自他ともに認める頑張り屋で、会社では管理職に就いています。
女性のリーダーシップ、恋愛と仕事(私の場合は家庭と仕事)の両立、権威への怒りや依存を目的に、「女性と男性」を使いました。
弱音を吐くのを負けとみて、頑張りすぎている事に気づかされました。
走り続ける、勝つ事、達成する事が大切な人、まさに自分にぴったりな「オーク」(ヒーリングハーブ)を使いました。
頑張りすぎる事が、子供にも影響を与えているのではないかという気がしてきました。
この後は、再度「マウントフジフラワーエッセンス」で、自分自身をもっと見つめていきたいと思います。
回答:
オークは、頑張り屋さん、戦う戦士さん、頼もしいリーダーにぴったりのエッセンスです。
たくましくて頼りがいのあるオークの木は、でっかい潜在性、エネルギーの可能性を持っているからこそ、自分自身や皆の為に頑張れるし、戦えるのです。
そのエネルギーを活かしていく在り方として、「マウントフジフラワーエッセンス」から、ちょっとオークとは角度をかえて、「ボタンヅル」をご紹介しましょう。
ご質問者の方に直接対応するかどうかは分かりませんが、「マウントフジフラワーエッセンス」を選ぶ際の、より掘り下げた選び方の参考になれば幸いです。
マウントフジフラワーエッセンスの場合、様々なエネルギー身体の層に、個々の方に応じて働きかけていきます。
例えば、過去や幼少期のトラウマに働きかける種類の多くは、人よっては、過去世にも同時に働きかけていく事となるかもしれません。
表面に出ている感情や行動パターンを見て使用していきながら、更にその背後の層にあるものにも、働きかけていく事が出来るのです。
また、働きかけるエネルギー層の段階によって、ある層では在り様や価値観が反転し、ある層では融合されていくといった事もあるでしょう。
さて、オークの強さやたくましさに対して、「ボタンヅル」は、弱さを表現しています。
強さと弱さを別のものとしてではなく、同じコインの裏表として見た時、ボタンヅルの隠された働きが見えてきます。
白い小さな十字架のような「ボタンヅル」は、お花屋さんで見かける華やかなテッセンの仲間です。
花嫁のヴェールのようにも見えるこの花は、やがては老賢人のような姿へと変化します。
このエッセンスのキーワードは、純潔。
決して汚される事のない内側の幼子とつながる事、そして、その子と再びつながって現実生活を生きる事と関わっています。
幼子の純粋さと、それと再びつながる事によって得られる老賢人の智恵、これが、「ボタンヅル」からのギフトです。
「ボタンヅル」の説明を読むと、人間界に慣れていないピュアな妖精さんのような人に必要なエッセンスというイメージがあります。
でも、現実世界でしっかりとキャリアを積んでいる頑張り屋さんにも、「ボタンヅル」が働いてくれる事があるのです。
「ボタンヅル」が表現している内側のピュアリティは、学習や訓練で獲得されるものではありません。
元々、全ての人々の内側に、既に備わっているものです。
キャリア、ポジションをはじめ、学習や訓練で得たものは、最初から存在するものではありませんでした。
「ボタンヅル」は、自分自身そのものではないそれらを手放した後に、何が残るのかについて、改めて見ていく為のサポートをしてくれます。
「何だか無理しているなあ」と感じていたり、社会的な成功や評価を得ても、何かしっくりこない曖昧な感覚が付きまとっていたとしたら、それは、内側の幼子からの声かもしれません。
この声は、とってもか弱くデリケートで、恥ずかしがり屋さんです。
注意深く耳を傾けてあげないと、聞き逃し続けてしまうかもしれません。
「ボタンヅル」は、この声を聞く事をサポートしてくれます。
「この声に耳を傾けたら、大変な事になりそう」と、思っている人も多いかもしれません。
でも、恐がらないで下さい。
「ボタンヅル」は、全ての人の内側に存在している純粋性、つまり、人格、役割、経験を超えた「何か」とつながる為のフラワーエッセンスでもあるのです。
この声は、内側の幼子の声であると共に、ハイアーセルフからの声でもあります。
「ボタンヅル」は、キャリアを悪くて間違ったもののようにみなしたり、重ねたキャリアを捨て去れとは言っていません。
自分自身のコインの両面をそのまま認めてあげる事こそが、「ボタンヅル」の役目です。
社会の中の自分と内奥の自分の両方を認め、キャリアに対する新しい接し方のヒントを、うながしてくれるでしょう。
組み合わせの例・・・内側の幼子の声により焦点を合わせたい時に
じっくりと耳を傾けてみたい時、今迄の生き方を改めて見つめなおしたい時には、「マルバアオダモ」と組み合わせるといいでしょう。
組み合わせの例・・・仕事と自分自身の両方を大切にする為に
自分を追い立ててしまうハードワーカーさんは、「ボタンヅル」と「シャクナゲ(ペイルピンク)」の組み合わせにくつろいでみましょう。
「シャクナゲ(ペイルピンク)」は、ハートの為のエッセンスです。
私達がハートの声を忘れた時、様々な方向に突っ走ってしまいますが、働きすぎ、ワーカホリックもそのひとつ。
もう一度、繊細なハートの声に耳を傾けて、どのようにすると自分自身が心地よいのかを、聴いてみましょう。
文:パビットラ(中沢あつ子)