「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎集中講座(旧講座)」体験談

~「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎大阪集中講座」を体験して~

S・K 様

基礎講座の第1日目、緊張一杯で部屋に入って、最初にしたのは、裏を向いて並んでいるカードを取って来る事でした。内心、他の人とのタイミングもあるし、それを取っただけで何がわかるのかしら、と思いました。
でも、取ってあらビックリ、「エルム」でした。

自分は、婦人服のデザイナーをしているのですが、私の性格がズバリでした。完全主義、理想主義故に、人にまかせられないで全部自分が抱え込んで、苦しい思いをすることもあります。
宇宙には、偶然はない、すべてが必然といいます。引くべくして引いてきたカードなんだなあと、納得しました。

それから授業がはじまったのですが、実技のペンジュラムの読み方が難しい。
何故かペンジュラムの動きが止まって、動きが変わってきます。その繰り返しで、「いったい、私のイエスはどれだ!」と、潜在意識に叫びたい気になりました。
これも又、私の完全主義ゆえに、気楽に確認出来ない為に、緊張でかえっておかしくなっているのだなあと感じました。

一番難しかった実習は、キネシオロジーでパーセンテージを出す方法。押し方の加減と、その抵抗がわかりにくく、本当にこれでいいのかと何度も思いました。

不安一杯で出した結果のボトルが、「アグリモニー」・・・全てはオーケーさ、ありがとう、何も問題はなく全ては申し分ないと、自分の心配や恐れを社交的で陽気な仮面の下に隠し、理想的な人を演じてしまう。他の人々に自分がどう映るかを、とても気にしている・・・が出たのです。
初めに講義を受けていた時に、「アグリモニー」を必要とする性格って、私にぴったりだなあと思っていたのですが、まさにそのボトルを選んできてしまうなんて、「なんでわかるの」と聞きたい気持ちでした。

それと、「インパチエンス」・・・思考や行動が早く、あらゆることを今やってしまいます。常に前向きで積極的、独立心旺盛の緊張型。待つことが出来ない。次は何、次は何といった具合です・・・「インパチエンス」も、私そのものでした。
特に仕事の時、人の行動が「のろのろ」しているように感じて、気が走っていない人を見ていると、イライラしてきます。
首、背中、肩が凝るというところもぴったり。短気で、腹が立つとそれを押さえられない強いエネルギーが、心に湧いてくるのを感じていました。

ボトルを選ぶ時、固定概念なしに決めたのに全く良く当たっていて、自分が丸裸になった気持ちです。
自信のない、自分では上手く出来なくて、いい加減のように思えていたペンジュラムでのボトル選びでしたが、これ程正確に性格を当てたのには、ただただ脱帽でした。
自分で選んだのですが、何かが選んでくれた感覚になるのも、不思議な体験でした。

又、参加者の一人の方が体調がすぐれなくなったので、会場のサロンのオーナー(日本フラワーエッセンス協会®認定セラピスト)の方と、ペアを組む事になりました。
私が心をリラックスしていると、その方が、私に必要なボトルを選んで下さいました。
またまたそのボトルが、「エルム」。最初に私が裏がえっていたカードを引いた時と、同じカード。
やはり「エルム」は、私に必要なものだと感じました。

予想以上に、とても満足した結果のミックスボトルをいただいて、持って帰る間も、飲みたくて飲みたくて、仕方ない思いがしていました。

飲み始めると、すごい勢いで1日に何滴も飲んでしまって、このペースだと絶対すぐなくなると思っていましたが、不思議なもので、だんだんペースが鈍ってきて、だいたい予定通りで、飲みきってしまいました。
すぐにペンジュラムとタロットカードを購入して、まず、ペンジュラムの練習に入りました。

また、ちょうどその位の時期に、勉強会がありました。
その時は、「レッドチェストナット」が選ばれましたが、これもやはり思い当たります。
また、私の息子に対して、過干渉な時もあります。

本当に、訳がわからないままにやっているのですが、結果は、なるほどと思われるものになります。

飲んだ後としては、あまりはっきりとはフラワーエッセンスの効能だというものが体験できていないのですが、多分、その働きかけだと思われることを書きます。

私には、幼なじみの男性の友達がいます。会社を経営していて、そのせいか仕事人間。会ってても、ずっと仕事のお話と、体が疲れていることをとうとうと話します。
そればかり聞くのは、私も疲れてしまう。その人は、人間としてみたら、とても男性的なのですが、いわゆるB型(世の中のB型の人に叱られそうですが)で、何事にもマイペースです。会ったり電話でのコンタクトで、時として嫌なことがあるのですが、他の人にはそうではないんだけれど、何故かその人には、嫌を嫌と言いにくい感じを感じていました。
でも、基礎講座後にその人と会った時は、はっきり言えました。言ったら、彼も素直に従ってくれて、何のトラブルもなく、こんなことなら今までもはっきり言えば良かったと、思いました。
彼はただ、私が何も言わないから、それでいいんだと思っていただけで、私の考えを言えば、その考えを尊重してくれるようでした。

良い人だと思われたいから、良い子ぶって、そのせいでストレスを感じる。私の性格の一面が、少し改善されたのかしらと思った出来事です。

それと、また別の友達は、多分ハートサポートシステムのプロ養成講座を受けられた方だと思いますが、去年、その方のモニターをしたことがある人です。
彼は、男性にしてはとても繊細で優しく、霊性の高い人なんですが、人との付き合いが苦手で、行動的でない、自分の思いを抑圧するタイプでした。そのせいで、心がモヤモヤとして苦しい、気が滅入って落ち込むというような状況がありました。
彼は、仕事を持ちながら、ライフワークとして、あるセラピーの資格をとっていました。活躍する場がなかったのですが、フラワーエッセンスのモニターをしたおかげで、月二回、場所を借りて、人を集めて様々なセラピーやエクササイズを教えるようになりました。
「以前からしたかったけれども、勇気がなくて出来なかったが、エッセンスのおかげで出来た。人との付き合い等、どんどん出ていけるようになった。そして、自分を理解してくれる人達と(私もその一人ですが)、いろいろ出会うようになった。フラワーエッセンスは自分を大きく変えた」
と、言われていました。

さて、本質的なことが後になりましたが、私がどうしてフラワーエッセンスに興味を持ったか、ということを書きたいと思います。

過去に私は、母と姉とを同時に亡くしました。
母が体調をこわし入院し、危篤状態になりました。その時看病していた姉が、病院の帰りに交通事故にあい、母より先に亡くなり、後を追うように母が亡くなりました。最愛の人を突然二人とも亡くして、私は生きてゆく力もなく、こうして書いていても、当時のことが思い出され、涙が出てくる有様ですが、絶望感から精神世界に傾倒しました。
死んだらどうなるか、宗教でなく、真摯に研究している文献を探しました。
学ぶにつれ、肉体がなくなっても、魂は存在しているという結論に達し、私は、絶望感から立ち直ることが出来ました。
でも、それまでは物質世界にどっぷりとつかっていて、なんの疑いもなく生きていましたが、精神世界を学んだ後は、もうもとには戻りませんでした。

魂の覚醒、霊性の向上、その事が、生きることの大命題となりました。

ヨガをしたり、気功をしたり、呼吸法、瞑想をしたり、様々な行をしていました。でも、どこまでしても、少しも霊性が高くなったように思えず、ある時、霊性を高めたいということも又、他の人が、物質的に何かを持ちたいとか、何かになりたい欲望と同じじゃないかと思えました。

それからは、自分の事でなく、人を癒すことをしたいと思うようになり、様々なセラピーやヒーリングの資格をとりました。それらのヒーリングを学ぶ課程で、フラワーエッセンスと出会いました。

ライフワークとして、癒しの仕事に携わりたいと思っているのに、ホームページしか宣伝していないという事もあるのでしょうが、なかなかクライエントさんも来られないので、私の霊性がまだまだ低くて引き寄せることができないというようなことを、前途のセラピストの友達に言ったら、
「あなたは、霊性霊性と、それにこだわりすぎていると思う。霊性の向上は、無理に求めるものではない。毎日の生活で起こりくること、嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも、只、受け止め生きておることに感謝し、楽しく今を生ききることが大切。それが強いては、霊性の向上、魂の覚醒につながるんだよ。行などで体を痛めつけないで、自分で自分の心を責めないで。理想も大事だけれど、そのことにあまり意識を向けないで。向けすぎると、今そうでないことを感じすぎるから、完全に今あることが大事なんだよ。」
って言われました。

そのことは、精神世界の本にも書いてあるし、そしてわかっているつもりだったけれど、日々の生活を通して心のあり方が大切なのに、それが出来ていない埋め合わせに、祈りとか、瞑想をしようとしている私。本末転倒している、なんと拙い心かと思いました。頭を、ガンと叩かれたみたいな気分でした。

これも又、フラワーエッセンスを飲んでいたから出会った言葉で、そして、素直に心に響いたのだと感じます。
フラワーエッセンスは、物質ではない、エネルギー、波動。私達も、本質は波動。波動同士、ダイナミックにストレートに作用するだろうと、直感的に感じられます。
本当に、フラワーエッセンスの窓口に立っただけですが、その予感が感じられます。

プロ養成講座も、受ける手続きをしました。まだ上手くペンジュラムも扱えない私ですが、きっと私の潜在意識が導いてくれると期待して、プロ養成講座を頑張りたいと思います。


公開日:2019年1月28日 更新日:2021年10月18日