マウントフジフラワーエッセンスの季節のお勧め

「季節のお勧め」は、その時々で話題となっている出来事や、
季節や月が持つエネルギーと、それに寄り添って変化していく私達の身体、こころ、環境等にフォーカスして、
役立ってくれるボトルをご紹介しています。
特定の時期を切り口に、書籍やパンフレットには書いていない、
裏技的な使い方、ボトルの作用についても書かれています。

2024年9月~11月 普遍的な母のエネルギーで、憑き物を落とし愛情を育む ハハコグサ

ハハコグサ

今回の「マウントフジフラワーエッセンス季節のお勧め」は、ハハコグサ。


ハハコグサは、昔から大変人気のあるストックボトル。
インナーチャイルドや家族が癒された等、たくさんのフィードバックを頂いてきました。

感情や情感の次元に響くボトルなので、涙と共に浄化や解放が起こる方も少なくありません。

また、悲しみ、感謝・・・どのような感情であれ泣く事自体に浄化と解放の作用がありますが、泣く事への抵抗がある場合、涙を誘発してくれます。


また、特に原家族(生まれ育った家族)で愛情や安心を得られなかった子供時代がある場合、ハハコグサを通して、無条件の愛や保護の感覚を受け取る方も多くおられます。

自分ではどうしようも出来ない事実が存在する中、より大きなものに護られている感覚や、個を超えた次元に触れる方も。


そんなハハコグサなのですが、何と、これまで、季節のお勧めに一度も登場した事がないのです。
それに気づいた開発者は、「意外・・・だけど、さもありなん」と感じました。


ハハコグサのキーワードは、《母の愛》。

ハハコグサのエネルギーには、「あたりまえ」らしさがあるのですね。
家族の背後で優しく見守っている、日本のお母さんのようなエネルギーです。

毎日の風景の中にあたりまえに溶け込んでいるので、家族の面々は、普段はとりたてて意識していないかもしれません。
でも、それが日常でなくなった時には、大切さに気づくかもしれません。
平凡な日々の中では意識されない、あってあたりまえの空気や水のように。


貴重さや特別さを感じない、でも、育み、護るようにいつも包み込んでくれているエネルギー、それがハハコグサの性質です。

時代は移り変わり、親子関係の様相も変化していますが、私達のこころの奥に変わらずある、日本のお母さんのイメージ。
懐かしさを伴うこの感じは、昔話のお母さんのイメージにも通じるかもしれません。


余談ですが、同じく母親的なエネルギーとリンクしているムシトリナデシコは、他者への過度な包み込み、つまりは束縛や支配のエネルギーを無条件の愛へと変容してくれるボトル。


対して、ハハコグサは、無条件の受け入れの、無理強いや押し付けのない、どこまでも肯定的で全面的で、特別感のないエネルギー。

正誤で裁かず、余計な介入はせず、何があっても見捨てない、裏切らない、変わる事なくただただ包み込む慈愛。
それは、私達の誰もが焦がれる、普遍的な母のイメージに繋がる質でもあるのです。


白い綿毛で覆われたハハコグサの黄色の花からは、我の主張がないぼんやりとした優しさを感じます。
自己主張と関わる色なのに、何と柔らかな黄色なのでしょう。

また、開花時期は3月~6月頃と言われていますが、秋や冬にも花を咲かせるハハコグサもいて、たくましさを感じます。


優しさとたくましさが同居する、お母さんのようなハハコグサ。
ハートサポートシステムの庭にも、毎年、ハハコグサがやって来てくれます。


今、新しい時代へと動いている時期だからこそ、昔ながらのお母さん像のようなハハコグサに甘え、安心してみませんか。
若い人から年齢を経た人まで、いつの時代でも誰もが思いを寄せる、普遍的なエネルギーの癒しを受け取って頂ければと思います。


母の愛と関係するハハコグサ。

毒親、親ガチャ・・・機能不全家族に関連したトラウマやダメージに働きかけたい場合、人によっては、「個人や集団の過去を癒す」のフォーミュラーやオーラスプレーよりも、まずはハハコグサの単品使いがフィットするケースがあります。


ハハコグサは、いわゆる霊障に作用するボトルではないですが、ある意味、エネルギー的な「憑き物落とし」をしてくれるボトル。

最初に自分のためにハハコグサを使い、更に家族や家系の集合的な事柄に働きかけたい場合は、「個人や集団の過去を癒す」のフォーミュラーやオーラスプレーに切り替えていくといいでしょう。


また、自身や人生に対する不満を外の対象に発散する傾向にも、ハハコグサの「憑き物落とし」の作用が役立ちます。

めまぐるしく情報が飛び交う今の時代は、SNSをはじめ、憑き物が育ちやすい(!)環境でもあります。
特定の対象への八つ当たりや嫉妬から、皆滅びてしまえといった曖昧な対象への感情まで、ハハコグサは広く働きかけてくれます。

自身の言動に微かな違和感がある時には、本当は愛情や癒しを求めているかもしれない内なる子供と共に、ハハコグサを試してみて下さい。


大いなる母のようなハハコグサは、憑き物ではなく、愛情を育ててくれます。
それは、日々の食べ物のように、地上を生きる私達に欠かせないもの。
とりわけ、内なる小さな子供にとっては。

微細エネルギー解剖学的には、愛情は、肉体に近い次元のエネルギーボディー(サトルボディー)の食べ物だとも言えるでしょうか。


子供時代の癒しの候補に、どうぞハハコグサを加えてみて下さいね。

辛かった幼少期を癒すべくありとあらゆる事をやってきた人には、いつも想う、無償の愛、無言の愛、忘れないといった花言葉を持つハハコグサに、ただ甘えるだけの時間を持ってみるのもいいでしょう。


光が徐々に天に戻る秋の時期。

澄み渡った高い空の透明さに彼方の光を感じながらも、地上にいる自分はひとりぼっちで切り離され、何の支えもなく、誰も護ってくれないと感じる時にも。
よろしかったら、9月から11月にかけてハハコグサと繋がってみて下さい。

季節に関係なく、こういった感覚がよくやって来たり慢性的になっている人にも、柔らかな綿毛で包み込んでくれるハハコグサが役立ってくれるでしょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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