ニラ
新型コロナ、ウクライナ・・・まだまだ、世界中で様々な事が起こり続けています。
ネットの発達と共に、古の時代では入って来なかった遠く離れた地からの情報も得られるようになり、私達の脳もオーバーロードし気味です。
世界中の情報が交錯しながら、かつてはなかったスピードで、相互に影響を与え合っている今の時代。
例えば、昭和の日本で正しいと見なされていた事が、今は正しくない事になっていたりします。
また、今は正しいとされている多くの事も、100年後はどうなっているか、分かりません・・・。
正しさは、時代や地域によって、変化していくもの。
その背景には、それぞれの立場や利害、それらに折り合いを付ける事が絡んでいたりもします。
情報の伝達がスピーディーかつ量が多い事は助けとなりますが、正誤の見極めや、どれをチョイスすればいいのかと、かえって混乱してしまう事もあるでしょうか。
ひとつの事に対して多くの正誤が飛び交い、迷う時、万人共通の正しさや正解があれば楽なのに・・・と思いませんか?
他者との和を気にかける日本人には、とりわけそういった傾向があるかもしれません。
・・・という事で、今回は、《自分自身の正義》というキーワードを持つ、ニラをチョイスしてみました。
3000年以上前に中国で栽培されていたのが日本に伝わったニラは、「古事記」にも登場する歴史ある植物。
東アジアではポピュラーな野菜ですが、欧米ではあまり馴染みがないのだとか。
その生命力の強さや強い匂いからか、元気にしてくれる野菜とされ、漢方でも重宝されているニラ。
仏教では修行に適さない野菜とされてもいるニラですが、マウントフジフラワーエッセンスでは、まっすぐに伸びる茎先に咲く、たくさんの白いお星様のような野生のニラのお花のエネルギーに着目し、エネルギーを頂きました。
《自分自身の正義》というニラのキーワードは、ちょっと身構えてしまいそうです。
でも、そういった反応もあえて意識して、このキーワードとなりました。
ニラが表現する、《自分自身の正義》とは?
それは、身構えてしまいそうな万人共通の正誤探しを脇に置いた、自分自身にとってカチッ!とくるかどうかの、制限のない感性のようなもの。
そんな腑に落ちる感を磨いてくれるのが、ニラの特質です。
また、外側の正誤だけでなく、今の自分にはしっくりこなくなった内側の古い価値観を手放すサポートもしてくれるニラは、内外をスッキリさせて、意識的な選択を後押ししてくれます。
いずれにしても、私達の人生は、それが外側からのものであれ内側からのものであれ、自身の思い込みで出来ています。
万人共通の固定した正誤はなく、正誤とは、何かに対しての個人の立ち位置で決まります。
自身の立ち位置によって、正が誤に転じたりもしますし、〝私の正〞と〝あなたの誤〞が生じたりもします。
そして、人生は、流動的に創造されていきます。
単純な数字の計算と違って、正は、変化なしではなく、ひとつだけではない、のですね。
だから、どちらかに決めて、それ以外を否定する必要もない事って、意外に多いかもしれません。
正誤の戦いは、結果的には自身の内側の戦いとなり、そこには正誤も勝敗もありません。
正誤について、少し離れた距離で見守るスペースを与えてくれるニラは、選択に対する緊張をほぐし、人生に対する安らいだ向き合い方のコツを育ててくれます。
自身の正誤といった思い込みの一種に、そこまで縛られ続けなくてもいいというのが、ニラの《自分自身の正義》なのです。
脳内での正誤の葛藤が窮屈だと感じる時には、ニラのサポートを頂いてみて下さい。
そして、瞬間瞬間の自発性を許し、自由に思い込んでもいい人生を楽しみましょう。
正誤を解決しないと、人生を楽しめないわけではありません。
二元性を超えていくボトルでもあるニラは、内なる対立や葛藤を持ったままでも人生を楽しめる事を、思い出させてくれます。
パビットラ(中沢あつ子)
関連情報
- ニラの詳細とご購入は、オンラインショップをご覧下さい。
- ニラ、微細エネルギー解剖学についての詳細な情報は、書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」をご覧下さい。
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