「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」体験談

~「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」レポート~

中川 実恵 様

Ⅰ.フラワーエッセンス使用中の体験・感想
「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座」の時とは違って、初期反応(浄化反応)がゆるやか、というよりも殆ど無くなったことが「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」の最初の頃の印象だった。
「基礎講座」の頃は、毎回初期反応(浄化反応)がかなりはっきり出て、感情が噴出し、こらえきれずに、歩きながら泣いたこともあった。今思えば、感情を”溜めていた”のだと思う。そしてそのせき止めていたものが、「プロ養成講座」が始まるまでに、いろんな形で、限りなく少なくなっていったように思う。
「プロ養成講座」では、 “溜めていた物を出す” ということから、”明確な意図をサポート”していくということに切り替わったように感じた。

その感情の問題とは別のことで、2週に渡ってリーディングされたボトルがあった。
≪Rock water(ロックウォーター)≫だった。

私が、ある食事療法に興味を持ち始め、自分なりに始めてから3ヶ月目に「プロ養成講座」が始まった。
体の健康の問題は然る事ながら、精神性の向上にも不可欠だと痛切に感じていた。
当時は、寸分の隙も無いほどに食事療法にのめりこんでおり、目が覚めている間の殆どはそのことを考えていた。
なぜなら現実の生活で貫き通すことは、障害が多すぎて難しかったからだ。
「基礎講座」で、それぞれのボトルの意味を習った時に、《Rock water(ロックウォーター)》の説明の一例で、「食事療法に熱中している状態」というお話を聞いたことがあった。
〔弊社注:下にも出てくるように、食事療法に熱中している方が、全てロックウォーターにあてはまるという事ではありません〕
それは頭の中に忘れずにあったが、(なにがいけないのだろう)と、全く考える余地を与えることすらできない状態だった。
確かに目覚しい変化が、自分の体と心にたくさん現れたからだった。
その、決められた食事療法にできる限り忠実に日々過ごすことで頭が一杯だった。(忠実に、忠実に・・。)

マインドは満足していたが、ほんとうの私は違った。少しずつ、サインが出てきたのだ。
元々、甘いものが嫌いなのに、甘いものを食べるようになっていたのだ。その上、食事の量が増えていた。
どこかに歪があることを否定できなかった。この歪は自分が思うよりも深いものだということに、気づかせてくれたのは選ばれたボトルだった。
「甚だしい自己規律と自己否定から、自分に必要の無い固執した考えを手放す。視野を広げフレキシブルに。」——————-いくらこのボトルの意味を頭で理解しようとしても、マインドが強く握り締めて「決まり」を放そうとしなかった。
このエッセンスがリーディングされ、毎日飲みながらもまだ、私は「決まりに忠実に」と頑張っていたのだ。(止めるなんてありえない)とまだ深く考えていた。

2週間が過ぎた頃、自分の周りにあったガラスの壁が取れたような気がした。あったときは気が付かないが、なくなってみてはじめて気が付く、といったような壁だった。そして自分の心の広がりを感じた。
無理をしている自分に気付いたから無理をしなくなったのか、無理をしなくなっていた自分に気付いて無理をしていたことを知ったのか、どちらが先なのかわからない。
でも現に、私の食事療法は、自分に無理の無いもので納得できる範囲に変わっていたし、それを後押しさせるような、自分を納得させる「偶然の出来事」が重なった。
この「偶然の出来事」も、エッセンスを飲んでいなかったら、ガラスの壁の中には入ってこなかったものかもしれない。他の沢山のものと同じように。

自分が思っているよりも、より多次元的な(?)、想像を越える大きさのパズルがシフトして自分に変化をもたらした、という印象を感じた。今までのエッセンスの感じかたとは、またちがったものがあるんだな、と驚かされた≪Rock water(ロックウォーター)≫だった。

毎回の講座で、エッセンスを選ぶ時、何についてフォーカスするか考えるのが楽しかった。自分自身をよく見つめる良いチャンスだった。頭のどこかで、後回しにして逃げ続けていた面倒な内容から、毎日接する人(会社の上司など)の自分の中での考え方…。
もう、自分にはコミットする問題を探すのが難しく、別の観点で考えて、よりよい自分に、というところから考えるようになった。「基礎講座」の頃とは大きな違いだった。

そして、アファメーション〔弊社注:肯定的な自己宣言の言葉〕を今までよりも、より意識した。これは、フラワーエッセンスのパワーなのか、アファメーションの「意識」の力なのか、「暗示」による思い込みなのか、どれがどんな風に…とはわからないが、明らかに気づきは多くなっていた。私は、自分のなかで
「より、能動的に」フラワーエッセンスを使うことを楽しんだ。勇気を持って、行動することができた。フラワーエッセンスから大きなサポートを与えられた気がする。いやがおうにも、自分がクリアにさせられていくような感じがした。クリアに、そしてニュートラルになっていくような感じだった。

 
Ⅱ.講座での体験
こういうこと(精神世界のこと)に、その分野だということも知らずに、引き寄せられ、どこをかじってもいいのかわからぬまま、ところどころ気になることを読んだり調べたりしてきた私の、その断片的な多くの「点」が、講義で繋がった。ユング心理学、バイオエナジェティクス、ニュートラルであることの意味、自分をケアすることの意味……。これが、「プロとしてセッションを行う為に」という1つの大きなテーマに沿って、きれいに自分のなかで整理してまとめるように進んでいった様に思う。講義が終わってみて(なんてオーガナイズされた講義だったんだろう!)と感動した。

「プロ養成講座」での大きなプレッシャーとして、 ‘ロールプレイング’ があった。
私のセラピスト役の日は、4週あるうちの最終週の一つ前だった。
当初から、最初のほうは、まだ「最初だからしかたない」という風潮があるが、後半はみんな目が肥えてくるから大変ですよ、というパビッドラさんのコメントに私は恐れおののいていた。元々人前では緊張するタイプだし、最近そんなにすごく緊張する場面もないし、、。不安でたまらなかった。
私は毎日会社で隠れてボトルの意味を勉強した。夫(2回)と友達(1回)にカウンセリングの練習をさせてもらった。
「練習させてもらう」つもりが、「多くのことを教えてもらった」ことに驚いた。ボトルは渡せないが(私が持っていないので)、それ以外のフルセッションをさせてもらったのだが、二人とも、最後は自分の問題に対する考え方が整理できてよかった、と喜んでくれたし、お花のカードの意味も、深く理解しようとして私の説明に対し質問をしてきた。
とてもアンチョコを見ることなどできない真剣勝負になった。
講義で聞いたサンバドさんやパビッドラさんの言葉が頭の中に聞こえてくる。

 ●セッションはそのセッション自体で1つの完成したものです。
 ●自分の呼吸を見つめること、その時には物事は自然の流れの中で上手くいく。
 ●自分の存在感を意識する。許容範囲が広い、スペースがあるということをクライエントが感じてもらうように。
 ●体を張って、クライエントの気持ちを聞いて差し上げる。———–などなど。

彼らに練習させてもらったが、ロールプレイングの当日は緊張した。
自分がニュートラルであろうとすることに意識しすぎて、「共感する」ということが浅かったのではないか、と反省した。
クライエント役の方からは、ボトルの意味の説明が難しくてよくわからなかったと言われた。(今後の自分の中の課題としてとても大きなものだと感じた。もっとそれぞれのボトルの意味を自分のものとして噛み砕かないといけない。その部分に余裕が足りないのだ、と感じた。)
オブザーバーの方たちは、褒めてくださること(とっても嬉しかった!)と、これからの課題点(これを言ってもらうのを、あんなにも恐れていたのか、と不思議に思うほど、素直にありがたい意見だと思って聞いている自分がいた。)とを教えてくださった。
とてもとても密度の濃い、貴重な時間を過ごした気がした。
テキストとして配られたプリントの内容(はもちろんとても濃く、ハード面として勉強になることだった)以外の、お二人の講師がしてくださったお話の端々に、「ソフト面」での大切な心構えや課題を沢山聞くことができ、とても良かったと思い感謝している。


Ⅲ.全体を通して
全体を通して、の感想は、自分が広がっていくような気がしている。短い言葉で言うと、

 ●「基礎講座」で溜まっていた感情に向き合い、クリアにし、
 ●「プロ養成講座」では、自分の目的や意思に対してより能動的に生きることを学んだように思う。

そして、今はもっとセンタリングしたいと思う自分がいて、「マウントフジフラワーエッセンス基礎講座」も受講することにした。(マウントフジフラワーエッセンスの修了者の方は、とてもセンタリングしていて、なにか違う!ととても感じるので。)これも自分が広がったことの一つかなと、これからを楽しみにしている。
とても多くのことを学ぶことができてとても感謝しています。
ありがとうございました。


公開日:2019年2月6日 更新日:2021年10月19日