~「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎大阪集中講座」に参加して~
S・K 様
今回の基礎講座に参加して、何となくしか知らなかったフラワーエッセンスの知識を深めることができ、また自分自身を見つめるきっかけになり、たくさんの気づきがあったように思う。
フラワーエッセンスは、飲む時の動機やあり方が重要とのことで、講座の最初に講師より、どういう気持ちで申し込み、どのような目的でここへ来ていますかとの問いかけがある。
その問いかけにはっとし、自分はどうだっただろうかとふり返ってみる。
興味があったフラワーエッセンスのことを知りたいと思っていたら、インターネットで基礎講座があることを知り、深く考えず、ただ行きたいという気持ちだけで申し込んだことを思い出す。
改めて周りを見渡し、この会場へ集まった方達とは、きっと何かご縁があるのだろうなと感じる。
そして、この二日間のテーマを、「オープンハート」にする。
また、カードをとりに行く時の気持ちや、カード(エッセンス)のメッセージを読む時の自分の反応に気づくことも大切とのことで、これもまた、自分の反応にはっとする。
受け取る準備ができた方はどうぞの声に、本当はすぐ立ち上がって取りに行きたかったが、実際は周りの様子を伺い、何人か立ち上がってからカードを取りに行った。これは、これまでの自分の生活のあらゆる場面で見える、自分の行動パターンの一つであると感じる。
そして、カードは「マスタード」が出る。
最初は「オープンハート」のテーマに関係ないように思えるが、意味を読むうち、最近感じていた自分の影の部分を見つめる必要性や、暗闇の部分に光を当てたいという普段の自分の気持ちから、当たっているように思う。
更に影の部分を見つめることによって、「オープンハート」にも繋がっているのかなと感じる。
それから、初めてペンジュラムを使う。
自分の心がニュートラルであることが前提であるが、一瞬、思った自分の意志に関係なくペンジュラムが反応したことに、不思議さと面白さを感じる。
筋肉反射テストは、腕がカチッとロックするところが、何となくここかなという感覚で少し難しい感じがした。
最後に、色々な方法で幾つか選ばれたものを、六種類にしぼる。
ミムラス・セラトー・チェストナットバット・インパチエンス・ホリー・バインの六種類になる。
本当にこの六種類で大丈夫かなと疑う心や不安感が、一瞬沸き起こるが、偶然にも選ばれたこの六種類は、今の自分にきっと必要なのかもしれないと思う。
また、たまたまお隣に座られた方は、今、ヒーリングのお仕事をしていらっしゃる方で、話をしていく中で、自分の先を進んでいらっしゃる方だなと感じる。
「今は孤独かもしれないが、とにかく興味あることへ行動を起こせば、必ず魂の仲間が見つかり、世界が広がるから」と助言をいただく。
今回は、「オープンハート」をテーマにし、できるだけたくさんの方とお話したいと思っていたが、なかなか多くの方とお話するのは難しかった。
しかし、お話した方達からは、たくさんのヒントや自分へのメッセージをいただいた。
この二日間、講師のおふたり、会場のオーナーさんをはじめ、出会った皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいである。
【ミックスボトルを使用した体験まとめ】
基礎講座終了日夜、夢を見る。内容は思い出せないが、怖い感覚があり、さなぎが出てくる。
次の日夜より、エッセンスを飲み始める。自分は何か感じることができるだろうかと、わくわくした気持ちで飲む。ブランデーが入っているせいか、体の末端まで広がって、体中が熱くなる感じがする。
一日目、昼食前エッセンス使用。
しばらくぼんやりしていると、何年も前の忘れていた出来事の場面が、二つ浮かぶ。肯定もせず否定もせず、その浮かんできた場面を感じる。
どちらの場面も、そこにあまり愛が感じられず、力によって子どもを無理強いさせ、コントロールしようとしたのではないかと感じる。
その子と自分を暖かい光で包み、にっこり笑っているイメージを持ってみた。
二日目、基礎講座で体が緊張していたのか、体中が筋肉痛といった感じで、腹痛と下痢等見られる。疲れているように感じる。
三日目、財布がなくなる。
冷静に、まず何をすべきか考え、カード会社へ連絡し、警察へ行く等、てきぱきと処理する。
車の窓を開けていた為、車上狙いと勘違い。結局、鞄から何かの拍子に飛び出した様で、ドアと助手席の間から出てくる。
いつも何か起こると気が動転し、あった出来事がぐるぐると頭の中を繰り返し回り、その後の予定はそれどころではなくなるが、三時半に帰宅しエッセンスを使用、頭の中を回ることなく冷静である。
緊急時用のエッセンスにも含まれるインパチエンスが入っていたので、四時、もう少し必要と思い、もう一度エッセンス使用。落ち着くと、今度は親切にしていただいた銀行や交番の方達へ、感謝の気持ちが沸いてくる。
その後の予定も、動揺することなく行動することができた。
もう忘れていたが、二十代前半は、よく財布やお金を落としていたことを思い出す。
いつも自分の失敗を責め、頭の中でこうすればよかったと場面が回り、頭がなかなか切り替えられず、いつまでもその出来事を手放せないでいた自分に気づく。
今回は、失敗を責めることなく、このことから自分は何を学べばよいかなと、冷静に、自分の内側や行動をふり返ることができたように思う。
四日目、職場の上司に、配置換えを言われる。承諾したものの、少しショックを受ける。
しかし、何となくその方がうまくいくのかなと、客観視している自分もいる。
五日目、心は納得していなかったのか、上司に一生懸命事情を説明している夢を見る。
そこで、一応自分の気持ちを上司へ伝える。これでよかったのだと納得し、新しい職場へ向かう。
夜になり、顔や腕に湿疹が出る。これも、もう治まったと思っていた日光じん麻疹のようだ。
今回は、薬で表面だけきれいになっても、内面が関係しているような気がして、病院へは行かず様子をみることにした。何か細胞に溜まったものを、浄化しているのだろうか。
六日目、友人の車のおはらいへ付き添い、神社へ出かける。
自然の空気が気持ち良く、詔を聞いていると、竜神がお堂の中を舞っているようなイメージがわき、心地よい涼しい風が吹き抜けていく。
杉林に入った時、「湿疹は治るよ」と、言われた気がした。湿疹は治るような気がして、心配せず放っておくことにした。
七日目、右腕の内側に、しこりと直径二センチくらいの内出血があることに気づく。痛みもかゆみもない。どこかで打ったのだろう、と放っておく。
偶然かもしれないが、エッセンスを使用し始めて一週間、毎日色々な出来事が起こり、気持ち的にきつく、使用を中止したい気持ちになる。
しかし、「出来事は良い方向で変化しているというサインで、起こっていることを信頼しましょう」とテキストのガイドブックにあったので、もう少し飲んでみようと思う。
九日目、エッセンスを飲んで、深呼吸等してぼんやりしていたら、何年も前の、他人の目を気にしすぎて、大事な瞬間を逃がしてしまった場面が浮かぶ。
改めて、当時は、他人の目を気にしすぎていたことに気づく。心に従って、素直に行動したいと感じる。
同じ日の夕方より、自分の中では消化できたと思っていた父に対する嫌悪感が、再びやってくる。
一緒の空間にいるのも、顔を見るのも、食事も苦痛である…。
夜は、ドラマのレイプシーンを見て(特に感情移入していたわけでもないが)、涙がボロボロ出てくる。
十日目、具体的に思い出せないが、浪人の死体が出てきて、嫌な視線を浴びるような変な夢を見る。
死体は自分だったのではと、ぼんやりと思う。
父への嫌悪感続く。
十一日目、放っておいた内出血が、八センチ程に広がる。何となく、恐れのパターンのように感じる。
蚊に刺されても虫さされでも、幼い頃からかなり腫れ、いつも人がしないような怪我や病気(大病ではないが)をすると母に言われ、悪化して治らなかったら…と、否定的なことばかり考えていたことを思い出す。
十二日目、しこりがあった為、皮膚科へ行く。虫さされではないと言われ、少しショックを受ける。
よからぬ病気ではと、頭の中が恐れのイメージでぐるぐるしそうになるが、すぐ大丈夫という気持ちになる。
また、その皮膚科で、七年ぶりに知人と再会する。不思議と、今の自分の現状をとりつくろったりせず、素直に話すことができ、自分に拍手を贈りたい程の気持ちになる。
十五日目、外科へ行く。青い皮下出血で、白血病の恐れがあるかもしれないとのことで、血液検査をする。
結果を待っている間は、意外と冷静である。
結果は大丈夫で、気にせず刺激せず、放って様子を見ましょうと言われる。ますます、何かを気づかせる為に現れた出血のように感じる。
十六日目、父に対して、イライラする。
夜、部屋で布団を叩いてみる。すっきりする。
なぜ、父にイライラするのか、父も光、父への嫌悪感は解放したつもりだったが、ふつふつと蘇ってきた感じである。どうすれば、解放できるのだろうか。
十八日目、二、三日父への嫌悪感が続き、爆発し、些細なことで一方的に怒り、父に暴言を吐く。
セラピストへ相談した方がよいかなと思うが、もう少し様子をみようと思う。
二十三日目、口もあまり聞かないが、父とまた対立。
腕の出血は青いままで、父へのイライラが関係しているのではと思う。
二十四日目、父への嫌悪感が、少しおさまる。
二十五日目、不思議と父への嫌悪感がおさまり、嵐が去った感覚である。
何も言わず、職場で使う為の竹を切ってくれた父へ、素直にお礼を言う。
約一ヶ月目、いつの間にか父への嫌悪感もどこかへ消え、気づくと日光による湿疹も消え、腕の出血も半分消え、回復へ向かっている。三週間を過ぎた頃より、エッセンスを飲み忘れることも多くなり、ようやく本日でエッセンスを終了する。
最後に、今回エッセンスを飲んで、自分は消化したと思っていたことや、十年程治まっていたと思っていたことが、一気に吹き出し浄化されたような感覚である。
また、一見困難に思う出来事や人から言われた事に対して、これは自分にとってどういう学びや気づきがあるのだろうかと、いつも心に問いかけ、肯定的に考えられるようになってきた。
気づかせてもらった出来事や人に、感謝の気持ちさえ感じられる程である。
少しずつであるが、今、自分はどうしたいのかと自分に問いかけ、自分を大事に思えるようにもなってきた。
今まで、他の人に対して、「無理をしないで」という言葉を何気に使ってきたが、最近、無理をしないということがどういうことかも、ようやくわかってきたように思う。
そして、精神・心と身体はつながっており、緊張やストレス、怒り等の感情を溜め込まず、うまく解放し、心から思ったことを素直に表現できると、エネルギーもうまく流れ、健康体でいられるのではないかなと感じる。
精神と心と身体のバランスが大切なのだなということにも、気づかされたように思う。