「過去世回帰勉強会」体験談

~過去生回帰セミナーベーシック&アドバンスを受講して~

中川 実恵 様

ヒプノ(催眠)は全く体験したことがなかったので、ベーシックはとても楽しく感じた。

催眠状態に入ったときの体の感覚、体験していることによるその感覚の変化。見ていく内容が、実際に今自分が問題として考えてワークしていこうと思っているものと、不思議なほどにリンクしていて、不思議極まりなかった。

ベーシックでは、一言で言うと「リラックス~過去生を見る~ハイアーセルフとの会話:という一連の流れについてを実際に体験し学ぶ」ということや、「過去生の内容が実際の問題とリンクしたりして、潜在意識の深さを垣間見て楽しむ」という感じだったが、それ以上に、講師の雪乃さんのお話がとてもとても楽しく勉強になった。

ヒプノというひとつの方法を通して、潜在意識がどんなものでどんな手を使うのか、宇宙について、その真理について「私が知りたい」と切望していることを、いとも簡単に多くの角度から、わかりやすく説明してくれたように思う。(とても大切!!)と思うことばかりで、どんな小さなことでも洩らさず聞きたい!と思った。

アドバンスでは、ヒプノの応用の様な感じで、それぞれのカリキュラムを楽しんだ。

―「アドバンスは宿題を毎回出そうと思っています!」の言葉の通り、毎回宿題が出された。

チャクラヒーリングでは、(クラスの復習として)それぞれのチャクラを、「音」「色」「石」等でヒーリングしてきて、それを行った感想を一枚にまとめてくるというものが。
インナーチャイルドヒーリングでは、(次回クラスのための準備として)自分と向き合い問題によりフォーカスするために、内面と向き合って、書いてくるという宿題が。
副人格の時には、自分を右手、副人格を左手として両手で文字を書き会話してくる、そしてそれを行った感想を一枚にまとめてくる……などなど。

一度として、簡単に適当にできるものはなかった。

インナーチャイルドヒーリングの宿題の用紙を見た時は、嫌な感じがした。避けて通りたいと思う自分がいた。

「自分について好きなところ嫌いなところ、両親についてそれぞれとの関係について、又どう思っているか、子供の頃の出来事で心に引っ掛かっていること、その時の感情と影響を3つづつ」……etc

“提出するものでも、人にみせるものでもない宿題”ということだったが、それと向き合うのが嫌だった。恐かった。数日間、重い気持ちで着手できずにいた。が、クラスの友達に何気なく、「今度の宿題が重い・・」と言ったら、「インナーチャイルドを癒す良い機会だね。」と軽い返事をくれた。(私は、この言葉を言ってくれたことに、とても感謝している。)私は、腰を据えて向き合うことに決めた。宿題の用紙では書ききれないと思い、自分で他の用紙を作り、いくらでも書けるようにした。自分一人の時間を意識して作り出し、気合を入れて向き合った。A4の用紙6枚になった。書き終わると、なんともいえない気持ちになっていた。

実際のクラスで、私は、ペアの人の誘導に従って催眠状態に入り、インナーチャイルドのワークを行った。催眠状態に入り、「子供の頃の出来事で心に引っ掛かっている場面」へ移行し、その時の気持ちを感じ、今の大人の自分が、その場面の子供の自分と会話をする。…………その「場面」は、自分が「記憶していた事実」と「実際に起こっていたこと」が同じではない、ということを体感させてくれた。………とめどなく、涙が流れた。自分の予想外の出来事だった。明らかに、癒しが起きていた。涙を流している自分の感覚が、不思議だった。癒しを、心と体の全身の感覚として、体験している自分がいた。

雪乃さんが「準備(こころ)をしなければ、それなりのところへしか行き着けない」と言っていたのは、このことだったのだと思った。

私は、以前、インナーチャイルドヒーリングを「してもらおう」と、ヒーラーのところに通ったことがある。でも、まったくなにもおきなかった。かえって冷めてしまったほどだ。と同時に、私のインナーチャイルドはこんなことまでしても癒されない重傷なものなのだ、というある種の絶望感すら感じていた。

今思うと、自分できちんと向き合おうとする姿勢が、足りなかったのだと思う。タイミングではなかったのかもしれない。でも、私は、「お金を払えば癒してもらえる」と思っていたのだ。

今回のクラスで、私は、自分で自分の内面にきちんと向き合う、というとても大切な姿勢を学ばせてもらったと感謝している。なにものにも替えがたい、貴重なものだと思う。

副人格の宿題の右手と左手の会話の宿題では、自分の両手の会話に驚いた。

「右手でいつもの自分で会話を書き始め、違う色のペンを持ち、左手で副人格として文字を書く」。こんな宿題できるのだろうか、と思っていたが、やり始めてみたらとても面白かった。

自分の意識がコントロールしていないところで内容が進んでいく、という感じだった。

書いていることが、楽しい気がした。内側から、言葉がどんどん出てくるような感じだった。

文字通り、普段使わない部分の脳を使っているような、不思議な感覚だった。一枚の紙が、あっという間に終わった。

そしてそれは、自分がいままさに考えていた問題に、気づきを与えてくれる内容だった!!!

おもしろすぎた。

「こんな感覚初めて!!」という体験を、いくつもすることができた。
講義だけでなく、「実際に体験して学ぶ」ことができたことは、自分の宝物だと思う。

自分と向き合う姿勢、その大切さ。
ハイアーセルフとの会話:その存在と会話している時の自分の感覚。
催眠状態に入ることにより、潜在意識を活性化させ、日常に役立てる。
 (→実際に、日中にヴィジョンが動画で飛び出してきて驚いた!!)
右手と左手のワーク:普段使わない脳を刺激して活性化させる。
「ヒプノで見た世界」のとらえ方。
…………等など。

とても書ききれない内容を、学ぶことができた。
これからも、楽しんで使っていきたいと思っている。

このセミナーに参加できたことを、とても感謝しています。
どうもありがとうございました。


公開日:2019年2月13日 更新日:2024年7月19日