2022年6月~8月 ショックやストレスからの再生のために、エネルギーの身体を修復する ヒレハリソウ

ヒレハリソウ

この花は、和名のヒレハリソウよりも、英名のコンフリーの方が知られているかもしれません。

紀元前400年からハーブとして栽培され、様々な地域で、帰化植物として広く根付いています。

ヨーロッパでは、根や葉を炎症や骨折の治療に使う等、古くから薬草として重宝され、奇跡の植物と呼ばれています。

ナチュラル系の輸入バームやオイルを目にしますが、日本でも、かつては、鑑賞用、飼料用、食用、薬用等として栽培されていました。
現在は、刈り取られても再生するそのたくましい生長力と繁殖力で、野性化しています。

日本に帰化しているのは、通常のヒレハリソウとオオハリソウとの雑種起源のもの。
ちなみに、ロシアンコンフリーは、ヒレハリソウとオオハリソウとの交配園芸種。
日本では、これら3種が、ヒレハリソウ(コンフリー)の主な種としてひとくくりにされているようです。

ヒレハリソウは、5月~8月頃、茎の頂に先端が巻かれた花穂を出し、釣鐘状に垂れ下がった、紫、紅紫、白色の長さ1、5~2センチくらいの花を、下向きにたくさん咲かせます。

このフラワーエッセンスには、紫色のお花のエネルギーがインプットされています。

ヒレハリソウのキーワードは、《修復》。

可愛らしい少女のスカートのようにも見えるヒレハリソウの花弁ですが、ヒレハリソウを入れたお風呂に入り、処女性が修復したという魔法のような伝説もあるそうです。

ショックやトラウマ、長期のストレスによるエネルギーボディー(サトルボディー)の修復のために、まずお勧めしたいのが、ヒレハリソウ。

ショックやトラウマに作用するコンビネーションボトル「個人や集団の過去を癒す」のフォーミュラー、オーラスプレーにも含まれていますが、エネルギーボディー(サトルボディー)の修復をメインテーマにしたい場合は、ヒレハリソウの単体使いがお勧めです。

単体使いすると、その花のエネルギー的な作用が際立つのですね。

エネルギーボディー(サトルボディー)修復の作用から、このボトルは、エネルギーワーク、ボディワークの補助としても、広く活用する事が出来ます。

新型コロナ、ロシアのウクライナへの軍事侵攻等、まだまだ世界は揺れ動いています。

自分自身が直接体験した事は勿論ですが、今の時代、体験していない事も情報として入って来るので、それによって気持ちが大きく動かされる事も少なくありません。

とりわけ、映像等を通して視覚的にダイレクト入って来るものは、正誤、善悪といったアタマの判断に関係なく、それ自体に反応して気持ちが動かされます。

同時に、情報過多になると、アタマが混乱しがちにもなります。
多くの情報は入って来ても、政治、経済、外交といった様々な立ち位置もあって、何が真実なのか判断がつかない事も。

微細エネルギー解剖学的には、ショックな体験をした時、快不快を感じるエネルギーボディー(サトルボディー)であるエーテル体は、ショックを感じ続けないよう身を護るために、肉体から一時的に離れようとします。
失神したり、血の気が引く感覚になったり、現実感や時間感覚がなくなったり、記憶が飛んだりするのは、そういったエーテル体の状態が関係しています。

ちなみに、自然の中で平和にくつろいでいる時、自分のスペースが広がった感じがするのも、エーテル体の状態が関係しています。

瞑想で、身体の一部や全体が大きくなったり、消えたり、宙に浮いたり、現実とは異なる姿勢で座っていたり・・・といった感覚も、エーテル体と関わっています。

さて、ショックですが、多くの場合は時間経過と共に治まっていき、エーテル体も元の状態へと戻っていきます。

でも、大きなショックの場合は、エーテル体がズレたり収縮した状態が長引き、やがてはそれが肉体次元へと伝わり、数か月後等、少し遅れて心身の不調として表現される事もあります。

ヒレハリソウは、今まさにショックを受けた直後だけでなく、古いショックにも働きかける事が出来ます。

今世の過去だけでなく、アストラル体にインプットされた過去世のエネルギーにも作用してくれます。

ヒレハリソウは、突然前触れもなく降りかかってきた天災、人災等、いわゆる「青天の霹靂」のようなショックな体験に有効です。

今も日本や世界で起こっている事を通して、エネルギーボディー(サトルボディー)が受けた影響がうまくリリースされていないと感じる時、深刻な状態になる前に整えてくれるでしょう。

また、ヒレハリソウは、ここ何年かのコロナ禍での生活のように、長い間、ストレス下にさらされている状況にも役立ちます。
長期間のストレスもまた、エネルギーボディー(サトルボディー)に影響するのですね。

最新の研究では、オミクロン株の後遺症が出た場合、長期化する可能性があるとの事。
微細エネルギー解剖学的には、免疫力や肉体的な強さは、エーテル体と深く関わっています。

なので、感染や後遺症、また、それらの予防的な意味でも、エネルギーレベルにおいて、ヒレハリソウは頼りになるかと思います。
(フラワーエッセンスは医療行為やお薬に代わるものではないので、併用についてはお医者様に相談なさって下さいね。)

ヒレハリソウは、強い薬物をはじめ、モノでも、出来事でも、人でも、情報でも・・・毒にも薬にもなるくらいの影響力を秘めた何かからの影響に役立つボトル。
人生の様々なシーンで、エネルギーサポートとなってくれるボトルだと言えるでしょう。

今回の「マウントフジフラワーエッセンス季節のお勧め」にヒレハリソウをチョイスするにあたり、改めて調べてみたところ、ロシアンコンフリーが出てきたのは、ちょっぴりタイムリー感があります。

ロシアで「畑の牛乳」と呼ばれているロシアンコンフリーは、侵襲(侵入し襲うという意味で、医学の世界でも使われています)的な植物ではないとの情報もあって、興味深かったです。

書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」にも少し書きましたが、ヒレハリソウと初めて出会った時には、未来のために采配してくれたようなエピソードがありました。

パワフルな影響力を持つヒレハリソウのエネルギーは、共時性も印象的です。

ヒレハリソウは、様々な死と再生のプロセスに役立ちます。
再誕生を促すこのボトルは、過去、現在、未来と、時間軸を超えて作用してくれます。

ヒレハリソウは、古いものから脱皮し、新しいものへと根を下ろす「上昇と下降のボトル」なのです。

パビットラ(中沢あつ子)

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