2021年9月~11月 高い次元から現実に落とし込まれたメッセージを受け取る ホトケノザ

ホトケノザ

ホトケノザは、畑、たんぼ、道端でよく見かける植物。

筒状になった赤紫の小さな花は、段になった葉の脇に、四角い茎を囲むように輪になって咲きます。

ホトケノザ(仏の座)という名前は、花が仏様に、葉が仏様の座す蓮華に似ている事から。

花を開かずとも自家受精出来る閉鎖花を多く持つホトケノザは、内なる仏陀の誕生のようでもあります。

台湾の方を対象としたオンラインワークショップについてのブログ記事にも書きましたが、新型コロナのワクチン接種について、迷っている方が少なくないようです。

新型コロナやワクチンについての様々な情報が飛び交う中、何を信頼していいのか迷う事は、自然な反応かと思います。

家族や仕事の環境、健康状態等によっても、迷い具合は違うかもしれません。
今後の行動制限やコロナ差別が気になったり、場合によっては、立場や考え方の違いから、人間関係がギクシャクする事もあるかもしれません。

また、私の周囲を見る限りではありますが、セラピーやヒーリング、また、フラワーエッセンスをはじめとする自然系が好きな方は、ワクチン接種をためらわれる率が高いように感じています。

そんな事もあってでしょうか、ワクチン接種を迷っている方から、受けてもいいものでしょうか? パビットラさんは受けますか?といったご質問を頂いています。

ですが、セラピストとしての倫理上、専門外でもありますし、個人的な枠組みから、選択の否定や肯定をしたり、特定の方向に誘導したりする事は、避けたいと思っています。

その代わりといっては何ですが、個々の方が何かを選択する時に役立つボトルとして、今回のマウントフジフラワーエッセンス季節のお勧めに、ホトケノザをチョイスしました。

ホトケノザのキーワードは、《インスピレーションと解放》。

「その名の通り、ホトケノザは、私達が地上に座しながら、個を超えた領域へと開き、インスピレーションを明晰に受け取る事に立つフラワーエッセンスです。直線的で合理的なマインドの制限が及ばない領域から、インスピレーションを受け取る受容性、感受性を高めてくれるのです。」
~書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」より抜粋

高い次元からの情報を受け取る通路を開通してくれるホトケノザは、単に答を見出すというより、情報が形作られ、発信される前のスペースに繋げてくれるフラワーエッセンスです。

多様に広がる情報に水平方向にというよりも、情報という形がとられる前の次元に、垂直的に繋がる事をサポートしてくれるのですね。

それは、人によっては、高次の意思、聖なる領域、時には、守護してくれる神聖な存在やハイヤーセルフだったりする事もあるかもしれません。

いずれにしても、ホトケノザは、現実世界に落とし込まれた情報の中から、自分に役立つものを選択するセンスを磨いてくれるのです。

また、花のエネルギーであるフラワーエッセンスは、花という形が地上に現れる前の情報でもあります。
そういった特徴からも、フラワーエッセンスは、全般的に、この種の働きかけを得意とするとも言えるでしょうか。

フラワーエッセンスは、私達の形のない領域に作用して、時には、それを、形として現わしてくれるのです。

形になっていない次元から現実に降りてきたものが、この世界の集合意識を動かし、大きな変化を起こす事もあります。
そこには、現実世界の人々の思いだけではなく、それ以前の精妙な領域での意思、働きかけのようなものがあったりする事も。

今の風の時代もそうなのでしょうが、集合的に時代が大きく変化する時には、混乱もあるものです。
逆に言うなら、大きな変化には、その起動エネルギーともなる混乱があったりするのですね。

ホトケノザは、現実世界を俯瞰的に観るセンスを開いてくれます。

クリアで立体的な識別力、直感、観察力を育て、その結果、ハートの愛や思いやりの質を刺激してもくれます。
静かに座する仏のように、様々に溢れる情報に右往左往しない内なる軸を作り、慈愛の質を広げてくれます。

観る事や気づきと関わるこのボトルは、静かに座る瞑想にも有効です。
思考で思考を抑えようとする水平的な反応とは異なる、ニュートラルでくつろいだ在り方に気づかせてくれるでしょう。

それは、起こっている事を受け入れるという、自分自身への愛や思いやりでもあり、大きな慈愛の質にも通じていくものかもしれません。

ホトケノザは、ヒーラーさん、チャネラーさん、占い師さん等にも人気のボトルです。

パビットラ(中沢あつ子)

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