去年の夏の不完全燃焼で、思う存分動けなかったからでしょうか。
今年の夏は、火のエンジェルが大暴れでした。
猛暑の光や熱は勿論、原子力や稲妻も、彼等の破壊と創造の姿です。
昨年に引き続き、今年の夏もまた、異常気象という現象を通じて、自然界に浄化と調整がもたらされたのかもしれません。
さて、自然界の一部であるあなた自身はどうでしたか。
火のエンジェルは、あなたの激しい感情を揺れ動かしましたか。
激しいカタルシスは、私達に緩みとくつろぎを与え、じっくりと内面を見つめられる空っぽのスペースを作ってくれます。
喜怒哀楽の感情の解放を充分に味わった後は、そろそろ、内側を見つめる準備をしませんか。
秋のエンジェルと一緒に、豊かな内面を育てていきましょう。
実り多き秋になる事を願って……。
パビットラ(中沢あつ子)