2018年2月~4月 気高い理想や夢のままで終わらせず、現実に形作っていく為に クレマチス

クレマチス

クレマチスというと、テッセンやカザクルマといった大輪のお花をイメージする方もいるかもしれませんが、このクレマチスは、2~3センチの白い小さな十字型のお花。
といっても、花弁はなく、花弁に見えるのは実はガク片。

クレマチスは、バッチフラワーエッセンスを開発したエドワード・バッチ博士によって、初期に見い出されたフラワーエッセンス。
最初は、現在行われている「太陽法」とは異なる方法で作られました。

2018年2月~4月 見えない世界のサポートと共に、軽やかに物質化していくために センニンソウでご紹介したセンニンソウは、日本に自生するクレマチスの原種。
休眠期の冬を超えて春を迎えると、ツルが伸び出し、夏にびっしりと花咲きます。

今回は、クレマチスとセンニンソウを、それぞれの季節のお勧めに選びました。

バッチフラワーエッセンスのクレマチス、マウントフジフラワーエッセンスのセンニンソウ。
どちらも、夢見たくなるようなよい匂いがし、どちらも、現実に引き戻されるような毒を持ちます。

また、クレマチスの別名オールドマンズビアード、センニンソウ(仙人草)という名前は、白く長い毛をつけた種が、白いひげを蓄えたおじいさん、あるいは仙人のようだから。

クレマチスは、現実からの逃避に役立つフラワーエッセンス。
未来や想像の世界の創造に浸っている夢見の状態から、地に足をつけ、しっかりと現実に臨在する事をサポートしてくれます。

美しく気高い次元を夢想するクレマチスに内在する可能性は、クリエイティブな理想主義。
想像の理想世界を、現実で創造していく事を助けてくれます。

現実から逃避して理想の未来を夢見る事は楽しいけれど、夢を現実化していくのが苦手、やる気が起こらない・・・。
そんな人達が、春を迎え、内的な創造を外的な創造へと降ろしていくプロセスに、春のエンジェルと共に、クレマチスは働きかけてくれるでしょう。

この時期、クレマチスとセンニンソウをミックスして使うのもお勧めです。
夢を現実で形作っていく事を、相乗的に助けてくれるでしょう。

クレマチスは、緊急時用エッセンス(5フラワー)に含まれてもいます。
失神、昏睡、麻痺といった、ある種、肉体から離れてしまったような状態から、しっかりと肉体へと戻るために。

パビットラ(中沢あつ子)

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2017年10月~2018年1月 あたり前となった信じ込みを受け入れ続けないために ワイルドローズ

ワイルドローズ

バラの中でも、いわゆる野生のバラ、野バラといえば、このワイルドローズ。

ワイルドローズは、一重のバラ。
大きく開いたピンクのハート型の5枚の花弁の中心には、イエローのおしべが輝いています。

実は、ビタミンCを多く含むローズヒップとして、ハーブティーなどに利用されています。
小鳥達も、この実が大好きです。

別名のドッグローズは、ローマやギリシャで、狂犬病の犬に咬まれた時に使われた事から。
ダッグローズが訛ってドッグローズとなり、ダッグ=ダガー(短剣)で、鋭い棘を意味しているという説も。
鋭い棘が、犬の牙に似ているから、という説もあります。

古の時代、ワイルドローズは、婦人科系の問題によいとされていました。

諦め、投げてしまった状態によいと言われるワイルドローズのフラワーエッセンスは、流産をはじめ、生命の根源的なエネルギー、性的なエネルギーが枯渇した時にもよいとされています。

ワイルドローズの花言葉には幅広い意味がありますが、「苦痛と享楽」、「痛手からの回復」というのが、このフラワーエッセンスのエネルギーを表現しているかも。

人生というワイルドな川の流れに飛び込む事なく、自分にとって望まない状態だったとしても積極的に変えようとはせず、無気力、無感動、諦めきった麻痺状態にある時に使われるのが、ワイルドローズ。

終わりへと向かっている2017年を感じ始める10月から、2018年1月にかけて、ワイルドローズのサポートを頂いて、人生にチャレンジするやる気や情熱を活性化しましょう。

「フラワーエッセンス基礎講座(パート1)」「バッチフラワーエッセンス基礎講座(パート2)」「バッチフラワーエッセンスプロ養成講座」の実技練習で、クライエント役の言葉からの情報だけではなく、無意識やエネルギーの状態からボトルをリーディングする技法を使うと、思いもよらなかったワイルドローズが選ばれる事があります。

人生諦めていないし、それなりに楽しくやっているのに、何故!?

そんな時には、人生全般ではなく、狭い領域で、「これが自分だ」と、あたりまえの事として受け入れている、今や意識にも上らず当然の前提となっている事がないか、自己観察してみるといいかも、とお伝えしています。

例えば、家系で連鎖しているから、親が~~だから、家柄や経済状態が~~だから、体型や容姿が~~だから・・・。

そんな、自分の力では変えられない、抱えていくしかないと思い込んでいる、諦めている事はないでしょうか?

ワイルドローズのワイルドなエネルギーが、新たな可能性に気づき、興味、冒険心をもって、積極的にチャレンジする在り方をもたらしてくれるでしょう。

もしかしたら、諦めの状態の背後には、長年の経験があるのかもしれません。
だとしたら、比較的長い期間、このフラワーエッセンスを使用するといいかもしれません。

また、ワイルドローズの質が深い次元へと届くサポートとして、マウントフジフラワーエッセンスのスピリッツとの混合も役立つでしょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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2017年7月~9月 繰り返されるパターンを手放し、内在する可能性を大きく開花する為に チェストナットバッド

チェストナットバッド

チェストナットバッドは、ホワイトチェストナット(セイヨウトチノキ)の芽。
バッチフラワーエッセンスの中には、ホワイトチェストナットの芽、そして開花した花の2種類のフラワーエッセンスがあります。

開発者のエドワード・バッチ博士は、ホワイトチェストナットの芽と開花した状態を、別のエネルギーとみなし、それぞれに独自の作用を見い出したのですね。
製造法も、芽はボイル法、花は太陽法と、異なるメソッドで作られています。

また、芽から作られたフラワーエッセンスは、39種類のボトルの中で、唯一、チェストナットバッドのみです。

もしかしたら、ホワイトチェストナットよりも、マロニエの方が、一般的に知られている名称でしょうか。

人の手のように開いた、とても大きな葉。
枝先に、末広がりの三角形状に伸び上がった、たくさんの花。
子供達は、茶色い実で遊ぶのが大好きです。

この木を見たなら、木全体のグラウンディングのエネルギーに、驚かれるかもしれません。
小さな芽の中に、葉と花のあの広大なエネルギーが可能性として詰まっていて、時期が来たら、それらは勢いよく溢れ出します。

チェストナットバッドは、同じ間違いを繰り返す傾向に作用するフラワーエッセンス。
芽のままでいる事なく、潜在している大きな可能性を開くようにと、教えてくれているかのようです。

興味深い事に、ホワイトチェストナットの花言葉は、天才、天分。
芽が開いた後、元々の才能は、天才のごとく、大きく開かれるのでしょうか。

夏から秋にかけては、エネルギーが伸び上がり、ピークとなる時期。
そして、ピークの山を越えると、実を結ぶ準備が始まります。

もう学んでもいいはずなのに、何故か同じ過ちを繰り返してしまう、普通なら1度失敗したら、2度目からは注意深くあるはずなのに・・・。

上司と衝突してまた仕事を辞めてしまった、もうこりごりと思っていた恋愛パターンにまた陥ってしまった・・・。
仕事であれ、恋愛であれ、勉強であれ、同じような事を繰り返してしまい、望む現実が遠のいていると思う事、ありませんか?

そう感じているなら、この時期のパワフルなエンジェルの後押しと共に、チェストナットバッドのエネルギーで、内在する大きな可能性が花開き、収穫されるよう、働きかけてみませんか。

チェストナットバッドは、人間関係のパターンからケアレスミスまで、同じ失敗を繰り返す傾向に対して、広く活用出来るフラワーエッセンス。

開く前の芽(子供)である事から、勉強に、習慣に、子供達にも広く重宝されています。

パビットラ(中沢あつ子)

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2017年4月~6月 気持新たに、興味と情熱をもって今を生きる為に ハニーサックル

ハニーサックル

ハニーサックルは、ガーデニングではポピュラーなつる性の植物。
イギリスに行った事のある人の中には、玄関ポーチやフェンスにハニーサックルを這わせている姿を、見かけた事があるかもしれません。

英名のHoney suckle(ハニー サックル)は、ミツバチ達が、この花の蜜を吸いに集まってくる事から。

和名は、匂い忍冬。
冬の時期も葉を落とす事なく、耐え忍んでいる事から。

甘い香がするこの花は、ハーブティー、ハーブ酒、ポプリ等に使われます。
精油は希少価値が高いため、天然ではないですが、海外では、キャンドルも見かけます

ハニーサックルは、スイカズラ科に属します。
同じ仲間では、マウントフジフラワーエッセンスのガマズミがあります。
すごくざっくりとですが、スイカズラ科は、生と死、愛と性、現実と夢見等と関わっていると言えるでしょうか。

このフラワーエッセンスは、あたかもハニーサックルの甘く魅惑的な香に酔ったように、現実感がなくなっている状態に使われます。

「あの頃は、本当によかった」といった過去への郷愁、「あの時、あんな事さえなければ・・・」といった過去への思い残し。
それが懐かしむ過去であれ、後悔する過去であれ、過去に浸ったような状態に役立ちます。

過去のショックやトラウマと似た状況に遭遇した時、現実より過去の出来事の方が大きくなって、混乱してしまうケースにもいいでしょう。

春に戻って来た光のエネルギーは、夏へと、更に高まっていきます。
眠りから目覚めなさい、開きなさいという光の呼びかけは、私達を、よりパワフルに情熱的にし、新しい事に目を向けさせてくれます。

新しい事をしようとした時、今とこれからに意識を向けた時、過去の記憶や、過去に抱いた感情が出てきてしまう・・・。
そんなふうに、過去のエネルギーが今の思考や感情に影響を及ぼす事で、今を実現しにくいなら、この時期のエネルギーサポートと共に、過去を癒すハニーサックルを使ってみるのもいいでしょう。

たとえこころが過去に浸っていたとしても、肉体は、いつも、今の現実にいます。
過去に気をとられて、肺や心臓が動きを忘れたり、血液が流れるのを先延ばしにする事はありません。
物質世界に属する肉体は、とても現実的なのですね。

ハニーサックルを使いながら、過去の記憶が出てきた時には、ゆったりとした呼吸に意識を向けたり、触覚を通して肉体を感じたり、肉体にチューニングを合わせるのもいいでしょう。

今とこれからを過去へと引っ張るエネルギーに、浸ってはいけません!
終わった過去を、未来でも繰り返す必要もありません。

春から夏の上昇するエネルギーと共に、今、ここ、目の前のリアリティを感じ、向き合い、行動する事へと。
ハニーサックルのサポートで、浸っている過去から出て、生まれ変わっていきましょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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2017年1~3月 眠りの冬から目覚めの春に、闇から光へと出て行くような、人として成長する時期に マスタード

マスタード

copyright(c)John-Morgan

バッチフラワーエッセンスには、落ち込みや鬱状態に働きかける種類がいくつかあります。
その中でも、マスタードは、理由のない落ち込みに作用するボトル。

冬の時期、思い当たる原因もないのに気持ちが欝々と沈んでいた方にとっては、眠りの冬から目覚めの春に向かうこの時期、季節と気持ちが足並みを揃えて開いていけるよう、助けてくれるでしょう。


微細エネルギー解剖学的に見るなら、マスタードが表現する理由のない落ち込み状態は、私達が霊的精神的に大きな成長を迎える前、今迄の古いエネルギーが新たに再配置される前に、なりやすい状態です。

このところ何年にも渡って、地球レベルでも日本レベルでも、何かしら大きな変化の潮流の中にいるのではないか、と、多くの人が感じ続けています。
自然、政治、経済をはじめとする外側の環境は勿論、人の内的な成長においても。

何故なら、私達は、地球の、宇宙の雛形でもあるから。
敏感な人は、より、自分自身の内にも、揺さぶるような変化の掘り起こしを感じているかもしれません。

今、自分自身の成長過程において、そんな変化の中にいると感じていて、その事について、ワクワクというよりは下降気味の気持ちを感じている方にとって、この時期、マスタードは、使うのにジャストタイミングかもしれません。

冬から春、古い年から新しい年のエネルギーの再配置の後押しも頂きながら、スムーズに新たな段階へと着地出来るよう、マスタードからのサポートを頂きましょう。

春の訪れと共に芽吹くマスタードは、太陽のように輝くイエローの花を開きます。
この花のエネルギーは、暗く寒い欝々とした気分を、太陽のような光で暖めてくれるのです。

マスタードの花のイエローは、第3チャクラの色。
肉体的には、消化と関わるみぞおちに位置する第3チャクラは、火の元素と関わり、体内の太陽とも呼ばれています。

消化とは、火が持つ死と再生の作用で、身体に入れた食べ物を、体内で新たな力へと変質させる働き。
消化がうまくいかない時、その火の力は、自らの臓器を焼くように、炎症を起こします。

また、古今東西の複数の自然療法においても、マスタードは、火、光、太陽のエネルギーと関わっていると言われています。

土の中の闇で眠っていたマスタードの種は、掘り起こされる事で、あっという間に目覚め、あたり一面を、輝くイエローの花で満たします。

大きな成長を迎えようとしている時、新しいあなたが、闇から光の下へと現れる事を、マスタードは、助けてくれるでしょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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2013年1月~4月 様々な出会いと別れが起こる時期に チェリープラム

チェリープラム

<自分をコントロールできなくなることへの恐れ、自暴自棄に>

チェリープラムは、早春のやわらかな陽光の中、白い花を咲かせ始めます。

その姿はまるで、寒く厳しい冬を耐え、春の到来を待ち侘びていたかのようです。

チェリープラムのマイナスの状態は、自分が何かひどいことをしてしまうのではないか、精神に異常をきたすのではないかと、精神と思考をコントロールできなくなることを恐れている状態です。

精神的なストレスによって混乱すると、自分自身のコントロールを失いやすくなってしまい、そこからこの様な恐れが生じてしまいます。

そこまでの極限状態でなくても、どの様な状況においても、チェリープラムのエッセンスは、心を落ち着かせ、バランスを取り戻し、調和に満ちた穏やかな気持ちへと向かわせてくれます。

春は出会いと別れの季節でもあります。

これから、大きな環境の変化を迎えられる方がたくさんいらっしゃると思います。

そんな中、緊張し過ぎて心が縮こまってしまった時は、是非チェリープラムのエッセンスを摂られてみて下さい。
そして、暖かく希望に満ちた春の光と共に、チェリープラムの白い花の様にまっさらな気持ちで、新しい季節を過ごしていただきたいと思います。

パビットラ(中沢あつ子)

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2012年 夏から秋への季節の変わり目~深まる秋の時期に マスタード

マスタード

copyright(c)John-Morgan

<突然襲ってくる憂鬱、絶望感に>
マスタードは、理由もなく憂鬱になる、説明のできない落ち込みや、絶望的な暗い気分になった時に使われるバッチフラワーエッセンスです。

あの照りつける日差しが続いた夏から肌寒さを感じる秋へ、ちょうど季節の変わり目を迎えた今、心身の調子がすぐれない方も多くいらっしゃるかと思います。

また、秋が深まるにつれ、何となく落ち込んだ気持ちも深まっていくと感じる方も、おられるかもしれません。

夏から秋への変わり目や、秋の深まりと共に、思い当たる理由がない落ち込みや鬱な気分に悩む方には、マスタードのフラワーエッセンスを摂られる事をお勧め致します。
なぜなら、マスタードのマイナスの状態は、まるで暗闇の中にいる様に感じられる理由が思い当たらないので、どう対処していいか分からず、なかなかこの状態から抜け出す事ができないからです。

マスタードは、あの黄色のお花が象徴する様に、心に明るさと幸福感をもたらせてくれます。
もし現在、ご自分がマスタードのマイナスの状態かな?と思われる方は、この時期、早めにマスタードのフラワーエッセンスを摂られ、深まる実りの秋を満喫して下さい。

パビットラ(中沢あつ子)

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