古い1年間の浄化と、新しい1年間の成長に―。
古いものを手放して、新しいものを向かえ祝いましょう。
終わりに向けて、始まりに向けて、たくさんのものが行き交う死と誕生の周辺で、
澱んだり動いたりしている変化の体験は、より際立ちます。
内側と外側で起きている変化の中で、その中心を覗いてみたなら。
時間と空間に寄り添うのではないところ、
あらゆるところに織り込まれ、浸透し、偏在してもいる、
決して変わる事のない、損なわれる事のない、
中心がある事に気づきます。
様々な動きや、色や、形やらの、制限ある遊びと、
中心の、無限の静けさやくつろぎと。
その両方を同時に体験する事が、私達には出来るのです。
この世界に居ながら。
パビットラ(中沢あつ子)