「バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座・プロ養成講座」体験談

~「バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座」に参加して~

K 様

 バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座に通いはじめてから、約5ヶ月が経とうとしています。
その間、ずっとエッセンスに触れながら生活して来た訳ですが、沢山の気づきを頂きました。
一週間がとても早く過ぎ、一ヶ月が経つのもあっと言う間に感じています。それだけ充実した期間でした。
 
【バッチ博士のフラワーエッセンス基礎講座】
 基礎講座では、7つのカテゴリーを順番に、毎週自分に必要なエッセンスを自分で、又はペアを組んだ人同士で選び合うという形でした。
なので、気づいていたものも気づかずにいたものも含めて、主に自分自身の心の傾向を、選ばれたエッセンスから知る事が出来たという感じでした。
特に辛い初期反応(浄化反応)もなく、『今自分が養うべき質は何だろう?』等、成長する為に必要なことに気づかせて頂けたという歓びでいっぱいでした。
 
【バッチ博士のフラワーエッセンスプロ養成講座】
 プロ養成講座の一回目の講義では、コンサルテーションとカウンセリングの違い、カウンセリングの基本姿勢等、とても重要な事を学びました。
当たり前ですが、基礎講座から一気にレベルが上がっているので、とても緊張しつつ講義を聴いていました。
 そして、一番驚いたのは、ついさっき講義で聴いた事を、実技の時に早速やってみることになっていた事でした。
2人でペアを組み、順番にカウンセリングをして、相手の方のテーマに合ったエッセンスを39本の中から選んで行き、そのエッセンスについて説明するというとても高度なものです。
しかも時間があまり無かったので、ペアの方と、冷や汗をかきながらワークしました。
まず、7つのカテゴリー別にエッセンスを分けて行くことからして困難で、基礎講座との違いを思い知らされ、『これはプロ養成講座なのだ!』という自覚を、もっとしっかり持たないといけないと思った出来事でした。
 基礎講座では、自分のためのエッセンスをお互いに選び、その意味は自分で教科書を見ながら感じてみるという段階でした。
その段階から、プロ養成講座では、相手のお話をしっかり受け止め、心を込めてエッセンスを選び、更に択ばれたエッセンスの意味を相手に分かるように説明するという、まさにプロの域のワーク。
そのワークを、第一回目から実際に練習してみることで、自分の中の意識が大きく変わったと思います。

 また、基礎講座の時との決定的な違いを感じたのは、エッセンスを飲むことで受け取る気づきが、外側に起こる出来事として、とても早いスピードでもたらされることからでした。
ずっと前から自分の弱点だと思っていた事について(何かが起きた時の反応の仕方や考えた方のパターン・その時の行動等)、目をそらさずに見つめざるを得ない出来事が次から次へと起こり、毎週月曜日は何かと落ち込んでいた様に思います。
講義で心理学を学べば、自分自身の内側にある見ない様にして来た部分が浮かびあがって来て、『まずは自分を癒して行かないといけないのだ…』という想いに、押しつぶされそうになった事もありました。又、周りの人の言動や行動にひっかかり、イライラしたりキズついたりしていた時は、講義のシャドウ(影)の説明を聞いたことで、『これは私が自分の影を見つめる機会なんだ』と思えて楽になったりもしました。
この講座を受けている間中、学びながら同時に、自分自身を少しずつ癒して行く事が出来たと思います。

 そして、一番印象に残った事は、最後の最後になって、自分が抱えている最大のマイナス感情が浮かびあがって来たことでした。それは、 “必要以上に自分を責め、自分の価値を認めない” パインのマイナス状態です。
基礎講座の講義でパインの勉強をした時には、『自分にもこの傾向があるなぁ』と思ったものの、実際にリーディングすると選ばれませんでした。
ところが、プロ養成講座でロールプレイのセラピスト役をした時に、色々な点で、クライエント役の方の気持ちに沿うことが出来なかったという罪悪感を強く感じてしまい、それから数日間、自分を責めて責めて思いっきり落ち込みました。そして、『ああ、今私はパインのマイナス状態になっているんだなぁ』と思いました。
 ロールプレイは、あくまでも勉強・練習の場です。
失敗してはいけないのではないし、失敗を次回につなげれば良いだけのことであって、『反省することは大切でも必要以上に自分を責めることはないんだ』と頭ではよく分かっているのですが、心がそれについて来なくて、苦しくてたまりませんでした。それでも数日後には、自分の気持ちも整理されたように感じ、その苦しみを手放したつもりでいました。
 でも、翌週の講座の前に何人かで集まってロールプレイの練習をした時、クライエント役になると、前の週に感じた自分に対する自信の無さや罪悪感が、話しているうちにどんどん出て来てビックリしました。
手放したつもりでいたけれど、そうではなくて、ただ無理矢理心に蓋をして、その気持を押し込めてしまっただけだったんだということに気づかされたのです。
そして、選ばれたエッセンスは、やはりパインとハニーサックルでした。
 パインについては、ずーっと前から、この状態が心の底の方でくすぶっていたと自覚しています。
ただ、やはり準備が整った時に、この状態を癒すための出来事が起こり、心の底から”自分を許し、自分の価値を認めたい”と思う様になったので、やっとパインがリーディングされたのではないかと思います。
フラワーエッセンスの素晴らしいところは、本人の準備が出来た時に、はじめて自然な形で癒しがもたらされることだと思います。
多少辛いと感じる時があっても、心のどこかで冷静な自分がいて、「大丈夫、これは成長するための通過点だ…」と思えたのも、エッセンスのサポートがあったからだと感謝しています。
パインの状態を癒して行くことは、今の私の目の前にある大切な課題だと感じているので、これからもエッセンスのサポートを頂きながら、自分自身を見つめ、癒して行きたいと思っています。

 プロ養成講座では、38種類と緊急時用エッセンスの意味を覚えることにも、時間がかかりました。
でも、何より難しいと感じたのは、リーディングされたエッセンスの意味を、相手の方の立場になって説明する事でした。
覚えていく時に、対応しているマイナス感情を覚えて行ったからか、ポジティブな面よりもマイナスの面のことばかりが頭に入っていて、説明する時に、どうしてもマイナスの面が先に口から出てしまいます。
どういう感情に対応しているのか(マイナスの面になりますよね)、ということを説明した上で、エッセンスから得られるサポートをお伝えするという方法もありだとは思うのですが、同じ事を伝えるのにも、言葉の使い方によって受け手の気持ちが全然違います。
やはり、プラスの方から言ってもらった方が受け入れやすいのだという事を、改めて学習する機会になりました。これは、今後の私の課題だと思っています。
 『相手の立場に立ったセッションをすること…』、この事を私なりに考えてみたのですが、それは、自分が空っぽになり、相手を受け入れるスペースをしっかり確保した上でセッションに臨み、ただ自分はフラワーエッセンスとクライエントをつなぐパイプ役に徹することに尽きるのではないか、と思いました。
ロールプレイでセラピスト役をした時は、この一番大切な心構えをすっかり脇に置きっぱなしにしてしまい、セッションを進めて行くことでいっぱいいっぱいになっていました。
だから、クライエント役の方の気持ちに気づくことが出来ずに、後で自分自身も罪悪感にさいなまれたのだと思います。
この講座で学ばせて頂いた事をこれからじっくりと復習し、しっかりかみ締めて、自分のものとして吸収して行きたいと思っています。

 最後になりましたが、講師のパビットラさん・サンバドさん、素晴らしい内容の講座をありがとうございました。そして、沢山の学び・気づきをシェアし合うことが出来た同期生の皆様にも、心から感謝しています。ありがとうございました。


公開日:2019年2月7日 更新日:2021年10月19日