2024年6月~8月 内奥のピュアリティと共に生きる自分を許す ボタンヅル

ボタンヅル

風の時代が話題になってから久しいですが、まだまだ色々とありそうな気配。
今回は、時と共に変化していく世界を生きていくサポートとして、純粋という切り口からボトルをチョイスしてみました。


日当たりのよい場所を好むボタンヅルは、その名の通り、ツルで他の植物にからみながら育ちます。
そして、葉がボタンの葉に似ている事から、ボタンヅル。

キンポウゲ科センニンソウ属で、よく似た花を咲かせるセンニンソウとは、葉っぱを見ると簡単に見分けられます。
マウントフジフラワーエッセンスのストックボトルにはボタンヅルとセンニンソウの両方がありますが、共通した質として、物質界を超えた繊細さが挙げられるでしょうか。


8~9月、ボタンヅルは、十字形の白い花を、上を向いて完全に開かせます。
十字形の花弁に見えるのは、実は花弁ではなく、花弁状のガク片。

直径1、5~2センチの十字の中からは、雌しべを中心に、光のように四方八方に開いたたくさんの雄しべが。


白い十字架と光の姿の、小さな花。
つるで他の植物を覆うようにたくさんの花が咲いている様は、新婦のウエディングベールのようです。

白い十字架が表れる前のたくさんのまあるいツボミは、愛らしい赤ちゃんのようでもあります。

そして、秋には、お星様のように集まった細い卵形の種は、白い羽毛を纏い、老賢人のように。
冬になり、枝に残った種達は、輝く銀白色のお花のようにも見えます。


幼子、新婦、老賢人・・・変化しながらも、穢れのない純粋さや神聖さを感じさせてくれるボタンヅルの姿は、そのエネルギーの質にも通じるものです。


成熟のプロセスを通して、意識化されていく純粋性。
実のところ、その純粋性は、経験や学びとは関係なく、元々内奥に存在する本質的なものが核となっています。

それは、私達がする事によって、得たり失ったりするものではありません。
私達が意識していてもいなくても、在り続けるものです。

私達は、それを外界に投影しているだけなのですね。


そんな純粋性との繋がりを再び思い出したい時には、いつでもボタンヅルが役立ってくれます。


ボタンヅルのキーワードは、《純潔》。
ボタンヅルの純潔は、時の影響で変化する事のない、決して汚される事のないピュアリティです。

そのピュアリティを携えて現実を生きていくためのサポーターが、ボタンヅルです。
ピュアリティという弱さに内在する強さは、何によっても変えられる事なく、私達の内奥に存り続けます。


ボタンヅルは、現実世界を生きる事と純粋である事という、ある種の対極を同時に生きていく事を助けてくれます。

純粋さが現実生活を邪魔するのではなく、肯定的に役立てられるように。
実際、その純粋さが、現実世界で汚される事はありません。


ボタンヅルは、とりわけ純粋さが生き辛さの原因だと思っている人にとっては、頼もしい伴走者となってくれます。

例えば、「森の奥にひとり潜む妖精さん」や、「孤立しがちな芸術家さん」のようなタイプが、これに含まれるでしょうか。


人間関係が生き辛さと大きく関係していると感じるなら、テーマや調合内容の変遷に関わらず、ある程度の期間、定番として、ミックスボトルに加えてみるのもいいでしょう。

テーマや調合内容が変化していっても変化しないボタンヅル・・・この使い方は、まさに、ボタンヅルの「純潔」に通じる感じですね。


現実世界では羽を隠し、バリバリやってうまく生きてはいるけれど、本当は妖精さんなタイプにもお勧めです。


~ 以下は、書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」からの抜粋 ~

ボタンヅルが表現している内奥のピュアリティは、学習や訓練で獲得されるものではありません。
学習や訓練で得たものは、私達の存在の、最初の最初から存るものではありませんでした。
ボタンヅルは、獲得したそれらを手放した後に何が残るのかについて、改めて観ていく手助けをしてくれます。
ボタンヅルが指し示しているピュアリティは、元々、全ての人々の内奥に、あらゆるものの内に、既に備わっているもの。
私達自身が、「そのもの」だと言ってもいいかもしれません。
そして、その純粋な空っぽさは、学習や訓練といった経験で獲得した世界がある事によって、初めて知覚され得るものなのかもしれません。
この花のエネルギーは、私達が、内側の純粋な光、つまり、人格、役割、経験を超えた「何か」=Beingへと戻っていく為に存在するのです。
この花は問いかけています、「学んだ事、学習や訓練で得たものを脱ぎ捨てた後、あなたに何が残りますか?」
そこには、か弱く純粋な幼子が隠されているかもしれません。


ボタンヅルの柔らかな白い光のベールは、エネルギーの繊細な保護としても使えます。

例えば、敵意、妬み、単に気に入らないとか憂さ晴らしといったレベルまで、外側からの攻撃がある時、私達は感情的な反応から、対象と同じレベルへと自らを引き落としてしまいがちです。

そんな時、ボタンヅルは、対象の感情の次元に巻き込まれないよう、高いエネルギーで護ってくれます。
高い次元と繋がったまま、必要であれば何をしたらいいかを明確にし、行動へと繋げてくれるでしょう。
そういった働きかけから、今の時代のSNSによる中傷等にも役立つでしょう。


ボタンヅルのエネルギー保護は、とりわけ妖精さんタイプに役立ちます。
どう対処していいか分からず固まってしまったり、弁明出来ず誤解されてしまったり、逃げてしまったり。

ふわふわした状態に軸を作ってくれるボタンヅルは、自身の個性を分かち合えるよう、助けてもくれます。
芸術活動をはじめ、創造性を刺激し、繊細な領域と現実世界に橋を架けてくれる作用も。


ボタンヅルは、第7チャクラにカテゴライズされています。
(第7チャクラの領域にのみ作用するという意味ではありません。)

個人の内に元々ある、エゴとしての個を超えた領域を響かせてくれるのは、ボタンヅルの働きかけのひとつ。


また、真紅の4枚の花弁の蓮の花として示される事が多い第1チャクラが、十字として表現される事も。
ボタンヅルの花の姿に見られる十字が、第1チャクラを表現しているのは興味深い事です。

十字架は卍が元になっており、外側へと広がる強さ、第1チャクラが司る肉体次元を表現するという説もあるのだとか。


この種の秘教的な諸説に偏ってしまうと、かえって花のエネルギーから離れてしまいがちです。
・・・だとしても、この地上で基盤としての肉体を携えて今を生きる事を通して、高い次元へと入っていける私達ならではの可能性を、思い起こさせてくれるようにも思います。

変動の時代の中、高い次元から目をそらさず目標にして進んでいく時、到達への励ましにもなってくれるボトルです。
(深く観るなら、目標や到達といったものはないのですが。)


微細なエネルギーに敏感な方の場合は、ボタンヅルとセンニンソウの併用もお勧めです。
人の形に入った全ての妖精さん達に。

パビットラ(中沢あつ子)

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2023年6月~8月 凛然と「ノー」を表明する ナギナタコウジュ

ナギナタコウジュ

シソ科の植物であるナギナタコウジュは、その名の通り、外側にナギナタ状に反り返り、淡い紫の小さな花を、歯ブラシのようにぎっしりと咲かせます。

枯れた後も残るシソとハッカを合わせたような強い匂いは、エネルギーの強さの表現でもあるでしょうか。


薬草としても知られていますが、アイヌの人達は、その匂いが邪気や病魔を寄せ付けないとして、ナギナタコウジュのハーブティーを日常的に飲んでいたのだとか。
この花のフラワーエッセンス誕生からかなり後にその事を知り、受け取ったメッセージと共通する質を感じました。


武器の薙刀としては、ハートサポートシステムからすぐの比叡山の僧でもあった、薙刀の名手、武蔵坊弁慶の姿が思い浮かびます。

女性と薙刀といえば、巴御前や静御前が連想されたり、江戸時代に武道として確立した事で、武家の女性がたしなむイメージもあるでしょうか。
薙刀を持つ女性の凛としたイメージは、ナギナタコウジュのエネルギーを表現しているように思います。

余談ですが、いわゆる〇道(茶道、香道、合気道、弓道等々)と呼ばれるものって、所作が美しいですね。


ナギナタコウジュのキーワードは、《境界線》。

言葉であれ、行動であれ、エネルギーであれ、明確にきっぱりと拒絶したい時に役立つボトルです。


ナギナタコウジュが与えてくれる、外側からの否定的な言動やエネルギーを拒絶する強さは、個としての自分自身を護る事と繋がっています

例えば、どう考えても理不尽な仕打ちをされた時、当然あるべき権利を侵害された時に。


・・・とはいっても、現実世界では、役割や立場等から、拒絶する事が難しい場合も少なくありません。

現実的には「ノー」を表明しにくい時、ナギナタコウジュは、エネルギーレベルにおいて、オーラフィールドへの侵入を拒絶すると共に、内側の尊厳を護れるようサポートしてくれます。

悪意や攻撃をはじめとする意図的なエネルギーをぶつけられた時には、受け取り、吸収しないよう助けてくれるでしょう。


その一方、ナギナタコウジュの真骨頂は、自分自身で「ノー」を表明する事のサポートでもあります。
明確に「ノー」を言いたい時、言う必要のある時にいいでしょう。

「ノー」を言う言わないを通り過ぎての、もはや話し合いすら拒否といった、完全な拒絶の表明の時にも、このフラワーエッセンスが役立ちます。


また、言いにくいけれど断りたい、ぎくしゃくせず穏便に距離を取りたい・・・人生で誰もが遭遇するちょっとした出来事に対しても、ナギナタコウジュは有効です。

逃げるみたいでズルいかな、相手にどう思われるだろう、悪い噂をたてられないだろうか、霊的成長からハズれるかな・・・日本人にありがちな傾向をはじめ、自己イメージやある種の構えが発端となり、関係をより複雑で痛みあるものにしてしまいがちな人にとっても、明晰さをもたらしてくれるこのフラワーエッセンスが役立ってくれるでしょう。


いずれにせよ、ナギナタコウジュは、様々な次元において、拒絶したいものを遠ざけてくれるのですね。


他者の影響を受けやすく、明確な意思を表明出来ないため、利用される、搾取される、いじめや八つ当たりのターゲットにされる等、犠牲者になりがちな傾向にもいいでしょう。


このフラワーエッセンスは、いわゆる弱者的な立場の人が、自身の尊厳と権利を取り戻す目覚めのプロセスを、頼もしく後押ししてもくれます。

今の時代、「ノー」を飲み込まねばならなかった昔の時代と比較して、自身の尊厳や権利の為に、声をあげやすくもなってきています。
世界中の様々な領域で、それが見て取れます。

ナギナタコウジュは、そんな今とこれからの時代に重宝するボトルでもあるのですね。


このフラワーエッセンスを使う時には、薙刀を持つ美しく勇猛な武将(性別に関係なく)が護ってくれている、あるいはそんな主人公になった自身をイメージしてみるのもいいでしょう。
ナギナタコウジュのエネルギーと共に、武将のイメージが下位のエネルギーボディー(サトルボディー)に吸収される事で、対人関係における表現の選択肢を広げてくれるでしょう。

対人関係でエネルギーを枯渇させない在り方を育ててくれる事から、人によっては、一定期間、このフラワーエッセンスを使われる事をお勧めします。


飲む以外では、歓迎しないエネルギーが侵入してこないよう、お部屋等にスプレーする方法もあります。
玄関、ドア、窓、排水口等、何かが出入りする場所には、念入りに噴霧するといいでしょう。

スプレーによってエネルギーの砦を創造してくれるので、オーラフィールドや空間のデイリーケアとしても役立ちます。

敵と見なした対象を気にしすぎる、戦いすぎる傾向がある場合、エネルギーの砦作りはナギナタコウジュにお任せして、リラックスする時間を増やして頂ければと思います。

パビットラ(中沢あつ子)

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2022年6月~8月 ショックやストレスからの再生のために、エネルギーの身体を修復する ヒレハリソウ

ヒレハリソウ

この花は、和名のヒレハリソウよりも、英名のコンフリーの方が知られているかもしれません。

紀元前400年からハーブとして栽培され、様々な地域で、帰化植物として広く根付いています。

ヨーロッパでは、根や葉を炎症や骨折の治療に使う等、古くから薬草として重宝され、奇跡の植物と呼ばれています。

ナチュラル系の輸入バームやオイルを目にしますが、日本でも、かつては、鑑賞用、飼料用、食用、薬用等として栽培されていました。
現在は、刈り取られても再生するそのたくましい生長力と繁殖力で、野性化しています。

日本に帰化しているのは、通常のヒレハリソウとオオハリソウとの雑種起源のもの。
ちなみに、ロシアンコンフリーは、ヒレハリソウとオオハリソウとの交配園芸種。
日本では、これら3種が、ヒレハリソウ(コンフリー)の主な種としてひとくくりにされているようです。

ヒレハリソウは、5月~8月頃、茎の頂に先端が巻かれた花穂を出し、釣鐘状に垂れ下がった、紫、紅紫、白色の長さ1、5~2センチくらいの花を、下向きにたくさん咲かせます。

このフラワーエッセンスには、紫色のお花のエネルギーがインプットされています。

ヒレハリソウのキーワードは、《修復》。

可愛らしい少女のスカートのようにも見えるヒレハリソウの花弁ですが、ヒレハリソウを入れたお風呂に入り、処女性が修復したという魔法のような伝説もあるそうです。

ショックやトラウマ、長期のストレスによるエネルギーボディー(サトルボディー)の修復のために、まずお勧めしたいのが、ヒレハリソウ。

ショックやトラウマに作用するコンビネーションボトル「個人や集団の過去を癒す」のフォーミュラー、オーラスプレーにも含まれていますが、エネルギーボディー(サトルボディー)の修復をメインテーマにしたい場合は、ヒレハリソウの単体使いがお勧めです。

単体使いすると、その花のエネルギー的な作用が際立つのですね。

エネルギーボディー(サトルボディー)修復の作用から、このボトルは、エネルギーワーク、ボディワークの補助としても、広く活用する事が出来ます。

新型コロナ、ロシアのウクライナへの軍事侵攻等、まだまだ世界は揺れ動いています。

自分自身が直接体験した事は勿論ですが、今の時代、体験していない事も情報として入って来るので、それによって気持ちが大きく動かされる事も少なくありません。

とりわけ、映像等を通して視覚的にダイレクト入って来るものは、正誤、善悪といったアタマの判断に関係なく、それ自体に反応して気持ちが動かされます。

同時に、情報過多になると、アタマが混乱しがちにもなります。
多くの情報は入って来ても、政治、経済、外交といった様々な立ち位置もあって、何が真実なのか判断がつかない事も。

微細エネルギー解剖学的には、ショックな体験をした時、快不快を感じるエネルギーボディー(サトルボディー)であるエーテル体は、ショックを感じ続けないよう身を護るために、肉体から一時的に離れようとします。
失神したり、血の気が引く感覚になったり、現実感や時間感覚がなくなったり、記憶が飛んだりするのは、そういったエーテル体の状態が関係しています。

ちなみに、自然の中で平和にくつろいでいる時、自分のスペースが広がった感じがするのも、エーテル体の状態が関係しています。

瞑想で、身体の一部や全体が大きくなったり、消えたり、宙に浮いたり、現実とは異なる姿勢で座っていたり・・・といった感覚も、エーテル体と関わっています。

さて、ショックですが、多くの場合は時間経過と共に治まっていき、エーテル体も元の状態へと戻っていきます。

でも、大きなショックの場合は、エーテル体がズレたり収縮した状態が長引き、やがてはそれが肉体次元へと伝わり、数か月後等、少し遅れて心身の不調として表現される事もあります。

ヒレハリソウは、今まさにショックを受けた直後だけでなく、古いショックにも働きかける事が出来ます。

今世の過去だけでなく、アストラル体にインプットされた過去世のエネルギーにも作用してくれます。

ヒレハリソウは、突然前触れもなく降りかかってきた天災、人災等、いわゆる「青天の霹靂」のようなショックな体験に有効です。

今も日本や世界で起こっている事を通して、エネルギーボディー(サトルボディー)が受けた影響がうまくリリースされていないと感じる時、深刻な状態になる前に整えてくれるでしょう。

また、ヒレハリソウは、ここ何年かのコロナ禍での生活のように、長い間、ストレス下にさらされている状況にも役立ちます。
長期間のストレスもまた、エネルギーボディー(サトルボディー)に影響するのですね。

最新の研究では、オミクロン株の後遺症が出た場合、長期化する可能性があるとの事。
微細エネルギー解剖学的には、免疫力や肉体的な強さは、エーテル体と深く関わっています。

なので、感染や後遺症、また、それらの予防的な意味でも、エネルギーレベルにおいて、ヒレハリソウは頼りになるかと思います。
(フラワーエッセンスは医療行為やお薬に代わるものではないので、併用についてはお医者様に相談なさって下さいね。)

ヒレハリソウは、強い薬物をはじめ、モノでも、出来事でも、人でも、情報でも・・・毒にも薬にもなるくらいの影響力を秘めた何かからの影響に役立つボトル。
人生の様々なシーンで、エネルギーサポートとなってくれるボトルだと言えるでしょう。

今回の「マウントフジフラワーエッセンス季節のお勧め」にヒレハリソウをチョイスするにあたり、改めて調べてみたところ、ロシアンコンフリーが出てきたのは、ちょっぴりタイムリー感があります。

ロシアで「畑の牛乳」と呼ばれているロシアンコンフリーは、侵襲(侵入し襲うという意味で、医学の世界でも使われています)的な植物ではないとの情報もあって、興味深かったです。

書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」にも少し書きましたが、ヒレハリソウと初めて出会った時には、未来のために采配してくれたようなエピソードがありました。

パワフルな影響力を持つヒレハリソウのエネルギーは、共時性も印象的です。

ヒレハリソウは、様々な死と再生のプロセスに役立ちます。
再誕生を促すこのボトルは、過去、現在、未来と、時間軸を超えて作用してくれます。

ヒレハリソウは、古いものから脱皮し、新しいものへと根を下ろす「上昇と下降のボトル」なのです。

パビットラ(中沢あつ子)

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2021年6月~8月 他者と協力し合い、自他の個性を認め、自分自身を表現する ジシバリ

ジシバリ

日当たりのよい場所に花開くジシバリは、高さ5~10センチ程の、背の低い植物。
僅かな土であっても、地面に張り付くように、四方に広がっていきます。

そのパワフルな姿は、まさに、地縛り(ジシバリ)!
直径1~2センチの小ぶりな花を咲かせるジシバリには、地面を縛る底力があるのですね。


地面に広がった株の中で、イエローに輝くひとつひとつの花は、皆で遊ぶ子供達のそれぞれが、集団の中で、言葉や行動を通して、自己表現しているかのようです。

そういえば、ジシバリからエネルギーを頂いた際、ツバメの雛達が大きく口を開けて鳴くように、ひとつひとつの花達がおしゃべりであった事、思い出しました。

ジシバリのキーワードは、《個である事》。

子供や雛のような新鮮なエネルギーを持つジシバリは、皆と関わり合いながら、自分の個性を磨き、自然に自己表現していくためのフラワーエッセンスです。

今もまだ、新型コロナ禍にいる、私達。

新型コロナの事を、地の時代からの古い価値観を手放し、新たな風の時代へとシフトしていく象徴だと捉えている人達も、少なくないようです。

風の時代は、他者との比較や競争、パワーゲームを超えたところで、ひとりひとりの個性を開花させていく時代。
他者との分かち合いや繋がりが大切になると共に、互いの違いを承認し、個々の個性が尊重される時代でもあるのですね。

木のひとつひとつの枝が、姿や方向は違っていても、根っこはひとつである事。
これは、風の元素と関係する、ハートチャクラのワンネスの質でもあります。

また、風の時代でなくとも、新型コロナもそうですが、何らかの困難、不測の事態に直面した時、その人の内に元々ある隠された質が、浮き上がってくる事があります。

例えば、一匹狼的な人が、集団をまとめるリーダーシップを発揮したり。
日頃は目立たない人が、色んなやり方で他者を攻撃したり。

通常と異なる環境の時には、その人の隠された才能や、隠していた未熟な部分が出やすいのですね。

それは、あらゆる領域で自分自身の成熟度が試され、自身の目の前に示される時だとも言えるかもしれません。
そんな時には、尊敬出来たり、引き上げてくれる、様々な次元で成熟した賢者のような、「大人」の存在も大切でしょうか。

でも、もし、そういう人が周囲にいなければ、素直な「子供」のジシバリに頼ってみて下さい。

ジシバリは、個としての個性や意思を、健康的に発達させてくれるフラワーエッセンス。
自分の居場所、与えられた環境の中で、自分らしさが開花するようサポートしてくれます。

他者と協力し合い、自他の個性を認め、自分自身を表現する・・・風の時代にフィットしてもいる個を確立するプロセスは、子供から大人への成長の段階に含まれています。

そこには、大きなチャレンジや失敗や軋轢もあるかもしれませんが、その機会を持てないまま年齢を重ねてしまうと、大人になってからが大変になります。

健全な対人関係を結ぶ事が困難になったり、極端な場合は、世界や他者へのダークな思考や行動の結果、自身の尊厳を貶める人生を生き続ける事にもなりかねません。

ですが、完璧に健全な人というものも、なかなかいないものです。
他者の不健全さもさらりと流せるような余裕もまた、風の時代を、自由に軽やかに飛翔する人の特徴かもしれません。

輝く光が、いつも内側にある事を想起させてくれるジシバリ。
自らが輝く事、光を分かち合う事をうながし、自身に科した縛りの悪循環を、光と共に解いてくれます。

こういった働きから、ジシバリは、子供の自立やチャレンジの時期、インナーチャイルドの癒しにも役立ちます。

他者と関わりながら個性を伸ばす事が環境的に難しい、このコロナ禍の中、対人関係や自己表現の力を成長させたい子供達にも、お勧めしたいボトルです。

パビットラ(中沢あつ子)

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2020年7月~10月 戦いから赦しへと転換する トネアザミ

トネアザミ

世界的な、新型コロナウイルスの流行。

様々な対応によって、経済的に大きなダメージを受けたり、働き方をはじめ、生活のパターンが一変した方は、少なくありません。


そして、今も、私達の生活は、その方向性を模索しながら、変化し続けています。

日々、感染者数を気にかけたり、第2波、第3波を懸念したりと、まだまだ、新型コロナウイルス対応は続きそうです。
その環境の中、天災が気にかかる事もあるかもしれません。

コロナの前には戻れない、と言われている、アフターコロナの世界。

私達には、アフターコロナの世界を生きる決断をするしかないのですが、それは、現時点において、具体的でしっかりとした予測が出来ない、未知の世界でもあります。

そんな、先が見えない、不安定な環境に寄り添って生きるサポーターとして、今回は、トネアザミをお勧めしたいと思います。

前回の「マウントフジフラワーエッセンス 季節のお勧め」は、フジアザミ。
今回は、同じアザミの仲間から、トネアザミです。

多くの種類があるアザミの中でも、トネアザミはポピュラーな存在です。
鋭い刺を持つこの花の別名であるタイアザミは、「痛いアザミ」からきているのだとか。

《不屈》というキーワードを持つトネアザミ。

職場、学校、家庭、地域をはじめ、辛く苦しい環境の中にいて、そこから逃げる事が出来ない時、留まり続けるしかない時に、まさに不屈の魂を呼び起こしてくれるフラワーエッセンスです。

私達が、新型コロナウイルスがもたらす状況に寄り添って進んでいく道のりにおいて、ハートの意志に気づきながら、その時々の環境の中で生き抜いていく強さを与えてくれます。

無症状のケースもある事から、より感染にデリケートになる新型コロナウイルスだからこそ、時には、被害者、加害者、犯人捜しといった目線が、戦いや争いの種にもなる事もあるかもしれません。

そんな戦いや争いの奥底には、自分自身や大切な人が、安全に安定して生きてほしい、という願いがあります。

トネアザミは、外側に向かう戦いや争いのエネルギーを、内側の自己愛や自己尊厳、自分自身への赦しへと転換してくれます。
まず、自分自身を承認する事から、他者を承認する事へと、ハートのパワーを広げてくれます。

現実に起こっていなくても、想像の世界で戦ってしまうパターンにも有効なトネアザミは、アフターコロナを生きていく中で、深いところにある私達の願いを、個からより大きなフィールドへと花開いてくれるのです。

鋭いトゲを持つアザミは、ちょっと近寄りがたい、特別な印象の花。

「一番好きな花は?」と聞かれて、アザミと答える人は、印象的な思い出でもない限り、そんなに多くはいないのではないか、という気がします。

アザミの花言葉には、報復、復讐、防御、勝利、独立といった、戦う事と関係するものがいくつかあります。

同時に、聖母マリアや天使にまつわる言い伝えもあるアザミには、恩恵、善行、治癒 安心、高貴といった花言葉も。

私達は、そんなアザミの両方の質のエネルギーを受け取って、近寄りがたいと感じるのかもしれません。

アザミという花の奥深いエネルギーには、幾重もの可能性があるように感じています。

・・・

このフラワーエッセンスは、自分自身を大切にする事を伴った社会性を発達させてくれます。
そして、否定的環境の体験を通して、生の背後にある深い宗教性に触れ、高い霊性を携えて力強く人生と関わっていく事を助けてくれるでしょう。
自分自身に誇りをもって、今いる場所で花咲けるように。

~書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」より~

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パビットラ(中沢あつ子)

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2019年6月~9月にかけてのお勧め 令和に宿る「美しい調和」を内外に体現していくために ヤマブキ

ヤマブキ

日本の新しい元号、「令和」。

「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められているとの事でした。

また、「明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる」とも。
花が、私達に宿る本質を触発してくれる存在だという事を、フラワーエッセンスに関わる身としても、改めて感じさせられた内容でした。

令和については、海外でも広く報道されたようです。

カナダのリビングライトエッセンス開発者のレイチェル(息子さんの奥様は日本人)は、ニュースを通じて、令和が万葉集からとられたものであり、「美しい調和」を意味すると知ったのだとシェアしてくれました。

令和に宿る「美しい調和」を体現していくサポートとして、ヤマブキはいかがでしょうか。

ヤマブキは、海外ではジャパニーズローズと呼ばれ、人気が高いのだとか。

古くから日本人に親しまれてきた花、ヤマブキ。
令和は万葉集のウメにちなんだ元号ですが、ヤマブキも、万葉集に多く登場する花です。

ヤマブキのキーワードは、《ありのままの自分》

私達がありのままの自分にくつろいでいる時には、ありのままの外界にもくつろいでいる、とも言えます。

内側の、外側の、ありのままの在りようをただそのままに許す事に、努力や作為は必要ありません。(むしろ、邪魔になるかも。)
そんなくつろぎの中にいる時、私達は、自然と調和がとれているのですね。

ヤマブキは、まず、内側に調和をもたらし、その調和のエネルギーを外側へと広げていく事を助けてくれます。

私達の内側の状態は、鏡のように、外側の人間関係や出来事に反映されます。

それは、世界のせいで自分が何かを被っているのではなく、自分の人生観や生きる姿勢が、自分の世界を創っている、という事。

ヤマブキは、様々な先入観、偏見、差別的な見方といった不調和を、手放していくサポーターでもあります。
他者に対しては勿論、自分自身に対しても!

ありのままに自分自身を受け入れられない時、私達の内側では、対立や葛藤という不調和が起こります。
ひとりの自分がもうひとりの自分と対立し、調和がなくなっている状態でしょうか。

それは、時には、内的な領域だけではなく、物理的にも自らを痛めつけ、傷つけてしまう事もあるかもしれません。

ヤマブキは、そんな状態に、くつろぎを与えてくれます。
そして、ユーモアの感覚も。

ユーモアがある時、私達に、深刻さを笑えるスペースが生まれます。
笑いひとつで、笑いによって深刻さを受け入れる事で、それまでの緊張状態が、カチッと瞬時に変化する事、よくあります。

自分の内側の不調和が、あらゆる領域で自らを痛めつけ、傷つけていると感じているなら、どうぞヤマブキのサポートを頂いて下さい。

自らを痛めつけたり、傷つけたくなったりした時には、すぐにヤマブキを、落ち着くまで頻繁に使ってみて下さい。
飲む以外に、オーラフィールドへのスプレーを併用するのもいいでしょう。

自分自身のありのままを許せない背景には、幼少期の親からの教育が関わっている場合も。
それが今も自分の人生や人間関係の可能性を狭め、自然な自己表現をコントロールしていると感じるなら、ヤマブキが、手放す事をサポートしてもくれるでしょう。

また、集合的なエネルギーを調和する作用もあるヤマブキは、グループのエネルギーにくつろぎをもたらしてくれます。
グループ内外で対立が起こったりぎくしゃくしている時、新しいものを迎え入れる事に閉鎖的になっている時などにいいでしょう。

令和のエネルギーが強く働いている元年、夏の伸び上がるエネルギーの助けも頂きながら、ヤマブキの後押しで、内から外へと調和を広げていきましょう。

パビットラ(中沢あつ子)

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2017年7月~9月にかけてのお勧め 地上の様々な愛情の形を経験する事を通して、愛へと昇華するために 免疫力 ブタクサ・ヨモギ花粉

免疫力 ブタクサ・ヨモギ花粉

◎ブタクサ、ヨモギ、スピリッツ

このボトルには、ブタクサ、ヨモギの2つのエネルギーがインプットされています。


花粉症の原因として、一般的には嫌われているブタクサ。
北アメリカ原産のこの植物の英名はHog weedで、豚の草という意味。
和名のブタクサは、直訳ですね。
この名前の由来は、ブタが好んで食べる、豚しかいないような土地に根付く等、様々な説があります。

ブタクサは、花粉を風に運んでもらって子孫を残す風媒花。
7~10月に花を咲かせます。

また、ブタクサの学名は、Ambrosia artemisiifolia。
属名のAmbrosiaは、ギリシャ神話において、不老不死になれる神の食材を意味します。
種名のartemisiifoliaは、ヨモギの葉のような、という意味。

花言葉は、幸せな恋、よりを戻す。

ブタクサとペアでエネルギーがインプットされているヨモギも、風媒花であり、花粉症の原因とされています。

ヨモギは、ハーブの女王とも呼ばれています。
婦人病によいとされ、古代ギリシャでは、アルテミスの聖草と呼ばれていました
日本でも、昔から、お餅に、お灸に、お風呂にと、様々に役立てられ、邪気を祓うと伝えられています。

学名は、Artemisia princeps。
属名のArtemisiaは、ギリシャ神話の月の女神、アルテミスに由来します。
princepsは、最上のという意味。

花言葉は、幸福、平和、夫婦の愛情、決して離れない。

夏から秋にかけての、開放的で情熱的なエネルギーに乗って。
愛にフォーカスして、このボトルを使ってみませんか。

執着、嫉妬、憎しみといった、一見、愛情に反するような感情も、より高い視野から見るなら、そのどれもが感情であり、単なる振動の違いでしかない、という姿が見えてきます。

あたかもコインの裏表のように、吐く息と吸う息で呼吸が成り立つように、愛情の反対側には、いつも、それとは異なる振動があるのですね。

可愛さ余って、憎さ100倍!
愛情深さは、時には憎しみに反転します。
つまりは、反転の感情なしに、愛情も憎しみも、存在出来ないという事。

もしかしたら、相反する感情の間で揺れ動く事そのものが、地上で繰り広げられる愛情(愛憎?)だとも言えるでしょうか。

ふたつのエネルギーがボトルの中でひとつになった、免疫力 ブタクサ・ヨモギ花粉は、愛に関する免疫力を高めてくれるボトル。
様々な地上の愛憎のドラマを通して、無条件の愛へと目覚めさせてくれるボトルだと言えるでしょう。

第2チャクラの、2人が溶け合いひとつであるような感情を通した愛は、ハートへと上昇すると、無条件の愛へと変容されます。

ハートでは、互いが別々の存在であり、違っている事を認めると共に、根っこではワンネスである事に気づいています。
相手が自分と同じようにある事を求めず、相手のありのまま、自分のありのままを承認します。

関係性に入っていった時、相手の一挙一動によって、愛おしく感じたり、憎しみを感じたりと、愛情がらみの様々な感情に揺れ動き、反応するのは、地上ではよくある事。
その背後には、相手が自分の領域に属している存在であり、自分の期待通りであって欲しい、という願いがあります。

免疫力 ブタクサ・ヨモギ花粉は、第2チャクラからの、感情を通した愛着であれ、苦しさや痛みを伴う愛情であれ、この世界の様々な愛情の形態のそのままを許す事を通して、ハートへと愛を昇華していく事を助けてくれます。

地中で眠るブタクサの種が、土が掘り返されると一斉に発芽するように、
ヨモギと関係深い月のエネルギーが、優しく感情を癒してくれるように。

まるごとを全面的に受け入れるエネルギーを帯びたこのボトルは、この時期のエンジェルと共に、愛を探究したい人にとって最適です。
とても平たく言うなら、地上の愛情に長けたい時、役立つのですね。

地上の愛情を、俗っぽいと軽く見てはいけません。
肉体を持つ私達は、恋人、友人、親子、夫婦といった地上の愛情の経験を通して、より高い愛を成長させる可能性を秘めているのですから。

ハートチャクラは、地上の3つのチャクラ、天の3つのチャクラの真ん中にあって、地にも天にも触れています。
それは、あたかも、地上に生きる私達が、天を地で具体化する可能性を示してくれているかのようです。

免疫力 ブタクサ・ヨモギ花粉は、今、特定の関係性がなくても、これからの出会いを求めている人にとっても役立つボトルだと言えるでしょう。
このボトルは、強い思いの具現化を、スピードアップしてくれる作用もあるのです。

また、他者を援助する職業の人達にも重宝されるボトルです。

パビットラ(中沢あつ子)

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2016年7月~9月にかけてのお勧め たとえ崖っぷちにいたとしても、変化する生と共にある事 Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)

Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)

◎タチツボスミレ、ヤマザクラ、ハリエンジュ、マルバアオダモ、ディヴァイン、ハクモクレン、ハナダイコン、ミツマタ
*単品で販売されていない種類も含まれています。

「マウントフジフラワーエッセンス 季節のお勧め」内で、過去に、東日本大震災の時のボトルとしてご紹介させて頂いた、「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」。
震災サポートの無料提供ボトルとして、現在も機能しています。

2016年、九州で地震が起こり、日本全国どこでも地震の心配があるこの時期に、再び、このボトルをご紹介させて頂きたいと思います。

*震災に関してのこのボトルの使用については、当時の記事をご覧下さい。
九州の地震においても、役立ってくれるかと思います。
2011年震災を乗り越える(2)・・・PremChivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)

さて、「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」は、ストックボトルのスピリッツと同じく、特別な位置付けとなっているボトルです。

書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」にも書かれているように、スピリッツは、ストックボトル全72本の中で、トランプでいうなら、ジョーカー、あるいは白紙の予備カードのようなボトル。
何もない、あるいは、あらゆるものがそこに隠されているボトルです。
黒子のボトル、と言ってもいいかもしれません。

それに対して、「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」は、現象世界のあらゆる生と死の姿を超えたところにある、永遠へと開かれていくボトル。

亡くなった方以外への使用法の例としては、
ありとあらゆる事をしたけれど、何もかもが上手くいかない時、
ぎりぎりに迄、追い詰められた時、
どうすればよいのか、方法が全く見つからない時、
死によってすら解決しない、生そのものへの無常感や虚無感のある時・・・。
そんな内的外的な状態の時に、最後にチョイスするボトルだと言えるかもしれません。

「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」は、生と死、あるいは、それに値するような大きな体験をした時、再誕生をうながしてくれる手放しのボトルなのですね。

この、手放しのボトルを、あえて夏から秋の時期に使う事は、ピークへと上昇し、また下降していく自然界の光の変化と共振し、人生という、 「常ではないもの」 を受け入れた上での、新たな在り方を見つける手掛かりとなってくれるでしょう。

それは、人生における様々な変化に対しての耐性を強め、軽やかでとらわれのない生き方へと引き上げてくれるかもしれません。

「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」は、自分自身の存在全体が崩れそうな大きな内的外的変化の時、つまりは、人としての可能性が大きく開こうとする時に、いつでも役立ってくれるボトルです

元に戻る事が出来ない変化を受け入れられない時、人は、辛さや痛みを感じます。
このボトルは、人の力では抗えない現実世界との、新たな付き合い方をオープンしてくれます。

戦うのでもなく、逃げるのでもなく、留まるのでもなく、崩れるのでもない、新たな在り方・・・。
そこには、変化し続ける人生の中で、楽に軽快に生きるヒントが隠されているかもしれません。

具体的なイシュー(課題)がある方にも、人生という大きな単位に向き合いたい方にも、このボトルは、夏と秋のエンジェルの後押しと共に、それぞれの人がフォーカスしたいテーマの深部へと響いてくれるでしょう。

もし、テーマと直結すると感じる他のストックボトルがあるなら、最優先の1本と同時併用されるのもいいかもしれません。
(一度に使用する種類が多くなっても、問題ありません。)

そして、 「常ではないもの」 ― 「全ては、変化し、循環していく」 という理解。

それは、時には、その対極にある、 「どこかにきっと、変化しないものがある」 という、“期待”の思いからきているのかもしれません。

「全ては、変化し、循環していく」という理解は、「決して変化しないもの」への渇望があってこそ、なのですね。

変化と変化しないものは、互いがあって、私達の内なる世界観という概念の中に、同時に存在する事が出来るのです。

2極の創造者から退く事でやってくる、とらわれのなさ。
肯定も否定もない、変化する事も変化しない事もない、第3の在り方。
それが、このボトルがもたらしてくれる、探究者達への揺さぶりです。

何かの達成、楽しみ、やりがい、引き寄せ・・・。
何であれ、部分的な生き方が飽和状態となり、更なる段階へと押し出されるしかない崖っぷちにいる探究者達にとって、「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」は、道のその先を照らし出す友となってくれるでしょう。

意識の究極を求める探究者、瞑想者に、彼等の道のりに寄り添うように役立ってもくれる、このボトル。
よろしければ、スピリッツを、ボトルに2~4滴、加えてみて下さいね。

また、このボトルは、6月迄の「マウントフジフラワーエッセンスの季節のお勧め」のボトル「霊性と物質世界を統合する」の後に、引き続き、使い始めるのもいいでしょう。
とりわけ、ある程度の期間、「霊性と物質世界を統合する」を続けた方にとっては、人生のプロセスを深めていくサポートとなってくれるでしょう。

パビットラ(中沢あつ子)

*6月迄の「マウントフジフラワーエッセンスの季節のお勧め」のボトル「霊性と物質世界を統合する」については、下記をご参照下さい。
気づいたら、自然に理想的な環境を受け取っていた? 霊性と物質世界を統合する
6月までの季節のお勧め「霊性と物質世界を統合する」の裏技

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2015年7月~9月にかけてのお勧め 可能性を開き実現する、内なるパワーと尊厳の核に繋がる イヌキクイモ

イヌキクイモ

ヒマワリ属のイヌキクイモは、7月~10月に、黄色い花を咲かせる植物。
ギリシャ語の太陽と花の2語からくる属名は、今回の「季節のお勧め」にぴったりです。

夏の燃え盛るエンジェルと、次に控えている秋の熟成のエンジェル。
このふたつのエネルギーと共振するのにふさわしいこの時期に、イヌキクイモからのサポートを頂きませんか。

自分自身への誇りと尊厳をオープンしてくれるイヌキクイモは、あなたの人生のボスはあなた自身しかいない事を思い出し、パワーの在り処をあなた自身へと引き戻してくれるフラワーエッセンス。

強さと弱さは、この二元世界の対極の質。
どんな存在にも、パワーと関わるこの両方の質があります。

強者の自分を見せて、弱者の自分を見せない在り方。
弱者の自分を見せて、強者の自分を見せない在り方。

イヌキクイモは、パワーの表明の仕方が、強さを表に出したものであれ、弱さを表に出したものであれ、いずれにせよ、パワーのバランスをとってくれます。

弱さがあるから、強さは表明出来ます。
強さがあるから、弱さは表明出来ます。
強さは弱さに、弱さは強さに、互いに依存し合っているのですね。

でも、より深い層でイヌキクイモが表現している 《自分自身への権威》 は、これら対極に依らないものです。

このフラワーエッセンスは、あなたの内にある、強さと弱さの両極のエネルギーを承認する事で、環境や条件によって変動する事のない、揺らぐ事のない権威の核に気づかせてくれます。

それは、対極への反応、対極からの評価によって成り立つ事の出来る強さや弱さではなく、ただ、無条件の自己尊厳です。

強さや弱さを超えて、ありのままの「個人である事」のパワーと尊厳につなげてくれるイヌキクイモは、この時期、潜在する可能性を存分に開く事を自らに許し、現実世界で形として実現していけるようサポートしてくれるでしょう。

今、何かの目標に向かっている人、強さか弱さの片方だけで生きていると感じている人にとって、イヌキクイモは、とりわけお勧め出来るフラワーエッセンスです。

パビットラ(中沢あつ子)

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  • イヌキクイモの詳細とご購入は、オンラインショップをご覧下さい。

2012年夏のお勧め 変化に乗るために古い感情を手放す ムシトリナデシコ

2012年夏のお勧め
変化に乗るために古い感情を手放す・・・ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコ

ムシトリナデシコという名称ですが、可憐なナデシコの仲間ではありません。
ハエトリナデシコ、シレネ(ギリシャ語の唾液を意味するシアロンから)の別名を持っています。英名はガーデンキャッチフライ。
何となく、粘着性の愛憎をイメージしませんか?

《地上の愛》というキーワードを持つムシトリナデシコは、愛情がらみの執着、操作、未練がある時に使用するとよいフラワーエッセンスです。
ムシトリナデシコは、とりわけ、家族、夫婦、親子、恋人、親友といった自分が深く愛する近しい人に対して、相手がその人自身である事が感情的に許せない時に役立ちます。相手との距離が近すぎるあまり、あたかも相手が自分の肉体とくっついた分身のように感じられる為、離れる時に痛みを感じるのですね。
この状態は、エネルギーボディー(サトルボディー)の肉体に近い次元、第2身体(エーテル体)と関係しています。

ムシトリナデシコは、とても地上的で現実的な愛情のサポーターです。
例えば、家族関係に問題が起こっている時、我が子が独立する時、三角関係等の恋愛での揉め事がある時、遠距離恋愛をしている時等に役立ちます。

このフラワーエッセンスが与えてくれる質は、大地に根差した無条件の愛の行動化です。自他のありのままへの承認と信頼と共に、与える事、分かち合う事、手放す事、赦す事への気持ちを開いてくれます。

今回は、ムシトリナデシコの裏ワザ的な使用法をご紹介しましょう。

2011年の3.11をはじめ、日本は揺れ動き続けています。
そして、世界中も。
形のないエネルギーの世界は、形の世界と連動しています。特に、形の次元に近いエネルギーの次元は、形、つまり現実の世界を創り上げる鋳型となります。

だから、現実の環境が大きく動き変化する時は、私達のエネルギーが大きく動き、変化したがっている時でもあるのです。
それは、現実の動きに寄り添って、エネルギーを現実で行動化するよいタイミングだとも言えます。

でも、そんな時、様々なモノを持ちすぎていては、現実環境の中で、身軽に動けません。これから先、役立つ可能性のないモノによって、身動き出来なくさせられ、結局は留まり続けるしかなくなってしまいます。

過去のある時迄は役立ったかもしれない古びた感情の接着剤は、今は役立たないと分かってはいても、慣れ親しんできただけに、捨てる事への怖れがあるものです。
自分や環境が新しい段階へと移行しようとしている時、ムシトリナデシコは、そんな感情エネルギーの執着、癒着をはずしてくれます。
その対象が、何であれ。

2012年後半の自分が、更なる新しい自分へと開いていく為に、このフラワーエッセンスのサポートを頂いて下さい。
変化に出遅れたと感じている人には、特に役立ちます。

ムシトリナデシコと併用するのにお勧めのパワーストーンのひとつが、マウントフジフラワーエッセンスジェムの「女性と男性」。
アメジストとシトリンという補色の石が結婚したアメトリンが含まれています。
また、感情や潜在意識と関わる月のエネルギーを含む、ムーンストーンも含まれています。
マウントフジフラワーエッセンスジェムの「女性と男性」は、ムシトリナデシコと共に、肉体に近い次元のエネルギーボディー(サトルボディー)を活性化し、能動的な動く質、根を下ろし育む質、それぞれが持つ良さを、調和的に育ててくれます。新しい自分へと動き、成長していく事をサポートしてくれるでしょう。

エネルギーボディー(サトルボディー)の第2身体(エーテル体)、第3身体(アストラル体)については、サイトの記事をご覧下さい。

「ムシトリナデシコ」は、オンラインショップからお求め頂けます。
✿ストックボトル「ムシトリナデシコ」

マウントフジフラワーエッセンスジェムの「女性と男性」は、ヒーリングバザールでお求め頂けます。
✿海外直接買付で大変お買い得なペンダントも、こちらからお求め頂けます。