第2回:トラウマ的な体験の癒しと、外界の脅威からの防御

―東日本大震災で受けたショックを解放しよう。震災後の脅威から、自分、大切な人、環境を護ろう。
質のよい食物が健康で強靭な肉体を維持してくれるように、「花の生命力」は、内面のバランスと抵抗力を保持してくれる。
「花の生命力」を食べて、過去のショックを解放し、トラウマを癒そう。
今とこれからの為に、脅威から自分を護る心の安定と強さを培おう。

今回は東日本大震災に関連したお話をしたいと思います。
まず、被災に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げると共に、尊い命を無くされた方々のご冥福を謹んでお祈りし申し上げます。
(注)この執筆が雑誌に掲載されたのは、2011年5月です。

大震災というショックな出来事がエネルギーボディー(サトルボディー)に与える影響

微細エネルギー解剖学では、快不快の体感や喜怒哀楽の感情を感じるのは、肉体ではなく第2身体(エーテル体)だと考えます。
肉体を媒体に第2身体(エーテル体)で感じた事は、更に肉体を通して表現されます。

お腹がすいた時に食べ、泣きたい時に泣いてというふうに、感じている事と肉体で表現する事が一致している時、肉体と第2身体(エーテル体)はうまく連動しています。

逆に、痛みの感覚や辛さの感情があるのに表現出来ない時、肉体と第2身体(エーテル体)は葛藤状態だと言えます。

許容範囲を超えたショックを体験した時、第2身体(エーテル体)は、それ以上感じなくてすむように、肉体との連動を止めて分離しようとします。
それは、凍りつく、現実感がない、気を失う、記憶が飛ぶ等の状態として体験されます。

小さな体験なら、一時的に歪んだ第2身体(エーテル体)は時間がたてば元の状態に戻りますが、大きな体験の場合は、肉体からズレたままになってしまいます。

微細エネルギー解剖学的には、不調の75%は、第2身体(エーテル体)が受けたショックが、数週間~数ヶ月後に心身に現れたものと見ます。
第2身体(エーテル体)の歪みを放置すると、やがては何らかの不調として表現されるのです。

例えば、PTSDになったり、不安や不眠等の症状が出る等です。極度の緊張でじっとしていられなくなったり、動作が鈍くなる事もあります。
現実的でない極短な行動、大きな決断をしてしまう事もあるでしょう。

大震災で受けたショックを解放する 「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」

「Prem Chivitraa(死後のプロセスに光をもたらす)」は、死に値するような圧倒される体験、個人の努力によって変えるには大きすぎる体験に遭遇した時に有効です。

ショックが大きければ大きい程、目の前にある明白な事実が夢のように思え、実感がわかない事があります。
それでいて、流れていく時間は、日常とは違う濃密で特殊なものにも感じられます。
理屈では分かっていても感情がついていかないのです。
これは、第2身体(エーテル体)がショックのあまり、肉体からズレたまま凍りついている状態です。

同時に、非日常的な出来事に遭遇した時、私達は、今日も生きている事の尊さ、あたりまえの日常の愛おしさにも気づかされます。

このボトルは、ある種の個を超えた領域へと開く事で、強さを与えてくれます。
生かされている事、命を頂いている事、ここに存在している事への感謝、全ての存在が大いなるものの内に在るという深い信頼とつながる事で、生き延びるふんばりをもたらしてくれるのです。

大きな体験を通り抜け、再生していく事に役立つのは、「時」の働きです。
このボトルは、時間という癒しに寄り添いながら、スムーズにプロセスが進むようサポートしてくれます。
同時に、個や時を超えたエネルギーボディー(サトルボディー)の上位の次元を刺激するのです。

私達は、時間軸の中で変化と動きを体験し、喜怒哀楽を経験し、そして死んでいきます。
同時に、私達の深い本質は、生まれる事も死ぬ事もない、何によっても傷つけられたり損なわれたりしないものです。
生きる事のあらゆる体験は、それらに抱きしめられ、どのようなものであれ、受け入れられ、許されています。

この、エゴとしての個を超えた感覚とつながり、これからの人生を本気で生ききり、本当に大切なものは何かを意識する時、第5身体(スピリチュアル体)が刺激されます。
これは私の体験的理解ですが、第5身体(スピリチュアル体)は、第2身体(エーテル体)の高い次元でもあるのです。
(図①参照)

日本中が震災の情報をTV等で見聞きしてエネルギーボディー(サトルボディー)に吸収する事で、少なからず誰もがショックを受けています。
被災地から離れていても、震災後に情緒や行動が不安定になったり、現実感が湧かない変な感覚がある人達にも、このボトルは役立ちます。

このボトルは、エネルギーボディー(サトルボディー)を元の状態へと調整する事で、後に深刻な不調和として心身に表現される事のないよう予防してくれます。
出来るだけ早めに使うといいでしょう。

*タチツボスミレ、ヤマザクラ、ハリエンジュ、マルバアオダモ、ディヴァイン、ハクモクレン、ハナダイコン、ミツマタの花の生命力をミックスしています。
フォーミュラー(飲用 30mL)オーラスプレー(オーラ外用 30mL)があります。

大震災を乗り越える為に大切な、エネルギーボディー(サトルボディー)の保護の力

第2身体(エーテル体)は、紫がかった青白い色をしています。
この第2身体(エーテル体)のブルーの色で護られる事で、肉体は強く保たれています。
私達を外界から護る保護オーラは、ブルーなのです。

地球という大きな生命体も、ブルーに輝いています。
ブルーの保護の力により、この惑星の上で全ての命を育む温度は保たれ、全ての命が紫外線から護られているのです。

地球上の水もブルーですが、水の元素は第2身体(エーテル体)と関係し、浄化と解毒の作用で火を鎮めます。

マウントフジフラワーエッセンスは富士山周辺の花の生命力をインプットしていますが、富士山の守護神であるコノハナサクヤヒメは、富士山の噴火を鎮めた水徳の神、火難消除の神です。

この原稿を書いている今も原発では大変な作業に追われていますが、地球とそこに住む命を護る為、水のエネルギーで火を鎮めているとも言えるかもしれません。
ちなみに、炎症ややけど等、熱を持つ火の現象の背後には怒りが関わっています。

震災後の脅威から防御する 「防御と浄化と刷新」

「防御と浄化と刷新」は、大震災によって様々な外界の脅威にさらされている今の時期、第2身体(エーテル体)の安定的な強さを保つ為に役立ちます。
肉体を補強する第2身体(エーテル体)が健全である事は、生命の維持、肉体的な強さ、感情的な安定を保つ上で大切です。

第2身体(エーテル体)は、物理的あるいは感情的刺激の影響を受けて変形します。
怖れや不安は、第2身体(エーテル体)を収縮させます。大震災をきっかけに、その後も似た外的刺激を受け、それによって似た感情を抱え続ける事で、第2身体(エーテル体)の歪みは癖となっていきます。
日々の動作の癖が肉体の歪みとなるように、継続する環境や感情は、第2身体(エーテル体)の歪みを固定します。

大震災後の復興に時間がかかる時、「防御と浄化と刷新」は保護オーラを分厚くし、防御の能力がうまく機能するよう助けてくれます。

また、このボトルは、感情と癒着した古いエネルギーの癖を溶かす事で、第2身体(エーテル体)が健やかさを取り戻す事をサポートします。

浄化し、調和的な状態を保持する為のこのボトルは、空間、場所、モノにも使う事が出来ます。

*アカツメクサ、ウツギ、ウワミズザクラ、シシウド、タチツボスミレ、ネジキ、フジ(ツボミ)の花の生命力をミックスしています。
フォーミュラー(飲用 30mL)オーラスプレー(オーラ外用 30mL)があります。

エネルギーボディー(サトルボディー)の7つの次元(図①)

領域次元名称代表的な特徴・キーワード
全体性へと開かれる領域第7身体ニルヴァーナ体消滅、非実存
第6身体コズミック体実存、在る事、外的宇宙、全体性
第5身体スピリチュアル体覚醒、自己認知、内的宇宙、究極の主体
個人と全体性の間の領域第4身体メンタル体精神活動・・・
想像、空想、超常、夢
個人の領域第3身体アストラル体考える事・・・
想念、思考、自己イメージ、 何者かになりたいという欲望
第2身体エーテル体感じる事・・・
感情、感覚、感受性、官能性
第1身体フィジカル体肉体
フラワーエッセンスとは?

人には好き嫌いがありますが、花が嫌いな人はあまりいません。
国や時代を超えて、花達はいつでも私達を励まし、慰め、ほっとさせ、勇気づけてくれます。
花が与えてくれるそんな本質的な力、生命力を液体にインプットしたものがフラワーエッセンス。

その本質的な力は、実は私達の内側に既にあり、フラワーエッセンスを使う事で、共鳴して動き始めます。

過去を癒し、辛さを乗り越え、本来の自分らしさを取り戻し、望む現実を実現していく後押しをしてくれます。

どんな風に使うの?

フラワーエッセンスはお酢やアルコールをベースとした液体で、自分の目的に合った種類を、日に4~5回、毎回数滴程、2~4週間飲用します。

副作用がなく、お薬や健康食品等とも併用が可能で、赤ちゃん、お年寄、ペットにも使えます。
外からスプレーするタイプ、石鹸等もあります。

マウントフジフラワーエッセンスとは?

富士山周辺の花達から創られた、日本初のフラワーエッセンスです。
「身土不二」にも通じるように、日本に根付く花の生命力は、日本人に最も馴染みます。
海外製フラワーエッセンスで変化がない場合も、マウントフジフラワーエッセンスで変化したケースが数多くあります。

〔執筆者:パビットラ(中沢あつ子)〕
ヴェジタリアンのフラワーエッセンス開発者、指導家。日本で最初にフラワーエッセンスを導入し、フラワーエッセンス療法の体系化、専門家の育成、書籍の執筆等、先駆的役割を果たす。より日本人に合ったフラワーエッセンスの必要性を感じ、富士山周辺の花から日本初のマウントフジフラワーエッセンスを開発。ハートサポートシステム(有)取締役。日本フラワーエッセンス協会®会長。
心理療法家、カウンセラー、ボディワーカー、メタフィジカルワーカーでもあり、精神世界系から医療関係系迄、国内外で幅広く紹介されている。

著書: