2024年3月~5月 今の時期だからこそ、日本の霊性と再び繋がる フジザクラ

フジザクラ

サクラの原種であるフジザクラは、日本の固有種。
火山砂が多く水はけのよい場所に自生し、霊峰富士の周辺に多く見られるので、フジザクラと呼ばれています。


マウントフジフラワーエッセンスの仲間であるフジアザミと同じく、フォッサマグナ要素の植物です。

フォッサマグナは、地質学用語で「大きな溝」を意味します。
糸魚川~静岡構造線の南側半分を中心としたフォッサマグナ地区には、この地区特有の希少な植物が根付いています。

狭義のフジザクラは、フォッサマグナ地域のみに分布するとされています。


フジザクラは、霊峰富士が観えるマウントフジフラワーエッセンスの工場がある山梨の県花。
富士宮の市花でもあります。


フジザクラは、3~5月、若葉の前か同時に、白や淡い紅色の花を咲かせます。

直径1、5~2センチの花と同様、葉は小ぶり、枝は華奢、木全体も小さめです。
別名のマメザクラは、小さいサクラという意味。
オトメザクラは、花が下向きに咲く事から。


繊細で可憐なイメージですが、高い地に根付く事が出来る、他のサクラより寒さに強いサクラです。

厳しい環境の中で生き延びられるように、他のサクラ以上に種間雑種が多く、1本1本が異なるだけでなく、集団をなしている事も。


富士山の過酷な環境の中で咲くこの花は、「和と忍耐」を表現しているのだそう。

花言葉は、優れた美人。


~いずれにせよ、このフラワーエッセンスは、特に富士山のエネルギーと深い関わりを持っています。
自然界は、人間や世界の見方を、ただ在るだけで教えてくれる優れた教師です。
まだ寒い富士山に入った時、50センチ程の岩の上で小さな根を張った、小さなフジザクラの木に出会った事があります。
いびつで安定しない岩の上で、丈が伸びて倒れてしまわないように、小さな幹をくの字に曲げて、大地や重力とバランスを取りながら、清らかな花を咲かせていました。
このフジザクラのように、動けずもの言えぬ植物達は、周りの自然環境のあるがままを受け入れ、協調し、育っていきます。
日当たりの悪い場所に飛んだ種は、細くて頼りない茎をひょろひょろに伸ばして、一生懸命、太陽を探します。
険しい崖の斜面に根付いた木は、不安定な地の上でも安定して生きようと、自分自身を変形させながら、天へと向かいます。
大地から切り離された切花達だって、窓から差す太陽の光をたくさんもらおうと、茎の角度や花の向きを変えていきます。
茎がひょろひょろに曲がっている植物を見て、「間違っている」と思う人はいないでしょう。
私達人間も、環境に合わせて成長していきます。
過去のトラウマでこころを閉ざした状態も、両親の愛情で明るく前向きに育った状態も、それぞれの人が、その環境の中で「まっすぐに」生きてきた姿です。
それぞれの植物も、それぞれの人も、それぞれの石も、ふたつとないユニークな存在であり、神聖さの体現であり、尊重され、受容され、認められる存在なのです。~
― 書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」より抜粋 ―


フジザクラのキーワードは、《内なる美と和》。

霊峰富士とサクラという、古より日本人に愛されてきたエネルギーを携えています。


日本と世界が大きく動いている今の時期だからこそ、個人レベルでも集合レベルでも、誰もに内在する霊性を刺激し、自然界や宇宙とチューニングを合わせていくサポートとして、フジザクラはいかがでしょうか。

マウントフジフラワーエッセンス全体の底にも流れる、日本の自然観、死生観と共に。


ところで、近所の偉いお坊さんからお聞きしたのですが、元々の日本には、いわゆる死、何かがなくなるといった考えに馴染みがなかったという説があるのだとか。


植物は枯れても、土の中の種は春に備え、時期がくればひとりでに芽吹きます。

死は生を助け、生は死を助ける表裏一体。
死は、生のための力の温存。
働きが異なる、ひとつのもの。

死と生は、コインの裏と表、手の平と甲のようなものなのですね。


死の中に宿る、大きな生命。

死に続ける事は、死なない事です。


全てが変化し続ける事、神羅万象、死と生のありのままには、強制も対立もなく、例外も切り捨てもなく、我も理屈もなく、自分と他者の分断もありません。


いわゆる問題は、何かに固執する事で作り出されるもの。

たとえそれが、いわゆる悟りや解脱といった、死と生を超越する事であったとしても。
現象世界をなきものとする脳内の概念も、ある種の固執かもしれません。


誤解を恐れず書くなら、現に在る事、現に起こっている事は、過不足なく、そのままで問題ない事。
問題があると思っている事も含め、問題ない事。


大きく変化し続ける世界の中で、ただそこに在る花達に感応する繊細な感受性は、和の国に根付くギフトのひとつでもあります。

それは、より大きな何かへの委ね、なのかもしれません。


遠くて近く、しかも近くて遠い事の両方が溶けあう二元を超えた次元を、言葉を超えた領域で、何となく感じ取る日本的な感性。

現に起こっている事や肉体感覚を持って生きる事自体への、慈悲や絶対肯定。
経験や認識のない、経験や認識を通しての理解。

対象のない見守り。

それは、理屈や頭脳労働とは異なるところ、今この瞬間の足元にあるのかもしれません。


私達が、物質界に降りて宿った肉体と肉体感覚は、理屈や頭脳労働、形あるものやないものを超えた、ただ在る事への扉です。

そして、ただ在る事は、肉体や肉体感覚のように、何かの元になるものから創造したり、なくしたり出来ない、原因と結果の引力圏外のものです。


ただ、生きるために生き、死ぬために生き、生きるために死ぬ、花達の根底にある智恵は、全ての存在の智恵でもあります。

そんな感性を、今一度、ほどいてみたいなら、フジザクラからの呼びかけを感じているのかもしれません。

単体でも普段のミックスボトルに加えても、フジザクラのエネルギーに、丁寧に浸ってみませんか。


大地震で子供を亡くした知人に送った、禅僧の良寛さんの言葉。
「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候 死ぬ時節には死ぬがよく候 是はこれ災難をのがるる妙法にて候」

カウンセリングの基本からみるなら、相手の方の状態や信頼関係によっては、決して言ってはならない、目の前で起こっている事への無慈悲な言葉となります。


同時に、人によっては、死から生へのしなやかな力ともなる、異なる次元でのありのままの言葉でもあるかもしれません。


近所のお坊さんによると、日本人は、死を「しなる」と捉えるとの事。
し「なる」は継続であり、「しなる」は、しなる竹が折れる事なく、その力で元に戻る姿でもあり。


フジザクラは、他者を援助する職業の方、とりわけ死と生に関わる人達にも役立ちます。
今、死や生を身近で感じている人達にも。
瞑想者、探究者の友としてもいいでしょう。

二元性を超えた死と生の一体の領域から、全体を見守る事をサポートしてくれます。


「沈黙の内に音を聴き、色なきところに色を見て、一瞬の静止に動きを見い出し、空間の中に時を感じ、自然がもたらす偶然性を歓迎するような、繊細な感受性、瞑想性とつなげてくれる」(書籍より)フジザクラだからか、言葉で表現出来ない領域の微妙で抽象的な表現となってしまいましたが、よろしかったら使ってみて下さいね。

尊敬と嫉妬、嫌いだけど惹かれる、嬉しさと罪の意識、広がりと委縮等、複数のフラワーエッセンスが必要だと思われるような複雑なこころの動きにも、このフジザクラ1本だけで充分に働きかけられる事もあります。

パビットラ(中沢あつ子)

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2023年12月~2024年2月 凍りついた状態を溶かして生命を吹き込む ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ

鮮やかで濃いオレンジの花を咲かせるヤブカンゾウ。
花は直径8~10センチほどで、雄しべの一部~全部が花弁に変化した八重咲きです。


繁殖力がありますが、朝に花開き、夕方に萎れてしまう一日花です。

ゴージャスで目立つ花なのでお部屋に飾りたくなるかもしれませんが、開花の時が短いので、やはり、大地で咲いている自然のままが一番です。


過去にはユリ科の植物とされていたのですが、DNA解析によって、ススキノキ科ワスレグサ属に変更されました。
英語では、Daylily(デイリーリリー)と呼ばれています。


ヤブカンゾウの名は、藪のそばにも生える事から。
別名はワスレグサで、万葉集にも詠まれています。


「忘れ草 我が紐に付く 香具山の 故りにし里を 忘れむがため」
大伴旅人が、太宰府の長官として赴任していた時に詠んだ望郷の歌です。

意味は、「忘れ草を私の紐に付けています。香具山の見えるあの懐かしい故郷を忘れられるように。」


この花を着物の紐に付けると、嫌な事を忘れると言われています。
中国では、ヤブカンゾウを見ると憂いを忘れると言われ、忘憂草と呼ばれているのだとか。


興味深い事に、初めてヤブカンゾウと出会い、エネルギーを頂いた時の情景は五感を通して鮮やかに覚えているのですが、具体的な場所については、開発者2名共に記憶から抜け落ちています・・・。


源氏物語にも、ワスレグサが登場しますね。


ヤブカンゾウは、過去であれ現在であれ、ショックやトラウマの解放に役立つボトル。

肉体に近い領域、感情、思考、より微細な次元・・・。
凍りつき、停止し、滞り、麻痺している様々な状態に、広い範囲で使えます。


ヒレハリソウが、天災や人災をはじめ青天の霹靂のようなショックに作用するのに対して、ヤブカンゾウは、一定期間に渡って、あるいは自分自身が関わった結果として起こったショックに働きかけてくれます。

ケースによっては、これら2種類を同時使用される事をお勧めしています。

過去世や家系が関わっている場合は、サオトメカズラもプラスした3種類で、エネルギーボディー(サトルボディー)の第2身体と第3身体に働きかけるといいでしょう。


このところ、地球規模で様々な事が起こっています。

出口が見えない事柄もあり、海の向こうの事についても、こころが揺れている人も少なくないのではないでしょうか。

そんな時には、ヤブカンゾウの出番です。


また、「今、起こっている事は、新しい時代への変化のプロセス!」と、肯定的に捉える在り方の背後に、何かしらの麻痺が隠れている時にも役立ちます。
例えば、怖れを感じたくないがゆえに、特定の何かを見ないようにしている状態に。

エネルギーが動いているように見えるけれど、一部が動いていない・・・そんな時にも、ヤブカンゾウが役立つのですね。


ヤブカンゾウは、生命の息吹を吹き込み、エネルギーを動かし、感じている事や起こっている事をトータルに承認し、手放しでいる在り方を広げてくれます。

それは、別名、無条件の信頼、とも言えるかもしれません。

将来に良い変化があるから信頼する、といった支えや約束や条件ありきではなく、ただただ、信頼する事。


また、このフラワーエッセンスは、変化のない状態に変化を起こそうと、興奮する事に意識を向けがちな傾向にも有効です。
穏やかすぎるので波風を起こす、といった感じでしょうか。

恋人同士のケンカのような個人対個人のささやかな領域から、時には大事になる集合的な領域まで、幅広く働きかけてくれます。

この二元世界は静と動を行き来するものではありますが、自他に痛みが伴う方法とは異なる在り方へと、ヤブカンゾウが開いてくれるでしょう。


凍りついたエネルギーを溶かしてくれるヤブカンゾウは、膠着状態の時にも使えます。

例えば、個人的であれ集合的であれ、特定の対象との対立や、変えたいけれど変えられない関係性に。
長期間社会から遠ざかったままの時や、何かへの依存的なパターンにも役立ちます。


このフラワーエッセンスは、飲む以外、関連する空間、象徴するモノ等にスプレーするのもいいでしょう。


人、環境、出来事・・・。
何であれ、出口が見えない時、変わりそうもない時には、糸口を見つけ、開いてくれるヤブカンゾウのサポートを頂いてみるのもいいかもしれません。


ヤブカンゾウは、年末から年始にかけて、心機一転してスタートしていく動きを起こしたい時にも、お勧めしたいフラワーエッセンス。
この目的で使用される場合は、新たな1年間の事でもあるので、旧暦の新年と、ボトルの作用がエネルギー的に安定する事を意識して、2月末まで使われるのもいいでしょう。


一日花のヤブカンゾウは、動かぬ状態を動かしたり、突破し、突き抜けていく大きなエネルギーを秘めています。

ヤブカンゾウと共に、変化する生をエクスタティックに生きる事へと開いていきましょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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2023年3月~5月 集団の中で自分らしさを表現する事を許す ノハラクサフジ

ノハラクサフジ

日当たりのよい草原や河原に根付き、房状の紫の花を咲かせるノハラクサフジは、本州では中部地方や秋田県等で、薩摩半島でも見られます。
比較的珍しいお花だと言われる事もあるのですが、似た感じのお花は結構存在していますし、一見、珍しそうには見えません。

そんな質も、このノハラクサフジのエネルギーを表現しているでしょうか。


マウントフジフラワーエッセンスの場合、事前にエネルギーを頂く花の種類を決めたり、図鑑で調べたりする事はありません。

知らない姿勢、未知なる展開に繊細でオープンでいる事が、かえって花達との深い出会いへと誘ってくれるのですね。
そして、結果的に、メッセージを受け取ったりエネルギーを頂いた後に調べた事が、数多くシンクロしているのは面白いです。


《集団の中での自立》というキーワードを持つノハラクサフジは、集団の中で、自分自身の個性を自然に表現する事をサポートしてくれるボトル。

ひとりひとりの個性、違っている事、多様性について、承認を無理強いしたり、自動的に拒絶したり、関わらないよう距離をとったり・・・といった反応のスペースからではなく、反応も含めた自他の存在自体を認める事(各種「フラワーエッセンス講座」で学ぶカウンセリングの基本でもあるかも)を模索中の今の時代にとって、必要度の高いボトルだとも言えるでしょう。


そんな時代変化を感じながらも、不特定多数の中での自己表現について、怖れや抵抗がある、緊張してうまく出来ない・・・そんなふうに感じる人にとって、ノハラクサフジは重宝するボトルです。

例えば、集団の中で一歩後ろに引いて、自らを目立たない存在にしたり、発言しない事を選んだり。


そこには、自分自身の個性を集団の中で表現する事で、反感や競争等の面倒な事に巻き込まれたくない、過度な期待や仲間意識に縛られて個性を曲げられたくない、といった思いが隠れていたりもします。

その一方、個人的に1対1で関わる時には、無理なく自己表現出来るという人も。
集団の中では隠しがちな独自の個性を持っていて、その魅力が1対1だと相手に伝わりやすいなら、ノハラクサフジはよりフィットするでしょう。

趣味の仲間等の特定の集団以外で、自分らしさを出す事に困難さを感じている人にもいいでしょう。


ノハラクサフジは、集団の中での個人の力関係と関係する、第3チャクラのカテゴリーに属しています。

後で気づいたのですが、第3チャクラにカテゴライズされている花達は、ノハラクサフジ以外の8種類全てがイエロー系。
ノハラクサフジが、あたかも異なる色を持つ自身の存在を隠すように、第3チャクラの振動の色でもあるイエローの花達の中に、埋もれるように紛れている感じを受けます。


ノハラクサフジの紫が、イエローの補色である事も興味深いです。
対極であり、補い合いもする補色は、互いの存在感が鮮やかになる、つまりは目立たせる組み合わせだとも言えます。

イエローの集団の中で息をひそめているノハラクサフジに、個人的に近づいてみるなら、その美しい紫の姿に気づくのです。


ノハラクサフジは、その人の美しい個性が、狭く限定された領域に留まる事なく、より広い領域で分かち合えるように助けてくれます。

隠れた才能があるけれど、公にするには躊躇する、受け入れてもらえるか分からない・・・そんな時にも、ノハラクサフジは役立ちます。

こういった点から、転校、転職、転居先等で、スムーズに自分らしさを表現していきたい時にもいいでしょう。


~ 以下は、書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」からの抜粋 ~

私達は、人といる時も一人でいる時も、本当の自分らしくありたいと願います。
でも、そう思いながらも、他の人と違っている事を恐れて、世間や周りに合わせてしまいます。
とりわけ日本人には、その傾向が強いかもしれません。
ノハラクサフジが、自分らしく在る事に対する内側の葛藤をゆるめてくれるでしょう。
血縁を通したつながり、地域や社会の集団の中でのつながり、そして、地球や大宇宙とのつながり……。
私達も宇宙も、関係する事で成り立っています。
エネルギーの領域では、人間も、動物も、植物も、モノでさえ、共鳴し合います。
そして、全体の内に在る私達のひとりひとりは、ひとつとして同じではありません。
ひとりひとりが、ふたつとない多様性、ユニークさを持っているのです。

パビットラ(中沢あつ子)

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2022年3月~5月 誰かに見せる幸せな姿ではなく、自身の内なる幸せを感じる シャクナゲ(ピンク)

シャクナゲ(ピンク)

「花木の帝王」と言われ、植物園等で多くの園芸品種を見かけるシャクナゲですが、野生では、深山に根付き、人知れず花咲いていたりします。


ピンクのシャクナゲとは、人がほぼ足を踏み入れる事のない、通常なら行く事のない、隠れ家のような場所で出会いました。

エネルギーの呼びかけに呼応し、道とは見えない、かなり険しい獣道を登ったところにあった、ぽっかりと空いた広場のような空間。
不思議な集会所のような、精霊達の魔法が宿っているようなエネルギーの円を囲むように、ペイルピンクのシャクナゲと共に、満開の花を咲かせていました。

花達のエネルギーの質と働きかけが異なっていた事から、ピンクとペイルピンクのそれぞれから、マウントフジフラワーエッセンスが誕生する事となりました。

光のエネルギーをより吸収したペイルピンクのエネルギーを帯びたシャクナゲは、《慈愛》というキーワードを持ち、微細な次元への働きかけを。

対して、それより濃いピンクのエネルギーを帯びたシャクナゲは、《この世の楽園》のキーワードが響く、より地上的な領域への働きかけを。
ハートの「イエス!」の感覚と繋げてくれるこのボトルは、生で出会うあらゆる体験を全面的に信頼し、可能性へと開いている事をサポートしてくれます。

未だ収束しない新型コロナによる“ニューノーマル”な生活に、閉塞感を感じている人も少なくないようです。

マスクなしで友人達と食事しながらお喋りしたり、手を伸ばせば届く距離でクラスメートや同僚と意見を交換したり、旅行先や初めての集いでこころ通う出会いがあったり。
そんな今迄のノーマルから、生活は変わってしまいました。

このような時だからこそ、誰かの承認を気にかける事なく、内なる幸せが感じられる自分時間を持つ事は、大切に思います。

それは、客観的な幸せから、主観的な幸せへのシフトへの機会、とも言えるでしょうか。

ですが、よくよく考えれば、幸せとは、元々、個々の内側で感じるもの。

幸せ自体に、万人共通の基準はなくてもいいのですね。
幸せとは、他者から幸せそうに見られる事が目的ではなく、自身が幸せを感じている事だと、シャクナゲ(ピンク)は、幸せ感の在り処を内側へと向けてくれます。

それは、幸せそうだと羨ましがられたり、賞賛されたりする事で確認する他者次第の幸せではなく、内側の底流にじ~んと流れる幸せ感です。

シャクナゲ(ピンク)は、家にいる時間が多いからこそ、日々の生活の中での心地よさ、ホッとくつろげる時間と空間を大切にする事へと、意識を向けてくれます。

それは、人知れずシャクナゲが花開いていた、隠れ家のようなスペースにも通じるかもしれません。

コロナ禍で家にいても、どこかで他者評価の自分像を気にしてしまったり、家族に気を遣って力が抜けないなら、シャクナゲ(ピンク)の出番です。

ひとりでいる事のマイナス面ばかりに、意識が向かっている時にも。

シャクナゲ(ピンク)をお部屋にスプレーし、ちょっとした花や小物を飾ってみる等、何となくしたいなあと思う、居心地よく感じられるほんの小さな事、一見、役立たない事をしてみるのもいいかもしれません。

そして、いい感じだな、と思うちょっとした事があったなら、シャクナゲ(ピンク)を飲み、ボトルをハートにあてて、そのいい感じを、くつろいだ時のため息のような深い呼吸と共に、ハートから全身へと広げてみましょう。

また、シャクナゲ(ピンク)は、「失敗した!」と、自分を責めすぎる時にも役立つボトル。

勿論、結果への結論付けも大切ですが、人生はそこで終わりではなく、学び、気づき、軌道修正しながら進んでいるのだといった、俯瞰的な観方も大切です。

失敗とは、切り取った特定の現象に貼ったラベルであり、他のラベルを選ぶ事、ラベル貼りしないでおく事も出来るのだと、変化する生のプロセスへの肯定感を開いてくれるでしょう。

失敗による罪悪感や後悔から回復させてくれるこのフラワーエッセンスは、失敗を恐れず行動していくサポーターとしても使えます。
過去の失敗や挫折が、ずっと尾を引いている時にも。

また、シャクナゲ(ピンク)は、恋愛の頼もしいサポーターでもあります。
オンラインであれオフラインであれ、素直な表現をオープンしてくれるでしょう。

オンラインでのミーティングやシェアリングでの、ハートを開いた開放的な場作りにも役立ちます。

ヴァーチャルやボカシの有無に関係なく、オンラインで使うお部屋、自身のオーラにスプレーしてみましょう。

場のエネルギーの共振もあって相性がいい事から、同じ場所に根付く仲間、シャクナゲ(ペイルピンク)を併用されるのもいいでしょう。

内側のより微細な領域を開いてくれるシャクナゲ(ペイルピンク)は、ハートの慈愛の質を刺激して、静かな幸福感を広げてくれます。

パビットラ(中沢あつ子)

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2020年4月~6月 困難な時期の恐れを承認し、変容する フジアザミ

フジアザミ

今回は、少し早いですが、4月からの季節のお勧めを、前倒しでアップさせて頂きたいと思います。
3月の間は、3月までの季節のお勧めと共に、早めに使用をスタートして頂くのもいいでしょう。


2020年早々から、世界的に拡大している新型コロナウイルス。

内なる探究者達なら、様々な次元や角度から、理解を深めようとしておられるかもしれません。

でも、探究者であってもなくても、新型コロナウイルスの感染力の強さに恐れを抱くのは、誰もが同じ。
恐れは、人が持つ、自然な感情です。

今の時期、現実的にも内的にも、恐れとどう付き合うかという事を、改めて見つめる機会でもあるのかもしれません。

さて、微細エネルギー解剖学の視点からみて、私達には、肉眼で見える肉体以外に、エネルギーの身体、エネルギーボディー(サトルボディー)があります。

現実世界を生きる私達の肉体の強さや健康に深く関わっているのが、第2身体(エーテル体)。

第2身体にエネルギー的な歪みが生じると、時間経過と共に、それは、肉体に伝えられます。
肉体的な不調の7割以上は、第2身体から生じたものだと言われています。

いわゆるチャクラ、ツボ、経絡、キルリアン写真に写り込むオーラなどは、この第2身体の領域に属しています。
予防、維持、改善のサポートとして、古今東西、これらに働きかける様々なメソッドが存在します。

第2身体は、この世界で、肉体を強く健康に保ち、生き延びていく上で大切なのですね。

肉体の生き延びをサポートする第2身体の質のひとつに、恐れがあります。

恐れは悪いものだと思われがちですが、恐れがないと、平気で危険な場所に行ったり、勝ち目のない戦いで命を落としたりと、肉体を守る事が出来ません。

恐れがあるからこそ、私達は脅威から身を守り、生きていく事が出来るのですね。

もしかしたら、肉体が危険にさらされるような行為も、集合的あるいは個人的な生き延びから多次元的に観るなら、守りとなっている事もあるのかも?

そして、この恐れという質は、気づきと共に、勇気へと変容する可能性を秘めてもいます。

今の時期、恐れを勇気へと変容していくサポートとして、《戦いと物質化》というキーワードを持つ、フジアザミをお勧めします。

富士山周辺には、火山の地質に強い植物が見られますが、フジアザミもそのひとつ。
砂礫地に最初に侵入する先駆植物で、とても長く、横に伸びる根で、しっかりと根付きます。

直径5~10センチの大きな花を、枝の頂きに、下向きに咲かせるフジアザミ。
ガクに相当する紅紫の刺状の総包は、反り返りって威嚇しているかのよう。
背丈も50~100センチと高く、葉のへりには多くの鋭いトゲもあって、ただでさえ強い印象のあるアザミ達の中でも、王者のようにとびきり強そうです。

王者の王冠をかぶるのにふさわしいフジアザミですが、コロナウイルスのコロナとは、王冠を意味するのだとか。

そういえば、2020年の年賀状にチョイスしたのも、たまたま、フジアザミの画像でした。

コロナには光冠という意味もある事から、同じ期間の世界のフラワーエッセンス季節のお勧め、リビングライトエッセンスの大天使ウリエル 《レッド》(神はわたしの光という意味)を併用されるのもいいでしょう。
ミックスボトルで混合せずに、それぞれ、個別のボトルでお使い下さい。

フジアザミは、緊急事態の際のリーダーシップを開いてくれるフラワーエッセンス。
先頭に立って、ネガティブな攻撃に立ち向かい、進んでいく時、恐れを軽減してくれます。

そして同時に、それがドラマの中での役割だ、という理解を促してもくれます。

今の時期、しっかりと大地に根付き、迅速で的確な行動をしていくサポートとしても、フジアザミは有効です。

上に書いたように、恐れは、私達が生き延びていく上で大切な感情です。
ですが、恐れが過ぎると、それが、生きる事を制限したりもします。

フジアザミは、健康的に、クリエイティブに(!?)、恐れる事を助けてくれるフラワーエッセンスです。

恐れがあまりにも大きいと、私達の第2身体はそれを感じまいと、肉体から離れようとします。
失神、意識が遠のくような感覚、震え等で、それを体感する事もあります。

そして、本来なら、時間経過と共に肉体に戻って来るはずの第2身体が、肉体からズレたままになってしまい、原因不明の不調、感情や感覚の麻痺をはじめ、様々な不調和として表現される事もあります。

そういった事の予防としても、砂礫地にしっかりと根付くフジアザミが役立つのですね。

ちなみに、マウントフジフラワーエッセンスによるエネルギーワークでも、ショックやトラウマに働きかける際、この種のエネルギー的なズレを調整する場合があります。

また、肉体に近い次元や第2身体に作用するフジアザミは、同時に、高い次元とも繋げてくれるフラワーエッセンス。

野性的な次元での生き延びにとって欠かせない、恐れ。
私達に気づきが起こった時、野性の次元の恐れを超えた、新しい世界が見えてくるかもしれません。

その他の働きとして、フジアザミには、黒曜石やブラックトルマリンが持つ、強烈な浄化と防御の力に通じる「魔除けエッセンス」的な作用もあります。

対立を調和へと転換し、今迄観る事を避けてきたシャドー(影の部分)を明らかにし、内的成長を促してくれる働きも。

3月中は、フジアザミと共に、ウメ(ホワイト)、セイクレッドエメラルド 《グリーン》を併用されるのもいいでしょう。

ウメ(ホワイト)は、自分の世界を観る目に理解をもたらし、セイクレッドエメラルド 《グリーン》は、調和を回復してくれます。

パビットラ(中沢あつ子)

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2019年3月~5月にかけてのお勧め 人生で出会う苦しみや試練を昇華する ハルジオン

ハルジオン

新たな元号を迎える、2019年の日本。


元号が変わっていくように、生きている限り、私達の人生も変化し続けます。

年齢や環境によって訪れる人生の様々なステージは、春夏秋冬の四季に似ています。

ひとつひとつの体験を通り抜けながら、人生は、螺旋状に進んでもいきます。

似たような出来事が巡ってきて、それに対する自分の反応や言動について、「私って、今迄と変わってない」、「全然、成長してない」と感じてしまう事も、少なくないもの。

それでも、私達は、螺旋階段を登りながら、似た反応や言動を繰り返しながらも、少しずつ、人生の風景を違った視点から見ている部分もあるのかもしれません。

もし、自分を変える事、自己成長に興味があるなら、人生で出会う体験を昇華していくプロセスに、ハルジオンはいかがでしょうか。

ハルジオンは、元々は北アメリカ原産で観賞用だったのですが、繁殖力が強く野生化。
様々な環境の中でも繁殖するとても強い植物で、現在は、世界中に根付いています。

4~6月に、白~淡紅色の花を咲かせるハルジオン。
淡い紅色の蕾の時には、下を向いてうなだれていますが、開花すると、元気に天を向きます。

ハルジオンのキーワードは、《新しい次元での自立》。

ハルジオンは、この世界で出会う様々な体験、とりわけ苦しみや痛みの試練を通過する事で、霊性へと開いていくフラワーエッセンス。

3次元世界の中で生きて、宇宙の現れとしての、命の多彩な表現の全てを承認する事。
それは、キラキラした柔なスピリチュアリティではなく、苦しみや痛みの実体験を通して、深い理解と共に、霊性へと昇華していく道だと言えるかもしれません。

新たな元号と出会う2019年という節目の時期、ハルジオンは、人生に対する新たな視野をもたらすサポートとなってくれるでしょう。

私達が、苦しみや痛みを退けたい、幸せになりたいと願うのは、至極、当然な事。
でも、時にはその在り方が、緊張をもたらし、余計に苦しみや痛みから抜け出せなくしてしまう事も。

ハルジオンは、生の中で出会う春夏秋冬、喜怒哀楽、生老病死・・・あらゆる体験を区別する事なく、極端な否定も肯定もせず、ただ、そのままに受け止める質を開いてくれます。

それは、生きている事へのくつろぎ、絶対承認です。

有名な禅僧、大愚良寛さんの名言
「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 
死ぬる時節には死ぬがよく候
是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候」
は、ハルジオンの働きかけに通じるような気がします。

そんなハルジオンは、成長や変容の時に役立つと共に、過去を向いた状態で、成長や変容が出来ないと苦しんでいる時にも役立ちます。

様々な体験を重ね、自分らしく生きて行きたい、自分らしく生きるしかないと思う時、ハルジオンは、3次元世界で生きる傍らで、静かに凛と寄り添ってくれるでしょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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2018年5月~8月にかけてのお勧め 自分の強さと再び繋がるために シロバナタンポポ

シロバナタンポポ

山笑う春から、山滴る夏。
明るく淡いグリーンは、みずみずしさに溢れ、強さを増していきます。

ピークへの上昇のエネルギーに乗って、シロバナタンポポのサポートと共に、あなたの強さを開いていきましょう。

繊細な国であるこの日本でも、強さについて、とりわけ過去においては、肯定的に捉えられてきたように思います。
それに対して、近年の精神世界や心理の領域では、強さについて、必ずしも肯定的な意味合いで捉えない事も。

微細エネルギー解剖学の視点では、強さとは、男性エネルギー。

もっと大きく、もっと多く、もっと遠くへと、欲しいものを獲得したり、新しい何かを発明したり、未知なる発見を求めたりするのは、創造し、開拓する男性エネルギーの質。

そんな男性エネルギーが否定的に働くと、その強さは、攻撃的、破壊的にもなります。

かつて、精神世界や心理の領域において、東洋的、ある種女性的なアプローチが入って来た時代背景のひとつに、戦争によるトラウマがありました。

戦争とは、まさに、男性エネルギーがネガティブに表現された姿。

能動的な男性エネルギーの対極である女性エネルギーでは、殺し合いまでは起こらないとも言われますが、それは、受容的な女性エネルギーが持つ、明け渡し、育み、護り、存続させる質から。

今回は、この時期の伸び上がるエネルギーと共振して、シロバナタンポポと共に、肯定的な強さを成長させていきませんか。

《男性エネルギー》というキーワードを持つ、シロバナタンポポ。
その名の通り、白いタンポポです。

別名、チチグサ。
受粉しなくても、子孫を残せます。
根を乾燥させたものは、催乳や乳ばなれに利用されます。
乳がんによいと伝えられていましたが、実際、抗がん作用があるとも言われています。

花のエネルギーからメッセージを受け取り、フラワーエッセンスを頂いたかなり後に知ったこれらの情報は、シロバナタンポポの男性エネルギーと女性エネルギーの調和、統合の作用に通じるようにも思え、興味深く感じます。

人生において、あるいは、今置かれている環境の中で、強さを抑えていると感じるなら、もっと強くなりたいと思っているなら、シロバナタンポポが役立ちます。

家族、学校、会社をはじめ、集団の中で、権威から圧迫されていて、自分の強さが表現出来ないでいるなら、この時期のエンジェルのサポートと共に、シロバナタンポポを使ってみませんか。

強さを表現すると、強い他者に必ず抑えつけられる、だから、主張しないで上手くやっていく・・・。
自分は、弱い人間だ。
社会的にみて、自分は劣っている。

何らかの過去の経験によって、あるいは、現在の他者との力関係の中で、自分自身が強くある事を諦めてしまっているなら、シロバナタンポポの出番です。

ちょっと自分自身に、問いかけてみましょう。
1年先、2年先、5年先、10年先でも、この状態でいてもいいですか?

もし、違和感があるなら、それは嫌だと感じるなら、あなたの中のシロバナタンポポの質、いい意味での反逆者が応答しているというサイン。
シロバナタンポポを使ってみて、というサインです。

でも、シロバナタンポポを使ったからといって、攻撃的になりすぎたり、人間関係を破綻させたりする事はないので、どうかご安心を。

シロバナタンポポは、強くある事、勝つ事にこだわりすぎて、弱い自分を表現したり、負ける事や折れる事が出来ない場合にも役立つフラワーエッセンスなのですから。

シロバナタンポポは、他者との力関係の中で、バランスよく自分の強さを発動してくれるのですね。
そして、その背後には、他者との力関係に依らない、比較しない真の強さ、というものがあります。

強さを認識するには、弱さが必要です。
他者の存在によって、比較によって、私達は、自分の強さや弱さを認識します。
そんな他者との力関係に依存しない、独り在る自分自身としての強さと繋げてくれるのが、シロバナタンポポなのです。

真の強さは、他者の承認があるなしに関わらず、内側にブレずに存在し続けます。
それこそが、強さやパワーを司る第3チャクラに内在する可能性です。

シロバナタンポポは、この世界で最初に出会う男性エネルギー、父親との関係にも作用してくれます。
父親の影響で、男性への憎しみ、怒り、不信感で恋愛がうまくいかない、仕事でリーダーシップを発揮出来ない、主張出来ない等、父親や父権に対するネガティビティに働きかけたい時にも、使ってみて下さい。

また、シロバナタンポポの裏技としてあるのが、防御。
サイキックアタック、外から向けられた強い感情や思考エネルギーに対して、エネルギーレベルで、能動的に拒絶する(対攻撃で競うのではなく!)強さを与えてくれるでしょう。

他者の感情や思考のエネルギーを受け取るのは、受容的な女性エネルギーの質。
男性エネルギーを帯びたシロバナタンポポが、能動と受容のバランスをとってくれるでしょう。
とりわけ、時空を超えて相手の感情や思考をキャッチしたり、肉体レベルで影響が出やすい人に役立ちます。

パビットラ(中沢あつ子)

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2017年4月~6月にかけてのお勧め 新しい可能性へとオープンしていきたい時に オダマキ

オダマキ

日本では、高山等で出会える、野生のオダマキ。
富士山でもオダマキを見かけますが、このオダマキのフラワーエッセンスは、ピンクのセイヨウオダマキから出来ています。

セイヨウオダマキは、ヨーロッパ、シベリアが原産。
どうして、日本のオダマキではなく、西洋のオダマキからフラワーエッセンスを頂く事となったのかは、マウントフジフラワーエッセンス開発者にとってもミステリーです。

自然な流れに寄り添っていたら、「ただ、そのように、起こった」としか、言いようがありません。


このオダマキ、元々は、園芸種として、どこかで栽培されていたのでしょうか。
元いた地から、何かのきっかけで、遠く離れた場所に運よく根付き、花咲いたのですね。

オダマキがこの場所にやって来れたのには、何かしらの、偶然の計らいがあったはず。
どんな経緯でやって来たのか、オダマキの冒険の物語を思うと、ワクワクします。

《人間関係の輪を広げる》というキーワードのこのフラワーエッセンスを、マウントフジフラワーエッセンス開発者は、「関係のフラワーエッセンス」、「縁のフラワーエッセンス」とも呼んでいます。

元々、オダマキは、種を飛ばし、どこにでも育つ、たくましい性質を持つ冒険家。
野生種と園芸種が交配して、自然に、多彩な色や形の花が誕生する事も少なくありません。

このフラワーエッセンスには、オダマキのそんな冒険の気質も、インプットされているように思います。

書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」にも少しだけ書いていますが、オダマキのフラワーエッセンスを頂いている時、自然界の命達との繋がり、交流を感じさせられる出来事が、頻発しました。

未知なる出会いに、オープンでいる事。
危険を冒して、ジャンプする事。
起こる事を、トータルに信頼する事。
大いなる計らいに、委ねる事。

オダマキには、能動性と受容性が織りなす、冒険のエネルギーが溢れています。

春から夏にかけて、光のエネルギーが強くなっていく時期、このフラワーエッセンスの「招き」と「縁」の後押しで、自分自身の可能性を広げてみませんか。

私達は、過去の経験から、「私は、こういう人」という決めつけをします。
過去の経験の積み重ね、歴史が“私”を作る、とも言えるでしょうか。

オダマキは、行動を起こそうとした時、未来を想像する時、エネルギーボディー(サトルボディー)にインプットされた過去の記憶によって、ネガティブなイメージがわき上がってきたり(どうせ今回も同じようになるだろう等)、可能性を縮小してしまう(これ以上はきっと無理だろう等)傾向に役立ちます。

愛であれ、お金であれ、恋愛であれ、仕事であれ・・・守りの姿勢が過ぎる傾向、小さな事に細かすぎる傾向によって、出会いが少ない、運気が変わらないと嘆く人にもいいでしょう。

このフラワーエッセンスは、過去からの枠を飛び超えた、未知なる可能性へと開いてくれます。
未来への肯定的な予感を刺激し、もっと人生を冒険する勇気と楽観性をもたらしてくれます。

自分に対する信じ込みや枠組みをはずして、可能性を広げたいと感じるなら、オダマキは最適のパートナーです。
この時期の光の拡大のエネルギーと共に、働きかけてくれるでしょう。

オダマキは、豊かな多様性を、人生に招いてくれるフラワーエッセンス。
この世界で起こるダイナミックな交流と縁の中で、与え受け取る人生の冒険を、オダマキと共に楽しんで下さい。

パビットラ(中沢あつ子)

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2016年3月~6月にかけてのお勧め 気づいたら、自然に理想的な環境を受け取っていた? 霊性と物質世界を統合する

霊性と物質世界を統合する

◎オオイヌノフグリ、オオケタデ、シシウド、シャクナゲ(ペイルピンク)、センニンソウ、ボケ、ボタンヅル、ミゾソバ(ホワイト)

現実とスピリチュアリティ、日常と瞑想に橋を架ける、「霊性と物質世界を統合する」。

日々の生活に根付きながら、そこに瞑想性を見い出す事。
全ての営みが、存在、宇宙、大いなる何か(・・・何と呼んでもいいのですが)の現れであると、気づいている事。

地に根付く事と、天へと届く事。
その両方を、天と地の間で生きる事。

泥の中から育ったロータスの花弁が泥に触れていないかのように、世間の中に留まりながら、世間の中で生きる事。

天と地の世界の両方に触れているかのように、あるいは、何にも触れていないかのように?

インドの覚者が語るゾルバザブッダ、トラディショナルな修行である非行非坐といった表現に、何となく似たテイストを感じたりしつつも、このボトルのエネルギーに共振し、本来はとてもシンプルな何かを表現しようとすると、言語化出来ない領域に触れるが故に、どんどん抽象的になってしまいそうです・・・。

長く複雑な道のりの先で出会う、シンプルな、普通の、何でもない、ただそれだけの、何か。
それが、このボトルが奏でているものです。

マウントフジフラワーエッセンスを使って下さっている方々にとって、この「霊性と物質世界を統合する」は、昔から、上級者向けのボトルだと印象付けられている事があるようです。

書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」では、「里の修行ボトル」と表現されてもいる、「霊性と物質世界を統合する」。
この名称だけでも、「何だかハードル高そう~」と思われてしまうのでしょうか。

初心者は、他のボトルを使用して自分を整えてからこのボトルに進んだ方がよい、といったお声を、間接的に耳にする事もあります。

それは、半分正しくて、半分違っている、と言えるかもしれません。

春から夏に向かって、エネルギーが伸び上がっていくこの時期、「霊性と物質世界を統合する」を、あえてチャラい感覚(すみません)で使ってみませんか?

実は、このボトル、よくよく考えたら、とても都合のよいボトルなのです。
とりわけ、スピリチュアリティに惹かれながらも、世間で生きる事を選んだ人達にとって、霊性と物質界を統合出来たら、そんな都合のよいお話はありませんから!

俗世間に違和感を覚え、スピリチュアルな組織に違和感を覚え、どこにもしっくりとくる場も人もないと感じながらも、着地点を探している人達。
彼等にとって、お金の世界、組織の世界、いわゆる政治的な世界といったものは、とにかく距離をとりたくなるものなのかもしれません。
その自身の反応に、もしかしたら、過去世で余程何かあったのかしら?と、感じている人も。

そんなあなたで全然OK!無理に変える必要なし!と、きっぱりと言ってくれるのが、このボトルです。

「霊性と物質世界を統合する」は、願いの実現や豊かさの引き寄せに食いついてあれこれとワークするのではなく、そういった事に時間やエネルギーをとられる事なく自らの道を行きながら、気がついたらどういうわけか必要なものを受け取っていた、と感じるような展開をもたらしてくれるボトルなのですね。

何とも比較する事なく、ただ、自分が惹かれる道に罪悪感や焦りなくフォーカスする事で、結果的に、その道にフィットした環境を手に入れている(あえて「手に入れる」と書いてみました)事。
このボトルの少し深い層にある働きかけからみて、これは自然な事です。

書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」をお持ちの方は、改めて「霊性と物質世界を統合する」のページを読み返して、本を通して、このボトルのエネルギーへと開いてみて下さいね。

自分自身の道のりを進んでいく為の、理想的な環境をもたらしてくれる「霊性と物質世界を統合する」の作用を、実は多くの探究者達が経験しています。

自らのメインロードを進む事で、意識の表面に上がる事なく、枝葉である周辺の環境が自然と整えられていくのは、このボトルならではの特徴的な作用ではないかと思います。

自分にとって優先順位の低いものに煩わせられたくない、でも、現実には現実があるので無視は出来ない・・・。
俗と聖の狭間で、最も大切にしたい事に突進出来ないはがゆさや葛藤のある人にとって、「霊性と物質世界を統合する」は、自らの道を、内側の素直な応答に寄り添って特別意識なく進んでいく覚悟と共に、それに伴った環境をもたらしてくれるボトルなのです。

パビットラ(中沢あつ子)

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