~「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」を終えて~
栗谷川恵子 様
【フラワーエッセンスとの出会い】
フラワーエッセンスと出会って、1年9ヶ月になります。不安ながらも、ここまで学んでこられた多くの皆様との新しい出会いと、自分に感謝しております。
フラワーエッセンスとの出会いは、2年前の5月初夏の頃に、数年振りに出会った看護学校教員時代の卒業生がくれた、1本の防御保護の為のフォミュラーエッセンスで始まりました。
その頃の私は、ただ生きていました。4歳の時に小児伝染病の咽喉ジフテリアで隔離入院し、生死をさ迷い、昏睡から目覚めたのを機に、膠原病での入退院の繰り返し。5回の手術、交通事故という薬漬け状態での生活と、仕事での限界から、99.999・・・%絶望と落胆の状態。その状態で、親よりも先に死んではいけない、と言う思いのみで、辛うじて生きていました。
アロマテラピーと、東洋医学での食養生と鍼灸治療を10数年続けて、なんとか薬を減らす事ができ、常にある不快感と違和感、各部位の痛みは、コントロール可能になってきていました。が、ここまでの人生での落胆と絶望、痛みへの恐怖感、そして、自分が選んだはずの看護と、その教育現場での20数年間の仕事に対する思いを、持て余していました。社会システムという歯車から数回足を踏み外しての、絶望感と落胆の日々になっておりました。
卒業生がくれたフラワーエッセンスを摂っていて、特別な感覚や変化の自覚は感じませんでした。また、ボトルが空になった時にも、フラワーエッセンスに対する明確な期待は持っておりませんでした。
でも、摂ることを忘れる事はありませんでした。これまでも病気の苦痛軽減の為の種々の方法を試みてきていたこともあり、死ぬこともできずに、何もしない状態で苦痛を抱えたままで生きるよりも、 “同じ生きるなら楽に生きたい” と言う思いのみで、2本目、3本目と続けていきました。
その内に、気分や身体感覚が、なにやら “楽” になってきて、奥深いところからの “何かしらの可能性” を、漠然と意識し始めました。
それは、その年の冬の初め頃でした。これまで意識したことのない、自分の人生の可能性への微かな芽生えを自覚したことが、バッチ博士のフラワーエッセンスの講座を学ぶきっかけとなりました。これまでの人生で、一番 “身体が楽” になった事実、いったい、これは、どう言う事なのか?不思議感と、好奇心と、不安が渦巻いている奥底の何か?何なのか知りたい!
【バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座受講から】
そんなきっかけで受講した、バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座。
初回の最初に誘導瞑想を経て、自分で選び手にしていた花の写真カードは、好きな黄色のロックローズでした。
「この出会いを待っていた写真の花からのメッセージを感じてみてください、何もなくてもよいです」と言われたものの、そんな馬鹿な!と言う思いを抱きつつ、祈る思いで、 “何かメッセージをください” と話しかけてみると、 “大丈夫、安心して・・・!” と、額と心で感じられました。
驚くと同時に、 “なるほど、バッチリ納得” のメッセージで、涙がジンワリ滲んできたものです。
何故か、これまで秘してきた自分の真の思いが通じて救われた思いで、暖かくなったのを覚えています。
その後、ペンジュラム等の使い方を学び、毎回ごとのカテゴリーから、今の自分に必要なものを選び、摂ってきたエッセンス。そのエッセンスからの気づきに、関心もし、納得もして、救われたり支えられたりしてきました。
この事が、特別に病的身体状態に焦点を当ててエッセンスを摂ったことも無いのに、体調の改善にもなっているようでした。
鍼灸治療を定期的にしなくてもよくなり、薬は全く飲まなくても良い状態になっています。薬を日常的に服用していたことが嘘のように、身体が楽で、得体の知れない種々の違和感も消失しています。身体とは、こんなにも軽いものだったのか!という感覚を実感できています。
【バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座受講から】
プロ養成講座では、カウンセリング理論と技法を学びました。
そして、実習のペアでのセッションで、その理論と技法を使って、お互いの現在のテーマを明確にしてエッセンスを選び、摂っていきました。
摂っていく中で感じていた事は、テーマに添って、早い時期に、確実に、日々の行動がサポートされていたと言う事。そして、自分と人生を、より深く意識するようになってきていたと言う事。また、カウンセリングのペア実習そのものからも、学びと気づきがありました。
最初は、カウンセリングをしてテーマを決めていくプロセス自体への抵抗感があり、何をどのように話せば良いのか?で躓きを覚え、自分自身に自信が持てずに信頼していない自分に気づき、ショックでした。そこで、この心理状態を何とかすることから始めようと決めました。
カウンセリング実習では、生活状況と心境を話して、テーマを “心身共に重苦しい状態の改善” にしました。
そこで選んでもらった、アグリモニー・オーク・ゴース・スクレランサス・ホリーのミックスエッセンスを摂ると、代謝が低下して全身が冷え冷えし、萎縮して硬くなっていた身体が、帰りの電車あたりからすぐにポカポカして、気分が軽くなりました。そして、その週には、対応に苦慮し、苦手にして延期していた課題に、スムーズに取りかかって対応する事が出来ていました。
次のテーマでは、この延期していた “課題の解決に向けて、適切な行動が取れる” ということに焦点を絞って、選びました。選ばれた、セラトー・クラブアップルのミックスエッセンスでは、さらに一歩進んだ課題への取り組みができるようになっていました。
そして、更に、 “現在、自分が本当にやりたい仕事ではない仕事を、生活の為にしていること” に焦点を当てて、選んでもらいました。
選ばれた、チェストナットバット・ウイロー・オリーブ・レッドチェストナットのミックスエッセンスで、前述の苦慮していた課題に対応しながら、 “これまでの人生で繰り返し遭遇してきた課題” 、過去に遭遇した同じような課題とその出来事から、学びとっていない事に気づけたように思います。これは、取り組みを避けてきた出来事で、自分の人生には無かったものとしてきた出来事でした。
また、テーマを意識的に決めてエッセンスを選んでいく事を、共同作業で繰り返す学びに対して、最初の否定的感情の自覚はシンドイ状態でした。が、自分のコンプレックスに対する自己意識過剰反応に気づくことで、ポジテイブな感情に変化してきたように感じます。
フラワーエッセンスを学び始めてからは、これまでの人間関係も大きく変化しています。これも、フラワーエッセンスを知る以前ほど気にならない状態で、去る事を静観しているといった感じです。
残り1回で講座は終わるのですが、病的な身体状態の改善と共に、自分の奥底での何かが、真の自分を知りはじめたような感じがします。
本質的な人生への欲求のような何かが、目覚めてきたばかりのように感じます。
そして、講座で学びながらフラワーエッセンスを摂れて、本当に良かったと実感しております。
また、身体的変化にしても精神心理的変化にしても、多々辛さがありましたので、シェアできる仲間との出会いは、励みにもなりました。
最後になりましたが、基礎講座の初日から感じた心地好い癒しの場・空間に、感謝致します。