―2011年から2012年へと、
古い年が去り、新しい年がやって来ます。
2011年の時と共に、生じ、変化し、去っていったもの。
2012年の時と共に、生じ、変化し、去っていくであろうもの。
二度と同じに繰り返される事のない、体験や現象の姿をとりながら、
時と世界は、
私の内で、起こり続けます。
今迄も、これからも、
生死の敷居を超える事を、重ねてさえ。
一度も、私が起こった事のないところ。
生まれた事も、死んだ事もないところ。
「それ」は、いつも包んでくれています。
私がいる時も、いない時も。
いつの時でも、どんな世界でも。
パビットラ(中沢あつ子)