鈴木あけ美 様
●「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」の技法を使った練習・・・対面セッション・・・クライエントTさんのケース
◎クライエントTさんのテーマ
「(頭を指し)ここが良くなりたいです」と笑っていました。
自分のことは控えめ、はっきりと口にはしません。
◎リーディングとヒーリング内容
リーディングしたボトルは以下の順番と部位に7本。
・左足(膝~太もも)・・・ツリガネニンジン ≪祈り≫
・第1チャクラ・・・セイタカアワダチソウ ≪パワーと連結≫
・右のてのひら・・・ウワミズザクラ ≪軽さと広がり≫
・左のてのひら・・・シャクナゲ(ピンク) ≪この世の楽園≫
・第3チャクラ・・・ハハコグサ ≪Tさんの愛≫
・第4チャクラ・・・アカツメクサ ≪安定≫
・第5チャクラ・・・ミツバツツジ ≪ハートの翼≫
ご縁あって何度かTさんのセッションをしていますが、繰り返しツリガネニンジンが出てきます。
今回も一番始めに、左足で選ばれました。
Tさんのご家族が近所の奥さん(Tさんの友達)と不倫関係に。
表面化した後、相手のご主人の嫌がらせや裁判等、大変なことになっていました。
Tさんにしてみれば、近所の友人に家族を潰された恨みや、家族への失望感、案じる心・・・。
たくさんの思いが残ったままでしょう。
未だに睡眠中うなされて目覚める事があるようです。
ツリガネニンジンは、悲しみを手放せないTさんに深くかかわっているのだと感じました。
Tさんの心が過去の体験から自由になるよう、サポートしてくれるのではないでしょうか。
2本目のセイタカアワダチソウからは、Tさんが移転先で心機一転、のびのびと生きることをサポートしてくれるように感じました。
3本目は、Tさんの右手。
ウワミズザクラのボトルを握ってもらいました。
エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングをしている時、とても優しく温かいエネルギーをいっぱい感じました。
早春の陽だまりでおばあちゃんが静かに座っているような、優しくやわらかいエネルギー。
Tさんのエネルギーかもしれないし、マウントフジフラワーエッセンスがTさんを緩めてくれたようにも感じました。
4本目は左手。
両手にボトルで安定するように感じたのです。
シャクナゲ(ピンク)が選ばれました。
右手側と異なり、左手は、冬眠・停止・凍りついている・・・そんなエネルギーを感じました。
このボトルが、Tさんをありのままの喜びや、今ここでのくつろぎ、肯定感へとサポートしてくれるのではないでしょうか。
5本目は、第3チャクラにハハコグサ。
まさにTさんの愛だと感じながら、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングをしている時、「姉妹だった」と気づきがありました。
もし転生というものがあれば、Tさんと私は姉妹で、Tさんが妹だったかも。
そんな物語が浮かび、セラピスト側の私まで癒されました。
6本目にアカツメクサを選び、エネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でヒーリングをしていると、再び優しいエネルギーを感じました。
ウワミズザクラの時とは少し質の違うエネルギーです。
優しいけれど、お花の明るさがTさんのハートを元気づけているイメージでした。
Tさんの心の平安や、他者の刺激から保護するのをサポートしてくれるのでしょう。
7本目はミツバツツジ。
身動きの取れない状況から、高次の愛へTさんを導いてくれるように感じました。
また、後で分かった事があります。
Tさんのご家族へのセッションで、高い確率で、同じ場所に同じボトルなどが選ばれました。
家族は、これほどまでにエネルギーが似てくるものかと驚きました。
移転先には友達も少なく、家で静かに過ごすのを好むTさん。
家族はTさんが心許せる友であり、慰めなのだと強く感じました。
◎クライエントからのフィードバック
セッション後、とてもすっきりした顔になりました。
「こういうのもたまにはいいですね」と笑顔。
第3チャクラのハハコグサで、小さな鼾をかいて眠り、途中びっくりして目覚めていました。
「どうでした?」と尋ねると、
「肩がぎしぎししてたのが、軽くなった」と。
セッション後、ミックスボトルとオーラスプレーを続けています。
香りづけをしたオーラスプレーはとても気に入っているそうです。
現在、「体が楽になった。よく眠れている。」との事。
今後、オーラスプレーだけでも積極的に継続していく予定です。
●「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」の技法を使った練習・・・遠隔セッション・・・クライエントKさんのケース
◎クライエントKさんのテーマ
悩みは老眼が進んでいること。
また、やる気に大きな波がある。
◎リーディングとヒーリング内容
リーディングしたボトルは以下の順番と部位に7本。
・第2チャクラ・・・ネジキ ≪隔離≫
・左の肩~上腕部・・・キリ ≪絆≫
・第5チャクラ・・・イヌキクイモ ≪自分自身への権威≫
・第5チャクラ・・・タチツボスミレ ≪繊細さを受け入れる≫
・左の手のひら・・・サオトメカズラ ≪先祖、家系を癒す≫
・第6チャクラ・・・マツヤニ ≪豊かさ≫
・第7チャクラ・・・ミゾソバ(ホワイト) ≪瞑想の広がり≫
1本目のネジキは、すぐ決まりました。
平日は会社、他に週1回、お父様の世話。
職場と家庭で雑務が重なり、一人で息抜きできないKさんの日常生活が思い浮かびました。
また飼い猫が心配で、何年も旅行や外泊をしていないとの事。
このボトルは、Kさんの内側に寛ぎのスペースができるようサポートしてくれるのかもしれません。
2本目は、キリ。
体の左側がとても気になりました。
左側は男性性の質に通じるので、お父様の事でKさんのエネルギーが流れ過ぎているようにも感じました。
そうであれば、調和がとれるようサポートしてくれるのかもしれません。
3本目と4本目は、第5チャクラに2本。
イヌキクイモとタチツボスミレでした。
権威・権力、繊細さの背後にある強さというキーワードから、Kさんの職場環境を思い出しました。
とても癖のある女性管理職がいて、社員が数ヶ月で辞めていく状態との事。
常に理知的で繊細な気配りのできるKさんは、その女性管理職の唯一の話し相手であり、人の入れ替わりが激しい職場の和ませ役、サポート役を務めていました。
今もその役割を続けているKさん。
これらのボトルがサポートしてくれるように感じました。
またイヌキクイモは、翻訳で思考を使うKさんのエネルギーを上下に通し、頭と身体のバランスを整えてくれるのかもしれません。
5本目は、左手にサオトメカズラ。
ここでも左側が気になりました。
お父様か、既に亡くなったご身内の事なのか。
あるいは職場。
女性管理職と相性が悪くて退職する社員は、いつもKさんの左側の席にいたそうです。
何か古い滞ったエネルギーを解放してくれるかもしれません。
6本目のマツヤニは、大地の豊かさを与えてくれ、肉体と感情の調和にも役立ちます。
「第3の目」に選ばれたということは、老眼のサポートに関わってくれるかもしれません。
最後に選ばれたミゾソバ(ホワイト)も、日々の忙しさから、Kさんを内側の静けさへとサポートしてくれるのだと感じました。
また、翻訳業務で頭を使う事が多いため、気分転換や寛ぎにも役立ちそうです。
遠隔でのエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)でのヒーリング後、Kさんにミックスボトルとオーラスプレーをお渡し。
その際、使用方法や注意点、選ばれたボトルの説明や見立てを書いた紙、マウントフジフラワーエッセンスのカラーパンフレットも一緒にお渡ししました。
また、
『一見、テーマとは関係ないボトルが入っているように思われるかもしれませんが、テーマの背後にあるものを癒している可能性もあります』
と一言添えました。
◎クライエントからのフィードバック
Kさんからの使用経過と感想は、以下の通り。
この感想からも、誠実で生真面目なKさんの人柄が垣間見えました。
実は、やりたいやらねばと思っていた事が、いくつかこなせました。
ボトルを使用した事もですが、選ばれた説明によって気付きや心の落ち着きを与えられた事が大きいように感じます。
アロマオイルと比べると、香りや成分の拡散などの心配が無く、周囲に気兼ねせず使えるのは有難いです。
きちんとタイミングを決めて摂取していたら、もっと良い変化を見られたかなと反省もしています。
●「マウントフジフラワーエッセンスプロ養成集中講座」の技法を使った練習・・・対面&遠隔セッション・・・クライエントSのケース
◎クライエントSについて
セラピストの飼い猫。
現在、15歳前後と思われます。
もとは我が家の近所を徘徊する雄の野良猫。
とても気が荒く近寄れなかったため、餌やり等の世話は一切できませんでした。
2007年7月深夜、我が家の前で、この猫がバイクに轢かれたのを見つけます。
血まみれで座り込んでいたため、容易に捕獲できました。
すぐに動物病院へ搬送。
顎が割れており、すぐに手術され、入院。
神経障害や後遺症もなく順調に回復しましたが、獣医さんより「とても気が荒いので、あなたが飼うのは無理。完治したら外へ戻したほうがよい」と。
しかし、ものすごい恐怖と苦痛を経験した猫。
生きる保障のない外の世界へは放せません。
退院後、我が家で引き取る事を決意。
気が荒いと思われたのは、人間に対する恐怖心や飢餓のためだったとすぐ分かりました。
我が家で生活するようになると、とても遠慮がちで穏やかな猫に変化。
しかし我が家は、常に保護猫が4~5匹いる状態。
体の状態が悪い猫が優先で、「手のかからないS」はいつも後回しでした。
こうして10年以上「家庭内野良猫」状態を続け、現在に至ります。
過去、Sの他に4~5匹の保護猫が同居している状態でしたが、すべて天国へ。
昨年から、猫はSだけになりました。
◎クライエントのテーマ
過去の恐怖と苦痛が癒され、これからは家族にたっぷりと甘え、くつろぎ、残りの猫生を楽しむ。
◎リーディングとヒーリング内容
現在、少しだけならSに触われるものの、抱っこや長時間のセッションは困難であるため、対面と遠隔セッション、2つの要素を併せた技法を試みました。
Sお気に入りの場所(机の下)があり、机の上に遠隔で使う図、机の下ではSがくつろぐ状態を設定。
リーディングとエネルギーペネトレーションペンダント(EPP)のヒーリングを行いました。
リーディングしたボトルは以下の順番と部位に6本。
・第5チャクラ(背骨側)・・・ミツバツツジ ≪ハートの翼≫
・第1、第2チャクラの中間(背骨側)・・・ムシトリナデシコ ≪地上の愛≫
・第6チャクラ・・・シャクナゲ(ピンク) ≪この世の楽園≫
・第4チャクラ(ハート側)・・・セイタカアワダチソウ ≪パワーと連結≫
・尻尾・・・サオトメカズラ ≪先祖、家系を癒す≫
・第5チャクラ(喉)・・・エゾノコリンゴ ≪内面の浄化≫
ミツバツツジ、ムシトリナデシコが続けて選ばれました。
Sの存在そのままの愛を感じ、また、以前からSと目が合うたびに
「S(自分)のこと愛してる?」
そんな言葉が浮かぶのを思い出しました。
もう他の猫に遠慮しなくていい。
私たち人間との関係性も変わってくるのかもしれません。
3本目のシャクナゲ(ピンク)も、それを後押ししてくれるように感じました。
Sが自分を抑えることなく、大らかに生きるのをサポートしてくれるのでしょう。
ハートで選ばれたセイタカアワダチソウはSらしく、のびのびとパワーを広げていくイメージを感じました。
そして、とても気になった場所があります。
尻尾です。
尻尾で選ばれたボトルは、サオトメカズラ。
Sの尻尾には、過去の辛かったこと、悲しみが残っているように感じました。
最後に選ばれたのは、エゾノコリンゴ。
後述しますが、Sのためにどうしても使いたかったボトルです。
Sの内側で癒されずに残ったものをやさしく浄化してくれるように感じました。
私は気になる猫がいると、突然フラワーエッセンスの花の名前が浮かんできます。
Sについても以前から「エゾノコリンゴ」「ハハコグサ」の名前が浮かびました。
それで今回、この2本をミックスボトルに加えたいと思っていたのです。
リーディングのボトル数も調整する予定でした。
偶然、エゾノコリンゴが選ばれ、ハハコグサの事をすっかり忘れてしまいました。
セッションが終わった後、ハハコグサの事を思い出し、ハッとした瞬間、気づきがあったのです。
ハハコグサのエッセンスは必要ない。
家族のエネルギーが、そのエッセンスの代わりになるから、と。
飼い主とペットのエネルギーは、深いところで影響しあっているのかもしれません。
◎クライエトからのフィードバック
ヒーリング直後、Sが体をすり寄せてきました。
今までこんな事ありませんでした。
飲み水の器に、ミックスボトルから3滴たらして与え続けました。
とてもよく飲んでくれます。
オーラスプレーは直接噴射すると怖がるため、私の掌のオーラフィールドにスプレーし、Sのオーラフィールドを撫でたり、ボトルでSの体をコロコロ撫でていました。
特に尻尾の部分は、注意深く、やさしく触れるよう心がけました。
夜、ベッドで寝ているSの体にミックスボトルを寄り添わせる試みも。
その後、Sを見ていると、別の花の名前が浮かんでくるようになりました。
「ダンコウバイ ≪友愛と調和≫」と
「マルバアオダモ ≪防御の解除≫」。
次回のミックスボトルには、ぜひこの2つを入れたいと思います。
◎セッション後の不思議な出来事
今年の正月、オリーブの鉢植を買いました。
その後、2本の枝だけがものすごい勢いで成長しています。
一方、他の枝は買ったときのまま。
枯れることもなければ、枝を伸ばすことも、芽吹くもありません。
ところが、成長が止まったままの枝たちに初めて新芽が出てきたのです。
考えてみたところ・・・・・・
以前からオリーブの鉢植にSの飲み水の残りをかけていました。
成長が止まったままの枝たちが芽吹きだした時期と、Sの飲み水にフラワーエッセンスを入れた時期が一致する事に気づきました。
●終わりに
2015年1月、マウントフジフフラワーエッセンスと初めて出会い、2017年5月、講座での学びがスタート。
この期間は変容の連続でした。
サンバドさん、パビットラさん・・・大切な師と、一生もののお付き合いになりそうな講座、仲間というギフト。
また、関東地方にある2つの療養所との出会いは、マウントフジフラワーエッセンスと今迄のご縁からの、恵みの賜物です。
生涯通い続けたいと思います。
フラワーエッセンスセラピスト™として、天からのエネルギーや花のエネルギーの「通路」であることが求められます。
「神様が使いやすい器になる」、「精霊が降りてくる」というのと似ています。
大いなるものの愛とエネルギーが流れる自分でいられるよう、これからも自己研鑽を深めていきたいと思います。
■弊社注:
掲載にあたり、執筆者、クライエントモデルさんの了解を頂いておりますが、詳細なクライエント情報は削除させて頂きました。