季節のことば 2022年12月~2023年2月

正しいか、正しくないかの立ち位置には、
関わりと、活動があります。

関わりと活動を使い、
関わりと活動から退き、
関わりと活動を、超えて。

関わりの狭間、活動の狭間を
すり抜けた先の、
ただ在る事の休息が、我が家です。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2022年11月30日 更新日:2024年6月20日 | カテゴリー :

季節のことば 2021年12月~2022年2月

朝と夜。
上昇と下降。
右と左。

この世界の、ふたつの極の行き来。
その行き来のたびに、通る中心。

吸う息と吐く息との間にある、動かぬギャップのように。

行き来する動きを生きながら、
動かぬ中心を見守るなら。

動きは背後へと落ち着き、
中心は、主へと拡大します。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2021年9月2日 更新日:2022年11月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2020年1月~3月

宇宙にも、地上にも、個人の内にもある、
創造と破壊。

創造と破壊の力の綱引きがあるから、
私達に、救いや祈りが生じます。
智慧や、発見が生まれます。

創造と破壊の力の綱引きは、
宇宙的であれ、集合的であれ、個人的であれ、
2つでなくなろうとする、戯れです。

戯れの、向こう側・・・。
更なる向こう側も、向ける対象もなくなった向こう側には、
何がありますか。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2020年1月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2018年12月~2019年2月

天と地の間に、立って。

頭頂は、宇宙と向き合い、
足の裏は、地球に触れて。

天と地の真ん中には、ハートの息。

皮膚と世界との、境界を超えて、
渡し、受け取る息は、誰のもの?

どこまでも、広がっていく・・・
「それ」こそが、誰でもない、全ての私。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2018年12月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2017年10月~2018年1月

年と年の敷居をまたぎ、新しくなっていくように、
こころの制限の敷居を、軽やかに飛び超えましょう。

今、受け取ろう、と思うのも、
いつか受け取れる、と思うのも、
こうなってからなら受け取れる、と思うのも、
今もこの先も受け取れない、と思うのも、
どんな風に思うのも、こころは自由。

空を、自由に泳いで。
こころは、どんな思いの雲を掴み、手放すでしょうか。

来たことも、去ったこともない、大いなる空の内で。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2017年10月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2017年1月~3月

光と闇の両極の間に、
地上の虹色すべては、現れます

光と闇の両極が溶けたなら、
すべての色は、落とされます

色が落ちた、からっぽさの中にも、
すべての色は、存在していい

それぞれの色を生きる事への、
絶対的な祝福
あなたの内にも、あなたの外にも、
全ての、内と外にも

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2017年1月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2015年12月~2016年2月

それが、
季節であれ。
お天気であれ。
身体であれ。
思いであれ。

この世界のあらゆる現象は、
対極の行き来の狭間で生じています。

究極の拡大は、究極の縮小へと。
終わりは、始まりへと。

あらゆる次元での生と死は、
世界の内で、循環し続けます。

例えば、
最も闇に近い時は、これから光に近付いていく、という事。

そんな世界の動きの「全て」は、
本当は、あなたという存在の、
何もない中心から、生じています。

―新たな年の、新たな一巡の始まりへと。
あなたが創造する世界とは、どのようなものでしょうか。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2015年12月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2014年12月~2015年1月

時のエンジェルが、「いままで」を終らせ、
「これから」と出会わせてくれるのを、最も意識する、この時期。

「いままで」と、「これから」の、狭間の「いま」。

「いま」を「いままで」へと手放して、「いま」に「これから」を招き入れて。
感謝して。

中心へと手繰り寄せられる、全ての「いま」を見守ったなら、
ただ、ありのままだけが、輝いています。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2014年12月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2012年12月~2013年1月

動き、変化していくこの世界の中で、
私達は、自然界を節目にして、始まりや終わりを見立てました。

例えば、
1年の始まりと、1年の終わり。
1日の始まりと、1日の終わり。

物質世界では、始まりと終わりがあり、
究極の世界では、始まりも終わりもない、
そんな風に、私達は考えます。

でも、この物質世界にも、
始まりと終わりといったものは、本当はありません。

始まりと終わりは、
多くの人達によって信じられているものも、
 “私”の内的世界で感じているものも、
私達自身によって、作られたもの。

時という概念もまた、私達によって作られたもの。

この世界の、
一体どこが始まりで、
どこが終わりなのでしょうか。

光の力が弱い時ほど、
私達は、変化を超えた永遠を思い出し、
近付きたくなるのです。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2012年12月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :

季節のことば 2011年12月~2012年1月

―2011年から2012年へと、
古い年が去り、新しい年がやって来ます。

2011年の時と共に、生じ、変化し、去っていったもの。
2012年の時と共に、生じ、変化し、去っていくであろうもの。

二度と同じに繰り返される事のない、体験や現象の姿をとりながら、
時と世界は、
私の内で、起こり続けます。

今迄も、これからも、
生死の敷居を超える事を、重ねてさえ。

一度も、私が起こった事のないところ。
生まれた事も、死んだ事もないところ。
「それ」は、いつも包んでくれています。
私がいる時も、いない時も。
いつの時でも、どんな世界でも。

パビットラ(中沢あつ子)

公開日:2011年12月1日 更新日:2022年5月30日 | カテゴリー :