太古に植物達がこの地球に誕生してくれた事で、他の命が生まれる環境を整えてくれました。
酸素も食物も、彼等の存在なくしては受け取れません。
そんな偉大な植物が最も豊かになった時に開き、たくさんのエネルギーが集約されている花。
古より、私達人間は、花が持つ神秘的な力を知り、それに助けられてきました。
明るい花、優しい花、謙虚な花、ほっとする花、元気になる花……。
広大な花園に咲く花々のひとつひとつが個性的であるように、私達も、たったひとりのユニークな個として、この世界に存在しています。
私達は、限りある生命の変化していく姿であり、宇宙、存在、大いなるものの一部でもあります。
おおいなるものの特質と共鳴する魂の特質が人格を通してこの世界で表現されている時、私達は、存在と調子が合い、幸福だと感じます。
フラワーエッセンスとは、特定の花が持っている私達の魂の特質と共鳴する特質を、物理レベルを超えた精妙なエネルギーレベルでインプットした液体、「花の精妙な振動」です。
その整ったエネルギーパターンは、元々その人に内在している同質の可能性、この世界で大いなるものの特質を体現する潜在性を刺激します。
そして、バランスを崩しているエネルギーパターンの歪みを微細な次元から整え、本来の自然な状態へと戻してくれます。
大いなるもの、それと共鳴する魂の特質、魂と人格を結ぶハイアーセルフ(*)、個としての人格、それらに再び光の橋を架けてくれるのです。
(*)ハイアーセルフとは、魂とコンタクト出来る高次の自己であり、転生を超えて存在する自分自身の一部。その人の魂の目的や使命、何を経験し、何を学んだかを、輪廻転生のレベルで知っている。
花のエネルギーであるフラワーエッセンスは、肉体や物質次元に直接働きかけるのではなく、私達のエネルギーのレベルに直接働きかけます。
チャクラやエネルギー身体に、そして、それらと関係する精神、感情、考え方や物事のとらえかたの癖、行動パターン、先祖や過去世や過去のトラウマ等に作用し、「本来の自分自身」、元々携えている潜在性、人生への更なる可能性へと開いてくれます。
副作用がなく、あらゆる年齢の方に、動植物等の全ての生物に、また、空間や場所やモノの浄化にも使用出来ます。
様々なセラピーやヒーリングとも併用可能です。
フラワーエッセンスの元祖、古典と呼ばれるのは、1930年代に英国で誕生した「バッチフラワーエッセンス」です。
英国のエドワード・バッチ博士により、39種類のフラワーエッセンスが開発されました。
より広いレベルでフラワーエッセンスを考えると、それ以前から、インド、エジプト、ギリシャ、ネイティブアメリカン、アボリジニをはじめ、世界中で、フラワーエッセンスとそれに近い癒しが、この地球に存在していました。
花を器に浮かべたり、朝露を飲んだり、蒸気を浴びたりといった儀式や健康法は、フラワーエッセンスの一種だと言えるでしょう。
また、太古の人々は、豊かな自然と協調しながら、とてもシンプルに生きていました。
花が咲く場所に入り、そこでひとり過ごすだけでも、フラワーエッセンスがもたらすような作用を受け取れたのです。
もっと神秘的な説では、アトランティスやレムリアの時代から、フラワーエッセンスが存在したというお話もあります。
現在も使われているバッチ博士のフラワーエッセンスは、大恐慌という時代背景、バッチ博士の医師としての立場が大きく反映し、主に感情や心理レベルに働きかけるという特徴を持っています。
例えば、せっかちな人に、自信のない人にといった具合に、いわゆる性格のようなものとして、それぞれの種類が説明されているのも特徴です。
60年代後半から登場したフラワーエッセンスは、性格によってのみ選択されるのではなく、また、人生での学びという角度からも表現されています。
90年代前後からは、世界中でたくさんのフラワーエッセンスが開発され始めました。
これらの新しい時代のフラワーエッセンスは、スピリチュアルな事柄への興味の拡大、ヒーリングやセラピーの多様化、自己実現や成長への欲求の高まりに呼応するように、世界中で同時発生的に誕生し始めました。
社会や家庭や自然環境の変化によって出てきた現代人の問題にも対応し、霊的なレベルから肉体に近いレベルに働くもの迄、様々な種類が作られています。
例えば、弊社で扱っているブランドの例を挙げると、霊峰富士とその周辺に咲く花から作られた日本のマウントフジフラワーエッセンス、インドのOSHOメディテーションリゾートとその周辺の花を中心に作られたブッダフィールドフラワーエッセンス、花ではなく鉱物のエネルギーを基盤に持つカナダのリビングライトエッセンス等があります。
パビットラ(中沢あつ子)
■参考動画