2017年4月~6月 気持新たに、興味と情熱をもって今を生きる為に ハニーサックル

ハニーサックル

ハニーサックルは、ガーデニングではポピュラーなつる性の植物。
イギリスに行った事のある人の中には、玄関ポーチやフェンスにハニーサックルを這わせている姿を、見かけた事があるかもしれません。

英名のHoney suckle(ハニー サックル)は、ミツバチ達が、この花の蜜を吸いに集まってくる事から。

和名は、匂い忍冬。
冬の時期も葉を落とす事なく、耐え忍んでいる事から。

甘い香がするこの花は、ハーブティー、ハーブ酒、ポプリ等に使われます。
精油は希少価値が高いため、天然ではないですが、海外では、キャンドルも見かけます

ハニーサックルは、スイカズラ科に属します。
同じ仲間では、マウントフジフラワーエッセンスのガマズミがあります。
すごくざっくりとですが、スイカズラ科は、生と死、愛と性、現実と夢見等と関わっていると言えるでしょうか。

このフラワーエッセンスは、あたかもハニーサックルの甘く魅惑的な香に酔ったように、現実感がなくなっている状態に使われます。

「あの頃は、本当によかった」といった過去への郷愁、「あの時、あんな事さえなければ・・・」といった過去への思い残し。
それが懐かしむ過去であれ、後悔する過去であれ、過去に浸ったような状態に役立ちます。

過去のショックやトラウマと似た状況に遭遇した時、現実より過去の出来事の方が大きくなって、混乱してしまうケースにもいいでしょう。

春に戻って来た光のエネルギーは、夏へと、更に高まっていきます。
眠りから目覚めなさい、開きなさいという光の呼びかけは、私達を、よりパワフルに情熱的にし、新しい事に目を向けさせてくれます。

新しい事をしようとした時、今とこれからに意識を向けた時、過去の記憶や、過去に抱いた感情が出てきてしまう・・・。
そんなふうに、過去のエネルギーが今の思考や感情に影響を及ぼす事で、今を実現しにくいなら、この時期のエネルギーサポートと共に、過去を癒すハニーサックルを使ってみるのもいいでしょう。

たとえこころが過去に浸っていたとしても、肉体は、いつも、今の現実にいます。
過去に気をとられて、肺や心臓が動きを忘れたり、血液が流れるのを先延ばしにする事はありません。
物質世界に属する肉体は、とても現実的なのですね。

ハニーサックルを使いながら、過去の記憶が出てきた時には、ゆったりとした呼吸に意識を向けたり、触覚を通して肉体を感じたり、肉体にチューニングを合わせるのもいいでしょう。

今とこれからを過去へと引っ張るエネルギーに、浸ってはいけません!
終わった過去を、未来でも繰り返す必要もありません。

春から夏の上昇するエネルギーと共に、今、ここ、目の前のリアリティを感じ、向き合い、行動する事へと。
ハニーサックルのサポートで、浸っている過去から出て、生まれ変わっていきましょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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