【質問30】バッチフラワーエッセンスを選ぶ際の姿勢と使用への影響について

バッチフラワーエッセンスを選ぶ際の留意事項について、いくつか教えて下さい。

質問(30-1
こうなりたい状態にフォーカスしてバッチフラワーエッセンスを探すと、本当に必要なボトルを選びにくいという説がありますが、なんとなくしっくりこないのですが、どうしてでしょうか?

質問(30-2
バッチフラワーエッセンスの選択過程では、ネガティブな感情を見ないと、うまく作用しないのでしょうか?

質問(30-3
もしそうであれば、ネガティブな感情を見れない状態の人、繊細な人には、バッチフラワーエッセンスは向いていないのでしょうか?

質問(30-4
バッチフラワーエッセンスのブランドによって、働き方が違ったりするのでしょうか?

質問(30-5
作り手の意思、あるいはリーディングするセラピストの意思によって、同じバッチフラワーエッセンスでも、作用が変わってくるのでしょうか?

弊社注:
今回のご質問者様は、日本フラワーエッセンス協会®認定のフラワーエッセンスセラピスト™さんからですが、一般の方がフラワーエッセンスを使用頂く際にも、参考となるでしょう。

回答:

質問(30-1)

こうなりたい状態にフォーカスしてバッチフラワーエッセンスを探すと、本当に必要なボトルを選びにくいという説がありますが、なんとなくしっくりこないのですが、どうしてでしょうか?

回答:
ご質問者様は、フラワーエッセンスセラピスト™として、セッションの現場でクライエントさんに対応されています。
だからこそ、出て来たご質問なのかもしれません。

まず、一般的な指針を述べましょう。
基本的には、バッチフラワーエッセンスの場合、バランスを崩して否定的になった状態を観察し、それにふさわしい種類を選びます。
バランスを崩して否定的になった状態に対応するボトルを使用する事で、バランスが整った肯定的な状態を取り戻すのですね。
ですので、元々バランスが整った肯定的な状態であるならば、それに対応するボトルを使っても、あまり変化を感じないかもしれません。

ですが、人のこころには幾重もの層がありますので、単純に、クライエントさんの否定形━肯定形の言語表現だけからは、割り切れない部分もあります。
とりわけ、日本人の場合は・・・。
*バッチフラワーエッセンスは、英国で開発されました。

また、日本人に限定しなくとも、人によっては、否定的な状態をダイレクトに見る事自体が、お辛い時もあるでしょう。
あるいは、否定的な状態に対して、肯定的な表現しか出て来ない事もあるかもしれません。

セラピストが否定的な側面を観るように促す事が、時には、クライエントさんを傷つけたり、場合によっては危険な場合もありえます。
もし、「こうなりたい状態」がその人にあり、その事を強調されたのであれば、その事自体を、まずはそのままに尊重する事が大切でしょう。

ご質問者様は、ハートサポートシステムの「バッチフラワーエッセンス講座」で、カウンセリングの技法と態度をベースとして、様々なボトルのリーディング技法を、詳細に習得されたかと思います。
それらの技法を活用する事で、クライエントさんがどのような言語表現をされていたとしても、クライエントさんが出される希望、あるいは状態にそって、安全に必要なボトルを選ぶ事が出来るでしょう。

質問(30-2)

バッチフラワーエッセンスの選択過程では、ネガティブな感情を観ないと、うまく作用しないのでしょうか?

回答:
〔1〕でお答えさせて頂いたように、バッチフラワーエッセンスの基本は、ネガティブ━ポジティブの二元性から選びますので、ネガティブな感情を観る事が出来るのであれば、それにこしたことはありません。
ですが、それがお辛い時に、無理に見る事を強いるのは、目の前の生きたクライエントさんを、定形の規則に合わさせる事となります。

それは、サイズの合わない既成服をフィットさせる為に、クライエントさんの体型を変形させるようなものです。
そうではなく、クライエントさんに合うサイズの服を見い出す事が、大切なのですね。

また、言語を通したセッションがお嫌いな方もおられますし(特に過去に傷ついた体験をされている方)、自分自身を開示したくない、話したくない方もおられます。
弊社のセッションに来られる中にも、こころの傷や、ご自身の社会的立場による他への影響から、「何も話したくないので、フラワーエッセンスだけ選んで下さい。」と言われる方も、稀におられます。
それを認めないセラピストは、クライエントさんのありのままに、×をつけている事になります。

目の前のクライエントさんの安全を基本に、セラピストがそこで出来る最大限の事をされるといいでしょう。

また、こんな時こそ、「フラワーエッセンス講座」で習得した様々なリーディング技法、エネルギーリーディング、エネルギーヒーリングが役立ってくれるでしょう。
人によっては、言語によるやりとりをするよりも、言語を用いないヒーリングアプローチを行う方が、ご自身でプロセスを進んでいきやすい方もおられるかとも思います。

質問(30-3)

もしそうであれば、ネガティブな感情を見れない状態の人、繊細な人には、バッチフラワーエッセンスは向いていないのでしょうか?

回答:
そうなると、バッチフラワーエッセンスを開発したバッチ博士が伝えたかった事と、少し違ってくるような気がします。

誰もが、今の自分自身の状態にそって、バッチフラワーエッセンスを使用していく事が出来るかと思います。
また、今の状態によりそったボトルを選ぶにあたって、「フラワーエッセンス講座」で習得したリーディング技法、エネルギーリーディング&ヒーリング技法が役立つと言えるでしょう。

また、使用プロセスでのフラワーエッセンスセラピスト™のサポートも、クライエントさんが、無理なく使用のコツを掴んでいく事に役立つでしょう。

質問(30-4)

バッチフラワーエッセンスのブランドによって、働き方が違ったりするのでしょうか?

回答:
基本的には、どのバッチフラワーエッセンスのブランドも、同じ38種類の花が使われていますので、作用の基本的な特質は同じです。

ただ、ブランドによって、持っている基本理念、製造の際の姿勢や考え方、実際の製造過程等が、微妙なものであったとしても、違いとして出て来る事もあるかもしれません。

また、バッチフラワーエッセンスに使われている花の中には、現在、絶滅が危惧されているものもありますが、元々の植物を使用していたり、同じ属の植物を研究して採用しているブランドもあります。

同じ39種類のボトルではありますが、ブランドの方針、製造されたボトルから受けるエネルギー等によって、特に繊細な方の場合、相性の違いを感じる事はあるかもしれません。

質問(30-5)

作り手の意思、あるいはリーディングするセラピストの意思によって、同じバッチフラワーエッセンスでも、作用が変わってくるのでしょうか?

回答:
人との出会い、花との出会いという事を含むなら、作用のプロセスは多彩になるかもしれません。

例えば、作り手がどういった領域にフォーカスするかで、花に内在する特質のどういった部分が際立つか、また、深み等が、変わるかもしれません。

また、ご質問者様ご自身でも、実際にセッションを提供される中で実感されているかと思いますが、フラワーエッセンスセラピスト™がどのようにクライエントさんと向き合うか、どのようなプロセスが展開されるかで、クライエントさんのテーマが変わり、視点が転換し、意識がシフトし、結果的に、フラワーエッセンスの使用過程にも影響を与えるでしょう。

文:パビットラ(中沢あつ子)

【質問28】フィンドホーンフラワーエッセンスの資格の名称について

フィンドホーンフラワーエッセンスの個人セッションを受けたいと考えています。
プラクティショナーの名称が色々とあるようですが、違いは何ですか?

回答:

弊社注:
個人セッションを行う有資格者は、プラクティショナー、あるいは国際プラクティショナーと呼ばれていますが、2019年にフィンドホーンフラワーエッセンス開発者であるマリオン・リーが他界し、現在は、長女であるアイオナ・リーが後継者となり、フィンドホーンフラワーエッセンスを更なるステージに高めるべく、研究と研鑽を積んでいます。
その為、【質問28】の回答は、いったん削除させて頂きました。

【質問26】フィンドホーンフラワーエッセンスのプラクティショナー資格取得について

フィンドホーンフラワーエッセンスの個人セッション、あるいはワークショップ、イベント、説明会等を行う場合、資格はどこで取得する事が出来ますか?
また、トレーニングを行い、参加者に資格を与える事は出来ますか?

回答:

弊社注:
2019年にフィンドホーンフラワーエッセンス開発者であるマリオン・リーが他界し、現在は、長女であるアイオナ・リーが後継者となり、フィンドホーンフラワーエッセンスを更なるステージに高めるべく、研究と研鑽を積んでいます。
その為、【質問26】の回答は、いったん削除させて頂きました。

【質問25】バッチフラワーエッセンスのエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)技法の特徴について

マウントフジフラワーエッセンスを使う際、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)によるヒーリングが、とても役立っています。
バッチフラワーエッセンスに対してEPPを活用する場合の、特徴的な利点について教えて下さい。

回答:

微細エネルギー解剖学的に説明するなら、フラワーエッセンスとは、花のエネルギーが私達のエネルギーの次元、つまりエネルギーボディー(サトルボディー)に作用し、調整してくれるものだと言えます。

バッチフラワーエッセンスは、心理の次元への働きかけを得意とするフラワーエッセンスです。
感情は、エネルギーボディー(サトルボディー)の下位身体の次元である第2身体に、思考は、同じく下位身体の第3身体に属しています。
ですので、バッチフラワーエッセンスで感情や思考を調和する事は、第2身体や第3身体のエネルギーに働きかけ、調整する事だとも言えるでしょう。

エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)を使う事により、

  • バッチフラワーエッセンスによるエネルギー調整が、よりスムーズに作用します。

同時に、

  • より微細なエネルギー次元へと花のエネルギーが浸透するので、エネルギー調整の範囲が広がり、ヒーリングが多次元的になります。

こういった作用は、

  • 飲用に先立ってのエネルギー調整 → 初期反応(浄化反応)をマイルドする
  • エネルギー調整の安定と定着の促進 → ぶり返しを予防する

等の働きになるでしょう。

また、

  • 遠隔セッション(離れたところにいるクライエントを癒す)
  • 過去を癒すセッション

等にも活用出来ます。

また、90年代前後より世界中で誕生した様々なフラワーエッセンスと比較して、バッチフラワーエッセンスは ”古典的”フラワーエッセンスであるとも表現されています。
新しい時代のフラワーエッセンスの誕生の背後からは、今の時代の目覚めでもある「人ってこれだけじゃないんだ」、「もっと全体性になりたい!」そんな魂の叫びが聞こえてきそうです。

しかし、この事は、バッチフラワーエッセンスの今迄と違った次元での新たな可能性が、この時代だからこそ開花するよいタイミングである、とも言えます。
そんなタイミングを活かす上でも、EPPは役立ってくれるものでもあります。

バッチフラワーエッセンスは、エネルギーボディー(サトルボディー)の下位身体の次元、つまり、思考、感情、感覚、気持、認知といった領域を、不調和から調和へと整えてくれます。ネガティブからポジティブへといった二元性の次元で、作用するのですね。
その為、その作用について、寄せては返す波のように、同じ次元の中での水平的な繰り返しとして、感じられる事もあるかもしれません。

それと共に、調和が進んでいくと、二元性を超えていく可能性、あるいは二元性を超えていきたいという渇望が生じるかもしれません。
EPPは、バッチフラワーエッセンスの作用が、そんな二元性を超えた次元へと上昇していく事をサポートしてくれます。

マウントフジフラワーエッセンスのEPP技法では、二元性を超えた次元から動きの次元へと入っていきます。
それに対して、バッチフラワーエッセンスのEPP技法では、 調和 → 不調和 の二元性の癒しに留まる事なく、そこから二元性を超えていく事へと、垂直的に上昇し、シフトします。
二元性の下位身体の次元から、二元性が終わる第5身体の理解へ、上位身体へと橋を架けてくれるでしょう。

文:パビットラ(中沢あつ子)

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【質問20】「フラワーエッセンスセラピー™」を行う「フラワーエッセンスセラピスト™」と、プラクティショナーの違いについて

フラワーエッセンスのセッションを受けたいと思って調べています。
色々な呼び方があるようですが、「フラワーエッセンスセラピスト™」と「プラクティショナー」は違うものでしょうか。

回答:

こちらのご質問につきましては、弊社で採用しております名称「フラワーエッセンスセラピスト™」および「フラワーエッセンスセラピー™」について、ご説明させて頂きます。
以下、弊社講師の最近の雑誌記事の執筆より、抜粋、編集したものを記させて頂いております。

(以下、雑誌記事の執筆より抜粋、編集)
20年以上前と比べ、現在は様々なフラワーエッセンスが輸入されています。日本に入って来ていない頃からフラワーエッセンスと親しんできた筆者にとって、今の状況は、当時に予測した展開になっていると感じています。

筆者が日本で最初にフラワーエッセンスを導入した当初から手掛けているものに、心理療法としての「フラワーエッセンスセラピー™」があります。
当時から心理療法、カウンセリング、ボディワーク、メタフィジカルワークの専門家であった筆者は、人の内面に作用するフラワーエッセンスを心理療法として体系化する可能性に着目し、研究を重ねました。これは補助的にフラワーエッセンスを使うのではなく、的確なフラワーエッセンスを選ぶ事だけが目的でもなく、心理療法の中心にフラワーエッセンスを置く取り組みです。そうする事で、多くの方が、フラワーエッセンスの恩恵を多角的に受け取れると確信していました。

ですから、フラワーエッセンスを導入した当初から、筆者は「フラワーエッセンスセラピー™」の名称を使い、一般的に世界的に使われていた「プラクティショナー」ではなく「フラワーエッセンスセラピスト™」を採用しました。
そのせいか、「プラクティショナー」より先に「フラワーエッセンスセラピスト™」の名称が日本に入った影響もあったのでしょうか、現在、「フラワーエッセンスセラピスト™」の名称が国内で拡大している状況を興味深く感じています。
それと共に、フラワーエッセンスを体験的に理解する専門家が、心理療法家の立ち位置から、質の高い「セラピー」を提供する重要性も痛感しています。

「フラワーエッセンスセラピスト™」には、心理療法家としての基本的態度、倫理、知識、経験を有し、フラワーエッセンスの特質をフル活用しながら、クライエントを統合的に援助する事が求められるのです。

文:パビットラ(中沢あつ子)

弊社注:
この方のご質問は、内容上、2つに分けて掲載させて頂きました。もうひとつは、Q&A全般【質問10】通院している場合のフラワーエッセンスのセッションの受け入れについてに掲載しております。よろしければ、ご覧下さいませ。

【質問93】マウントフジフラワーエッセンスの花のカードを、個人的に作っていいでしょうか?

日本フラワーエッセンス協会®認定のフラワーエッセンスセラピスト™です。
個人セッションで使うために、72種類のマウントフジフラワーエッセンスの花の画像のカードを、個人で作ってもいいものでしょうか。

回答:

マウントフジフラワーエッセンスの花のカード、かなり以前から、出版社さんからも打診頂いていたのですが、エネルギーを伝えていく上でどのような形がいいかを思いながら、今がその時!というカチッとした感覚がなかったため、いまだ出せておりません。

ご不便をおかけしておりますが、どうかお待ち下さいますようお願い申し上げます。

個人セッションにおいて、クライエントさんに花の姿を確認して頂くために、マウントフジフラワーエッセンスのカラーパンフレット(小冊子)を見て頂く方法があります。

日本フラワーエッセンス協会®認定のフラワーエッセンスセラピスト™さんには、協会のサポート活動として、カラーパンフレット(小冊子)を、いつでも無料にてご提供させて頂いております。

このカラーパンフレット(小冊子)は、ハートサポートシステムのオンラインショップで何かをご購入頂いた方にも、もれなく差し上げております。

また、増刷された書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の “Being”―」にも、口絵に、全72種類の花の画像が掲載されています。

ご自身で花カードを作り、個人セッションで使われる事自体に、問題はありません。

その際、留意頂きたいのは、富士山周辺に咲く花のエネルギーであるマウントフジフラワーエッセンスの花達の中には、特定の場や、特定の花からエネルギーを頂いている種類がある、という事でしょうか。

例えば、ツバキ(ピンク)は、ワビスケ系の一重のツバキです。
ピンク色であれば、どんなツバキの画像でもよい、というわけではないのですね。

また、モモ(ピンク・ホワイト)は、特定の場所に根付く、ハナモモの仲間、源平です。

このような事から、例えば、ネット等から無料流用可能な画像を使う方法だと、間違った画像を、クライエントさんにお見せしてしまう事となるかもしれません。
そうなると、結果的に、フラワーエッセンスセラピスト™として、繊細さに欠けたセッションとなってしまうでしょう。

こういった事から、花の姿とエネルギーをクライエントさんに伝えて頂く上で、自家製の花カードを活用されたい場合は、画像が小さめですが、カラーパンフレットを元に作られる事をお勧めしております。

また、その際には、画像の流用元をご明記下さいますようお願い致します。
(例: 花の写真:©ハートサポートシステム有限会社)

文:パビットラ(中沢あつ子)

【質問95】「今の自分に必要なボトル」というテーマ設定はアリですか?

マウントフジフラワーエッセンスを選ぶ時、設定するテーマによって選ばれるボトルが変わったりするので、自己観察という点からも、テーマ設定は大切だと思っています。

ただ、自分に最も必要なテーマだからこそ避けてしまう場合もあるので、あえて具体的なテーマを設定せずに、「今の自分に必要なボトル」という選び方をしてもいいでしょうか?

回答:

「今の自分に必要なボトル」というテーマ設定が機能するかは、個々の方の状態、その時に置かれている状況等によって、様々かもしれません。

例えば、大きな内的変化が起こっている時、何を優先していいか分からない事があります。
アタマとハートが綱引きして、考えれば考えるほど、迷ってしまうもしれません。

そういった時は、無理にボトルを選ぼうとせず、まずは、いったん離れた方がいいかもしれません。

でも、その後も、ボトルのサポートは欲しいけど何をテーマにしていいか分からない時には、ハートを開き、何が選ばれてもそのボトルに寄り添う信頼や委ねと共に、「今の自分に必要なボトル」をテーマにされるのもいいでしょう。

あるいは、特にテーマも課題もないけれど、すごくボトルを使いたい、といった気持ちがやって来る時もあるかもしれません。

そういった時は、深い次元で、ボトルの働きかけが役立つ、というサインかもしれません。

同じく、ハートを開き、「今の自分に必要なボトル」をテーマにする事が出来るでしょう。

また、ボトルを使いたいといった気持ちが弱く、何となく曖昧に選んだ場合は、使用プロセスも含めて、曖昧なものになるかもしれません。

要は、意識してもしていなくても、その人が開いている領域の深さや広さに呼応して、あたかもその人を反射する鏡のように、ボトルも名乗りを上げて、働きかけてくれる、という事でしょうか。

マウントフジフラワーエッセンスセラピスト™さんがよく言われるのは、セラピストやクライエントさんがどのような状態だったとしても、結果的に、クライエントさんに必要なボトルが選ばれる事にいつも感動する、といった事です。

いずれにしても、自然に、その時に必要なボトルが選ばれるので、安心し、委ねていい、という事でしょうか。

また、選ばれたボトルの意味から、必要なテーマが浮き上がってくる事もあるでしょう。

そういった意味合いから見るなら、自分のテーマが何かを知り、自己理解を深める事も含めての、ボトル選びだと言えるかもしれません。

こういった、マウントフジフラワーエッセンスの花達とのエネルギーの共振は、誰にも起こります。

ですが、マウントフジフラワーエッセンスについての充分な知識や体験があり、深い次元で共振するセンスがある事が、理想的ではあるでしょう。
ですので、自分自身でどうしても選べない時には、フラワーエッセンスセラピスト™のセッションを受けるのもいいでしょう。

また、テーマを決められない時、「テーマを明確にするためのボトル」を、テーマとする事も可能です。
選ばれたボトルを使う事で、本来のテーマ、何を優先するかが、クリアになっていきます。

そして、同じテーマを設定したとしても、個々の人によって、リーディングされるボトルは様々です。

例えば、何らかの能力を広げるといったテーマでリーディングした場合、Aさんの場合はグラウンディングをサポートするボトル、Bさんの場合は高い次元との繋がりを強くしてくれるボトルがリーディングされる、といった具合です。

同じテーマで同じボトルがリーディングされたとしても、個々によって、プロセスも様々でしょう。

他者と比較する事なく、どのようなテーマであったとしても、起こる事を信頼し、ボトルをリーディングする事で、花達も応答してくれるのですね。

文:パビットラ(中沢あつ子)

【質問79】マウントフジフラワーエッセンスのボトルリーディングについて

マウントフジフラワーエッセンスを、自分の特定のテーマに対してリーディングする際、講座で教えて頂いたいくつかの方法を使っています。
その際に、エネルギー的に惹かれるボトルか、エネルギー的な反応(エネルギーが詰まっている部位が明確になる等)が起こるボトルか、どちらを優先すればいいでしょうか。
ケースバイケースだと思っていますが、リーディングではいつもこのあたりで迷います。

弊社注:
今回のご質問者様は、マウントフジフラワーエッセンスの日本フラワーエッセンス協会®認定フラワーエッセンスセラピスト™さんです。
フラワーエッセンスセラピストの方、また、一般使用者様にも役立つ内容である為、ご本人のご承諾の上で掲載させて頂きます。

  • 個人特定されぬよう、具体的なご質問の内容は省かせて頂きました。
    その為、分かりにくい部分もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。

回答:

エネルギー的に起こる現象は、人それぞれです。
また、たとえ同じような現象が起こったとしても、その時々で、意味するものが違う事もありえます。

そんな中、大切なものは、信頼です。
信頼というのは、あらゆる意味付けや現象を包み込む、もっと大きなものです。

また、混乱や迷いが起こった時には、マインドが動き出して、焦っているというサインなのかもしれません。
そんな時には、最初に受け取った応答を優先してみるのも、ひとつの方法です。
何故なら、最初は、マインドの習慣が、そんなに頭をもたげてはいないからです。

最初に受け取った応答を信頼し、まずは行動化する、ジャンプする、という事ですね。
そんなふうに体験にオープンしている事が、必要な応答がやって来てくれるサポートとなるでしょう。

また、答は、答だけで完了するものではありません。
マウントフジフラワーエッセンスを選び、使うプロセスの中で、使用者もまた変化し、成長していくからです。

ご存知のように、マウントフジフラワーエッセンスの場合、Aの場合にはA´になる、Bの場合はB´になる、といった平面的で直線的な作用ではなく、立体的に、多次元的に作用します。
ひとつのボトルには異なるエネルギー次元の作用があり、その時々、あるいはプロセスにおいて、複数の作用が起こります。

だからこそ、マウントフジフラワーエッセンスのセッションにおいて、セラピストとして、特別なエネルギーの場を扱う事を学ぶのですね。
そのエネルギーフィールドの中で、正しい、間違っているといった平面的な判断を下す事は、マウントフジフラワーエッセンスの多次元的な作用を、制限してしまうでしょう。

また、複数の技法を一度に使う事は、もし、それによってマインドに行きやすくなったり、迷いが出るのであれば、避けた方がいいでしょう。
例えば、ひとつの技法を他の技法でチェックするといった事は、既にそこに、応答を信頼しない、起こる事に全面的に委ねない態度があるという事を、示してくれているのかもしれません。

マインドは、疑います。
ハートは、信頼します。

マウントフジフラワーエッセンスの場合、エネルギーフィールドに全面的に開き、信頼する、という在り方がキーワードのひとつです。
そこから、何かが、ひとりでに起こり始めます。
セラピストが、何らかの道筋を作る必要はありません。
むしろ、そういった行為から退く事が、大切なのですね。

また、万一、選択した事が違っていたとしたら、そういうサインを、ボトルの側から、いずれ出してくれます。
だから、「いつでも再調整が出来る、自分はただくつろぎ、ボトルと楽しんで選び、使うだけでいいのだ、後はボトルが応答してくれる」といった在り方を優先してみて下さい。
そうする事で、マインドの追い詰めが、緩やかにもなるでしょう。
そうなる事で、未知なる何かが開き始めます。

文:パビットラ(中沢あつ子)

【質問78】病気と戦う姿勢でいる事とマウントフジフラワーエッセンスの使用について

マウントフジフラワーエッセンスの書籍「マウントフジフラワーエッセンスとエネルギーの世界―花の”Being”―」を読んで気付かされたのは、「マウントフジフラワーエッセンスを使用するにあたって決してがんばらない、力まないという事が大事」という所で、勉強になりました。
また、前回のメールで「疾患と障害は違う」というお話、大変勉強になりました。
ありがとうございます。
ただ、私は未だに「病気を受け入れる」事が出来ません。
戦って戦って、やっつけて追い出してやろうとしています。(こうだから硬直して疲れるのですが)
病気と戦う姿勢でいる事とマウントフジフラワーエッセンスの使用について、何かコメントはありますか?
男性使用者より

弊社注:
今回のご質問者様(男性)は、マウントフジフラワーエッセンスの使用者様であり、弊社講師パビットラ個人セッションを受けておられるクライエントさんです。
メールでのやりとりの中で出て来た「病気と戦う事」について、他の使用者様にも参考となる為、弊社サイトへの転載についてお問い合わせしたところ、ご快諾頂きましたので、ここにご紹介させて頂きます。
また、通常は個人情報が特定されないよう配慮しておりますが、「一言『男性』と入れて頂きたく思います。*男性使用者の裾野を拡げたい、わたしのささやかでしたたかな作戦です。」とのご希望でしたので、「男性使用者より」とご記載させて頂きました。

回答:

マウントフジフラワーエッセンスは、エネルギーボディー(サトルボディー)の幅広い層に、多角的に作用する特徴を持っています。
そして、その作用は、その時々、使用者によって様々です。

つまり、「マウントフジフラワーエッセンスは、その時々に、その人にふさわしい働きかけをしてくれる」という事。
ですから、その時その時のご自身が感じているそのままを承認し、感じるままに選び、作用を受け取って下さいね。

私達には、人生の中で、「病気と戦う事」が、必要な時もあります。
そんな時には、その気持ちを尊重してあげて下さい。
抑えたり、無理に変える必要はありません。

「病気と戦う事」をサポートしてくれるマウントフジフラワーエッセンスを選び、そのまま素直に使ってみられるのもいいでしょう。
そうする事に、何も悪い事はありません。

どのようなテーマを設定し、どんな選び方をしたとしても、マウントフジフラワーエッセンスは、そのありのままのその人と共に、ただ、その時々にふさわしい応答と作用をしてくれるだけです。
だから、今のご自身の感じるままを肯定し、ボトルを選ぶという事をなさってみて下さい。
選ぶにあたって、無理やり優等生的なテーマに置き換えたり変えたりせず、素直な思いのままに設定する方が、むしろいいかもしれません。

テーマ設定は、シンプルに、ご自身の望む事を選んでいいのですね。

そして、テーマ設定をした時、自分が辛くなる、無理強いしている感じがする等、何かしら居心地悪い感じがするなら、他のテーマを見つけた方がいいというサインかもしれません。

自分の内側が広がる感じがする、嬉しさ、楽しさ、喜びの感覚がある等、肯定的な感じが起こるかどうかが、テーマ設定の時の目安です。
その感覚は、ハートを通して感じる事が出来るでしょう。

「このテーマでマウントフジフラワーエッセンス選ぶ事で、私のハートは喜びますか?」
そんな問いかけをハートにしてみて、ハートから肯定的な応答がやって来るかどうかです。
頭からハートに降りて、言葉を超えた応答を感じてみて下さい。

マウントフジフラワーエッセンスを選んだなら、そのボトルの意味、花からのメッセージにも、ただハートを開いていましょう。
湧き上がって来る自分自身の反応が、肯定的であれ否定的であれ、しっくりきてもこなくても、そのままを認めてあげます。

そして、使用プロセスの中で起こる事にも、開いていましょう。

「マウントフジフラワーエッセンスを使用するにあたって決してがんばらない、力まないという事が大事」とは、「病気と戦わない事」ではなく、「病気と戦う事」と戦わない、という事だと言えるのかもしれません。

文:パビットラ(中沢あつ子)

【質問76】ミックスボトルを飲む事に抵抗のある方への使用法について

身体に何かを入れる事に抵抗があり、ミックスボトルをなかなか飲みすすめられない方にお勧めの使用法について、アドバイス下さい。

弊社注:
今回のご質問者様は、日本フラワーエッセンス協会®認定のマウントフジフラワーエッセンスセラピスト™ですが、一般の方がご家族等にマウントフジフラワーエッセンスを使用頂く際にも、参考にもなるでしょう。

回答:

まず、その方が飲用に抵抗のある場合、無理強いしない事が大切です。
”無理やり飲まされる”事が、マウントフジフラワーエッセンスの作用を受け取るブロックともなるからです。
また、相互の信頼関係にも影響を与えるかもしれません。
使用される方が、居心地のよい状態で自発的に使用頂ける環境を、尊重して差し上げて下さい。

方法としては、以下のような選択肢があり、複数の方法を併用されてもいいでしょう。

  • スプレーにしてオーラフィールドに噴霧する。
    オーラスプレーと同じシステムを使います。
    香があった方がいいなら、お好みの精油や芳香蒸留水等を使う事も出来ます。
    マウントフジフラワーエッセンスの場合、香との混合でエネルギーが低下する事はありません。
    また、香の強さは自由ですが、花のエネルギーを体感するという点では、香は強すぎない方がいいでしょう。
    • 妊婦さんは使用不可等、精油には禁忌事項がありますので、事前にお調べ下さい。
  • その方のお部屋に噴霧する。
    こちらも、オーラスプレーと同じシステムであり、オーラフィールドに噴霧するのと同じです。
    香の併用についても、同様です。
  • ボトルをハートに当て、深いゆったりとした呼吸と共に、ボトルからの花のエネルギーを受け取る。
    マウントフジフラワーエッセンスの場合、ヒーリングにボトルを使う事で、エネルギーが低下したり、定期的に買い替えないといけないといった事はありません。
    ボトルを使った自宅で出来る瞑想を、セラピストから説明して差し上げるのもいいでしょう。
    • 一般の方でも行いやすいよう、ここではハートチャクラを指定しています。
      セッションのクライエントへのフォローの場合、エネルギーリーディングで特定された部位に当てて頂く等、様々な方法があります。
  • 瞑想の時、ボトルを手に持ったり、側に置いておく。
    何らかの瞑想の際、ボトルを両手または片手に持ったり、側に置いておく事が出来ます。
  • エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)を使い、セルフヒーリングする。
    もし興味があるならEPPを入手し、手の平のマイナーチャクラ、ハートチャクラを通して、ボトルからのエネルギーを、エネルギーボディー(サトルボディー)に吸収させる事が出来ます。
    • 一般の方でも行いやすいよう、ここでは手の平のチャクラ、ハートチャクラを指定しています。
      セッションのクライエントへのフォローの場合、エネルギーリーディングで特定された部位に当てて頂く方法もあります。
  • ボトルを側に置いておく。
    側にボトルがある事で、エネルギーを受け取る事が出来ます。
    使用者にとって神聖な場所、浄化された場所(お気に入りの小物を置いている一画、クリアクリスタルのクラスター上等)に置いておくといいでしょう。
  • ボトルを枕元に置いて眠る。
    眠りの間、エネルギーボディー(サトルボディー)は、現実世界とは違う次元で滋養を受け取っています。
    また、マインド(思考)の邪魔が入らない時でもありますので、ボトルからエネルギーを受け取りやすいでしょう。

文:パビットラ(中沢あつ子)

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