【質問38】太陽法やボイル法のフラワーエッセンスから石鹸やキャンドルが作れない理由

ブログ「フラワーエッセンスとチャクラ・エネルギーボディー(サトルボディー)・カラー」の記事 「リビングライトエッセンス開発者からのカレンダーと、秘密の手作り石鹸 」に書かれていたことが気になっています。

【記事から抜粋】
『ところで、エネルギー入りの石鹸というイメージからすると、一般的には、フラワーエッセンスのエネルギーをインプットした石鹸、簡単に出来そうに思われるかもしれません。
ですが、フラワーエッセンスの生成を熟知した開発者達から見るなら、実は、なかなか難しいものがあります。
バッチフラワーエッセンスを見い出した英国のエドワード・バッチ博士以降、今も世界中では、太陽法かボイル法で作られているフラワーエッセンスが多いのですが、これらの方法によるフラワーエッセンスの場合、性質上、石鹸にエネルギーを保持する事が難しいのですね。
マウントフジフラワーエッセンスの場合、従来のフラワーエッセンスとは違ったプロセスで作られている為、石鹸という形態になっても、エネルギーを保つ事が可能なのです。』
と書いてあります。

海外で太陽法で作られたメーカーのフラワーエッセンスを学んだとき、先生から「フラワーエッセンス入りの石鹸やキャンドルを作ってもエネルギーが低いのでダメだ」と教わりました。
石鹸だけでなくキャンドルもダメということで、作りたいと考えていたのですが詳しく聞く機会を逃してしまいました。
なぜなのか教えて下さい。
フラワーエッセンスのメーカーが石鹸やキャンドルをあまり作ろうとしない理由があるのでしょうか。

回答:

まず、フラワーエッセンスの開発者、指導者によって、目のつけどころが違うかもしれませんので、学ばれた先生から直接聞かれる事をお勧め致します。

その前提で、フラワーエッセンス専門家の一般的な見解をお伝えさせて下さい。

フラワーエッセンス入りの石鹸やキャンドルを手作りした際、エネルギーが低くなる、あるいはエネルギーがなくなってしまう理由は、石鹸やキャンドルの製造工程、あるいは使用過程にあります。

石鹸の場合

手作り石鹸には、大きく分けて、苛性ソーダを使う方法、市販の石鹸を使う方法があります。

どちらの方法であったとしても、製造工程において、フラワーエッセンスを加えるタイミングがどの時点であったとしても、エネルギーが低下、またはなくなってしまう可能性のあるポイントがいくつかあります。

ある工程で一気に低下や破壊が起こったり、あるいは、作るプロセスと共に徐々に低下していく場合があるでしょう。

例えば、

  • 化学反応や加熱によって、温度が上がります。
  • 電子レンジを使用する場合があります。
  • 長時間、温かい温度に保ったまま、空気に触れさせた状態でかき混ぜます。
  • 手でこねたり、形を作ったりします。
  • 固める為、乾燥させる為に、長期間、放置します。
キャンドルの場合

手作りキャンドルも、石鹸と同じく、フラワーエッセンスを加えるタイミングがどの時点であったとしても、エネルギーが低下、またはなくなってしまう可能性のあるポイントが、いくつかあるでしょう。

  • 加熱します。
  • 電子レンジ、IHを使用する場合があります。
  • 溶かしたロウを、空気に触れさせた状態で固めます。
  • 使う際、火を灯します。

電子レンジ、IH等の電磁波については諸説ありますが、フラワーエッセンスは、電磁波によってエネルギーが低下したり、破壊されたりします。

フラワーエッセンスのエネルギーをリセットする際、煮沸してエネルギーを飛ばす方法がありますが、高い温度、密封していない状態に長時間さらすと、太陽法やボイル法のフラワーエッセンスは、エネルギーが低下していきます。

また、石鹸やキャンドルにフラワーエッセンスのエネルギーが残っていたとしても、飲用のボトルや外用のクリームのように密封したまま保管出来ない為、どうしてもエネルギーは低下していくでしょう。

(注)
太陽法やボイル法とは異なる、花以外のヴァイブレーションエッセンスについては、それぞれの開発者にお尋ね頂ければと思います。

これらは、あくまで専門家の一般的な見解です。

作り手自身が、フラワーエッセンスの質、エネルギー的なレベルをどの程度に見据えるかの感受性によっても、考え方は異なってくるかもしれません。

海外においても、フラワーエッセンスは気軽に作れる事から、様々な質のものが出回っている事があります。

大きな会社で製造されているものは質が高い、副業的に作られたものは質が低いとは、勿論、一概には言えません。
趣味の延長で手作りされているからこその、質の良さや個性もあるかもしれません。

その反面、フラワーエッセンスに適さない製造工程の製品が展開して売られていたり、初歩的に間違った事が教えられているケースもあるようです。

例えば、フラワーエッセンスのエネルギー入りとして、太陽法やボイル法のフラワーエッセンスを入れてクッキーを焼く等、製造工程を考えると、エネルギー保持は難しい事が想像出来るでしょう。

太陽法やボイル法の時、お祈りでエネルギーを入れているので大丈夫といった事を気軽に言われる場合もありますが、フラワーエッセンスの枠を超えた秘境的な専門性やセンスが関わってくる事から、なかなか難しいかもしれません。

エネルギー的な質を最低限は保持する上で、まず、展開製品として妥当かどうかを検討する事も大切なのかもしれません。
フラワーエッセンスの開発者達が、展開製品として石鹸やキャンドルをあまり選ばない理由は、断定は出来ませんが、もしかしたら、そういった事も関連しているのでしょうか。

どうぞフラワーエッセンスの特質を活かした方法で、工夫して使っていって下さいね。

文:パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2019年12月8日 更新日:2021年12月15日 | カテゴリー :