンスを、液体にインプットしたもの。
愛、勇気、喜び、美といった、誰もが永遠に求めていて、実は内側に既にある普遍的な本質に響きます。
花の本質と私達の本質は、共鳴し合っているのです。

辛い時、後押しが必要な時、自分らしく生きたい時、フラワーエッセンスは、私達に内在する本質に共鳴を起こす事で、調和を取り戻す事、本来の自分らしさを開く事、望む現実を実現していく事をサポートしてくれます。
本質的な力が、個性や長所という個人のユニークさを通して、その人らしく現実で具体化される事を助けてくれるのです。

どんな風に使うの?

フラワーエッセンスは、お酢やアルコールをベースとした液体で、小さな遮光瓶に入っています。
日本では、デパート、ハーバルグッズや自然派コスメを扱うお店等で売られているので、精油だと思われている方もいるかもしれません。

基本的な使い方は、飲用。
自分の目的に合った種類を、日に4~5回、毎回数滴程、2~4週間飲用します。(回数や期間は、個々によって幅があります)

副作用がなく、多く飲んだからといって害にもならないので、赤ちゃん、お年寄、ペットにも安心して使う事が出来ます。
お薬や健康食品等とも併用が可能です。

飲用の他に、身体の周辺やお部屋にスプレーするタイプ、石鹸、クリーム等もあります。

マウントフジフラワーエッセンスとは?

自分や家族に何らかの本質が必要な時、庭先に、その本質に通じる植物が根付き、花開いてくれる事があります。
「身土不二」にも通じますが、その場所にいる人達に必要とされるからこそ、花開き、不調和を整えたり、活力を与えてくれるのですね。

花には、それを形創る青写真、見えない設計図があります。
それは、その土地や人々の青写真と影響し合い、形となっていきます。

日本人のこころの象徴であり、世界有数のパワースポットでもある霊峰富士。
世界中でフラワーエッセンスが開発されていますが、富士山周辺の花達から創られたマウントフジフラワーエッセンスは、日本人に最も馴染むと言えるでしょう。

〔執筆者:パビットラ(中沢あつ子)〕
ヴェジタリアンのフラワーエッセンス開発者、指導家。日本で最初にフラワーエッセンスを導入し、フラワーエッセンス療法の体系化、専門家の育成、書籍の執筆等、先駆的役割を果たす。より日本人に合ったフラワーエッセンスの必要性を感じ、富士山周辺の花から日本初のマウントフジフラワーエッセンスを開発。ハートサポートシステム(有)取締役。日本フラワーエッセンス協会®会長。
心理療法家、カウンセラー、ボディワーカー、メタフィジカルワーカーでもあり、精神世界系から医療関係系迄、国内外で幅広く紹介されている。

著書: