2021年2月~5月 喧嘩する事なく、護り、保持する タチツボスミレ

タチツボスミレ

新型コロナの再拡大で、緊急事態宣言が出された1月。

昨年から続いているコロナ禍での生活の中、自粛疲れになったり、麻痺気味になってしまっているという方も、少なくないかもしれません。


そんなふうに、意識に靄がかかった状態の時、マウントフジフラワーエッセンスから、タチツボスミレをお勧めします。


多くの種類があるスミレの中でも、タチツボスミレは、全国的に見られるポピュラーな存在で、芭蕉の俳句にも詠まれています。

淡い紫のこの花には、蕾のまま開かない閉鎖花があり、花弁の中で自家受粉する事で、自ら増えていく事も出来ます。

閉鎖花は、命を伝えていくための植物達の知恵のひとつ。

植物達の他の生き延びの方法と同じく、一長一短があるのでしょうが、自分の花粉以外は受け入れない閉鎖花は、純系に近い性質を保ちます。

閉鎖花を作る植物には、スミレの仲間の他、マウントフジフラワーエッセンスの花達の中では、ホトケノザや、地中に閉鎖花をつけるミゾゾバ等があります。

エネルギーを頂いたタチツボスミレは、神聖な場所に、「ここは特別な場所だから・・・」と、言葉に出す事なく穏やかに教えるかのように、聖域を護るかのように、咲いていました。

閉鎖花がある事、そして、聖域を護る役割からも、このボトルには、特別な場である事を穏やかに示し、示す事で、場にそぐわないものが入って来ないよう優しく保護するエネルギーが、加味されているのを感じます。

もし、他の場所に咲くタチツボスミレなら、こういった質が際立つ事は、なかったかもしれません。
それは、外界と喧嘩しない、柔らかな結界のようです。

タチツボスミレの、対象を示し護るという裏方的な役割として、結果的に表に出ている、少し不思議なこの質は、コロナ禍の時期にも役立ってくれるかと思います。

ところで、閉鎖花だという事を知ったのは、実は、タチツボスミレからメッセージを受け取った後。

植物達の性質について、たとえ知識として知らなくても、深く共振する事で、必要な応答はやって来るものだと感じさせられる事、少なくありません。

深い共振が起こる上で、時には、アタマからの知識や先入観がかえって邪魔になったり、受け取る次元や範囲を狭めてしまう事もあるかもしれません。
知識は、超えたるものが入って来る空っぽのスペースを、縮小してしまうのですね。

これは、日本フラワーエッセンス協会®認定のフラワーエッセンスセラピスト™さんが、個人セッションで、マウントフジフラワーエッセンスのエネルギーを扱う上でも、大切な事です。

マウントフジフラワーエッセンスの講座では、何もしない事、ただ在る事、待つ事・・・といった在り方の体得が、大切になります。

さて、タチツボスミレのキーワードは、《繊細さを受け入れる》

私達が、どこかに行って、そこが特別な場である事を感じ取るには、繊細さが必要です。

能動的すぎると、感じる余裕がないかもしれません。
知識を集めすぎると、目の前の事が見えないかもしれません。

このフラワーエッセンスの繊細さは、表に出るものではありません。

行動と行動の間の何もしない時のように、言葉と言葉の間の沈黙のように、モノとモノとの間の空間のように、静かで、穏やかで、くつろいでいて、それ単独での意味や目的がないような。

一見、何もないような、ある種の弱さが持つ強さ、存在の希薄さが持つ存在感を、このフラワーエッセンスは携えているのですね。

また、タチツボスミレには、集合的な癒しの担い手の質もあります。

繊細さや純粋さ故に、表に出る事なく、自他に特別に意識される事なく、家族の癒し役や調整役になってくれる幼い子やペット達のように。

集合的な癒し手であり、神聖な護り手であるタチツボスミレのエネルギーは、コロナ禍での生活の中、エネルギーレベルで身代わりになってくれたり、エネルギーフィールドを保護してくれるでしょう。

まだまだ未知な部分が多い新型コロナではありますが、バランスのとれた対応をしていくためのエネルギーサポートを、どうぞタチツボスミレから頂いて下さい。

飲む以外に、護りたいスペースの床や地面に、シミにならないか確認した上で、四角を描くように右回りに数滴たらしたり、スプレーしたりするのもいいでしょう。

ミネラルウォーターに数滴をたらした器を、四隅に置く方法もお勧めです。

パビットラ(中沢あつ子)

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